ドSとドMと召喚獣   作:迷単底

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皆様、お久しぶりでございます。

少し遅れた経緯についてですが、学校の方が少し忙しくて書く暇がなかったのです。
これからは大丈夫だと思いますね、多分

それではどうぞー


「テスト受けてるだけで何もしてないわけじゃないわ。本当よ?」 by 天子

 

明久side

「それではお前ら!Dクラス戦だ!覚悟はいいか!?」

 

『『『『おおーーっ!!』』』』

 

Dクラス戦開始の5分前、雄二は壇上に立ってクラスを鼓舞する。

 

「これは大事な初戦だ!負けんじゃねえぞ!」

 

『『『『おおーーっ!!』』』』

 

「各自の使命はわかってるだろ!よし行け!」

 

『『『『おっしゃあーっ!!』』』』

 

そう言ってみんなはクラスを飛び出していった。

ちなみに僕は中堅部隊の隊長なのでまだ出番ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

戦争開始から10分後

 

『すまん!前線が崩壊しかけている!救援を頼む!』

 

そう言って前線に配属されたクラスメイトの一人がそう言ってくる。

思ったより早いな……

何かあったのか?

 

「じゃあ行くかな?中堅部隊、ついてくるように。役目は前線部隊の回収と前線部隊と交代して前線にでるよ!」

 

『『『『おおーーっ!!』』』』

 

そう言って僕は中堅部隊とともに教室を飛び出す

 

 

 

 

 

そして前線では激闘が繰り広げられていた。

相手は13人か……

 

『よし、救援だ!』

 

『おし、これで助かる!』

 

結構こっちはピンチだな……

しょうがない、少し本気出すか

 

「吉井明久、行きます。試獣召喚(サモン)

 

『『『『試獣召喚(サモン)!』』』』

 

そう言って僕たちはそれぞれ召喚獣を召喚する。

僕の召喚獣は灰色の軍服に二丁のガンブレードを持っている。

 

英語

 

『2ーF 吉井明久 89点』

 

『Fクラスモブ×12 平均70点』

 

「さて、みんな突撃!前線部隊を回収しろ!」

 

『『『『了解っ!!』』』』

 

『増援がなんだ!』

 

『よしお前ら!こいつらごと返り討ちにしろ!』

 

そう言ってみんなが突撃するが案の定相手は迎撃しようとしてくる

 

「あまいんだよね……」

 

しかし僕はガンブレードで味方の後ろから銃撃を放つ。

 

『お、おい、吉井隊長!?』

 

『な!?俺たちこと撃つ気か!?』

 

『おい、Fクラスのやつら同士討ちするみたいだぞ!』

 

『たたみかけろ!』

 

「……何言ってんの?」

 

『『『『は?』』』』

 

『Dクラスモブ×4 DEAD』

 

『『『『はああああっ!?』』』』

 

しかし結果としてはDクラス生徒が四人戦死、僕たちは全くダメージを受けてない。

 

『ど、どういうことだよ!?』

 

『なんで俺たちのだけ……』

 

「簡単だよ。うちのクラスメイトの間から撃ち抜いただけだよ」

 

『なっ!?そんなこと可能なのか!?』

 

『嘘………だろ?』

 

Dクラスの前衛部隊はおののきながら後ずさる。

 

「さて、みんなはこの隙に前線部隊を回収して。僕は……」

 

そう言うと再び銃弾を放ち、また一人、相手を討ち取る。

 

「邪魔させないために、ここを通さないために、そして勝つために殲滅させてもらうよ?」

 

その言葉を告げると同時に、無数の銃弾が戦場を再び駆け巡った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お、おい!進めねえぞ!』

 

『くそっ、無理やりにでも突破しろ!』

 

『おしっ、じゃあ俺が……って戦死してる!?』

 

僕はただひたすら敵の足止めのために弾丸を放つ。

ただ突っ込んでくる相手には足止めのために、無理やり突っ込んでくる相手には戦死させるために

 

『隊長!前線部隊の回収終わりました!』

 

「ん、じゃあ僕は相手の足止めしてるからその間に倒すように伝えといて」

 

『了解です!!』

 

一応やろうと思えば全員倒せるけど、それではみんなの操作技術が向上しない。なので極力足止めに専念するつもりだ

 

 

 

「吉井いいいっ!!」

 

「うおっと!?」

 

試召戦争中、突然横から殴られそうになったので避けるとそこには島田さんがいた。

 

「し、島田さん!?どうしたの?前線部隊にいたんだからもう下がったはずじゃ……」

 

彼女は前線部隊に配属されていたのでもう回収されているはずだ。そうじゃなければ戦死して鉄人の補習のはずなんだけど……

 

「吉井!もっと早く助けに来なさいよ!ウチは危うく保健室で「お姉様あああっ!!」って来たあっ!?」

 

するとそこにドリルツインテールの女子が飛び込んでくる。

しかも島田さんのことを『お姉様』って?

 

「お姉様!そんな豚野郎と一緒におらずに今すぐ美春と保健室で先ほどの続きをしましょう!百合の花を咲かせましょう!!」

 

ヤバイ……こいつはヤバイ

だって目が人間のじゃないもん。完全に野獣のアレだもん

 

「あー、島田さん。頑張って」

 

「ふざけてないで助けなさいよ!!」

 

「人間所詮我が身が一番可愛いんだよ。後は頑張れ、君の犠牲は無駄にしないから」

 

そう言って再び前に向き直る。ふむ、結構相手も減ってきてるから増援が来るかもな……

 

「お姉様!さあ、美春と天国(ヘヴン)へと!!百合の花園へと!!」

 

「いやよ!ウチは普通に男が好きなの!」

 

「嘘です!お姉様は美春が好きなんです!」

 

「くっ!それなら……試獣召喚(サモン)ッ!」

 

「いいですわ!試獣召喚(サモン)です!」

 

そう言って二人が召喚獣を召喚する。

まあ召喚したなら助ける義務が発生するから助けてあげるか……

 

英語

 

『2ーD 清水美春 136点』

 

VS

 

『2ーF 島田美波 78点』

 

「さあ、行きますよお姉様!」

 

「くっ、来なさい美春!」

 

「はい、さよなら〜」

 

そう言って清水さんの召喚獣の眉間に銃弾を放つ。空気を読んでないかもしれないけどいいだろう。

 

『2ーD 清水美春 DEAD』

 

「「は?」」

 

うん、うまく一撃で倒せたみたいだ

よかったよかった。あ、相手の増援が……

 

「戦死者は補習ーーッ!!」

 

「え!?い、いつの間に!?」

 

そう言ってどこからともなく現れた鉄人に清水さんは連れ去られる。ああ、かわいそうに……

 

「吉井、助けるならもっと早く助けなさいよ!!」

 

「あー、あっちが召喚獣出してないと無理だったからね。手荒なまねはできないし、説得しても考え変えてくれそうにないし」

 

「ぐっ……」

 

「分かったなら下がるか手伝うかしてくれる?」

 

「お、覚えてなさいよ!」

 

そう言って島田さんは立ち去っていった。

今時あんなセリフ、三流の悪役でも言わないと思うんだけど……

そもそも何を覚えていろと?

 

「ま、いいか」

 

そう言って再び戦場を見渡し、銃弾を放った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう……これであらかた片付いたな」

 

そう言って戦場を見渡すと相手とこちらの戦力差は結構ある。このままいければ押し切れるけど追加の先生がきてフィールドを広げられたら厳しい。

なんとか先生を一人でも遠ざけられれば……

 

《船越先生、船越先生》

 

おっ、この声は須川君?

まさか先生を遠ざける放送を……?

 

《吉井明久君が体育館裏で待っています》

 

……………………は?

 

《なにやら生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです》

 

ちょっと待って!船越先生ってあの船越先生だよね!?

婚期を逃して単位を盾に生徒に交際を申し込んでる船越先生だよね!?

 

《至急、体育館裏までお越しください》

 

ピーンポーンパーンポーン

 

そして放送は打ち切られる。

こうなったら……

 

「須川ああああああああああああっっ!!」

 

この鬱憤、試召戦争にぶつけるだけだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

『うおっ!?なんだこいつ!?』

 

『やべえ!あいつ止めろおっ!』

 

『増援を呼べえっ!』

 

あの後僕はただひたすら敵を打ち抜き、切り裂いていった。もう何人戦死させたか覚えていない。

 

『すげえ!すげえよ!』

 

『さすが船越女史に告白しただけのことはあるぜ!』

 

『お前ら!吉井隊長の独身最後の舞台だ!しっかりと花道つくってやろうぜ!』

 

『『『『おおうっ!!』』』』

 

「違あああああああああうっ!!」

 

ちくしょう、もう味方ごと切り裂いていいよね?こんだけ倒したんだもん、それくらいいよね?

 

『ヤバいぞ!Fクラス本陣が奇襲された!』

 

しかし後ろからのその伝達に僕の思考は一瞬止まるも、すぐに頭と体が動き出す。

 

「みんな!僕はFクラスに戻って本陣を助けてくる!それまでみんな持ち堪えていて!」

 

そう言って僕はFクラスに戻っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ、これで終わりだね、Fクラス代表」

 

「はんっ!それはどうかな?」

 

ガラッ

 

「雄二、無事!?」

 

僕がFクラスのドアを開けるとそこにはFクラスの本隊とDクラスの本隊が相対していた。数も点数も相手の方が上、これは厳しいぞ……

 

「明久!来たのか!」

 

「へえ、君が。君はウチの前線部隊を壊滅させかけたって聞いてるからね。厄介だしここで……」

 

試獣召喚(サモン)ッ!」

 

しかしDクラスの代表の平賀君がいい終わらないうちに召喚獣を呼び出し、目的の相手へと銃口を向ける。

 

「なっ!?」

 

『くっ!早い!?』

 

『代表を守るぞ!!』

 

しかし僕は弾丸を放ち、それは相手の隙間を通って目的の相手の眉間にヒットし、一撃で戦死させる。

 

 

 

 

現代文

 

『2ーF 吉井明久 98点』

 

VS

 

『2ーF 須川亮 DEAD』

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『『『『「「……は?」」』』』』』』

 

そしてその場にいた僕以外の全員の声が響く。

 

「よし!須川君!これはさっきの放送の怨みだ!」

 

うん、これで完璧だ。後は鉄人の補習をたっぷりと受けて貰えば……

 

「えっと……吉井君?」

 

「あ、平賀君。気にしなくていいよ。あれは単に僕の私怨だから」

 

「そ、そう……」

 

まあ須川君程度の穴、僕一人でカバーできるしね。特に問題はないだろう

 

『ちょっ!?吉井!?さっきの放送は代表からの指示で……』

 

「おいコラ雄二いっ!今の話本当!?」

 

「そうだが?」

 

僕が須川君の言葉を聞いて思わず雄二に詰め寄るとあっけからんとそう言ってくる。

こいつ……

 

「雄二貴様!後で覚えとけよ!!試召戦争が終わったらぶん殴る!」

 

そう言って僕は銃口を今度はちゃんと相手に向け、放ち出す。

 

『え?ちょっ!?』

 

『やべえぞ!正確に頭に当ててくるぞ!』

 

『避けろ避けるんだ!』

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!」

 

ただひたすら乱射し、ときには相手を切り裂いて次々と戦死させていく。さすがに少しはダメージを受けたけどまだ戦える!

 

「よし!Dクラス代表、覚悟!!」

 

「ぐっ!?」

 

そう言ってガンブレードを振り下ろすも、ギリギリで受け止められてしまう。だけどこのまま戦えば遅かれ早かれ僕の勝ちだ!

 

「す、すいません、遅れました!姫路瑞希いきます!試獣召喚(サモン)ッ!!」

 

「「え?」」

 

しかしそこで姫路さんが表れて召喚獣を呼び出す。

やばい、姫路さんのこと完全に忘れてたっ!

 

「よし、よく来た姫路!今のうちに明久ごと相手代表を倒すんだ!」

 

「え、あ、はい!」

 

現代文

 

『2ーF 姫路瑞希 339点』

 

VS

 

『2ーF 吉井明久 64点』

 

『2ーD 平賀源二 129点』

 

そして振り払われた姫路さんの召喚獣の大剣は僕と平賀君の召喚獣を真っ二つにして、一撃で戦死させた。

 

『そこまで!勝者Fクラス!』

 

そして先生の勝者宣言がされ

 

「え……?え?」

 

平賀君は未だ状況を飲み込めず

 

「ぎゃあああああああああっっ!!体が引き裂かれるように痛いいっ!!」

 

僕はフィードバックで悶え苦しみ、意識がだんだんと薄れていった……

 

 

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