ドSとドMと召喚獣   作:迷単底

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「「「「ぎゃああああっ!!」」」」 by Fクラス

明久side

 

「はっ!?ここは!?今どこ!?」

 

「あ、やっと起きたのね」

 

「天子……」

 

どうやらあのフィードバッグのダメージが大きすぎて気絶してしまったらしく、保健室で寝ていたようだ。

近くの椅子には天子が座って雑誌を読んでいる。

 

「あんたフィードバッグで気絶しちゃってたのよ?ここまで運ぶのに苦労したんだからね?」

 

「ははは……ごめんごめん」

 

そう言って僕は起き上がると頭を掻きながら謝る。

でも天子が一人でFクラスから保健室に運ぶってのは無理だと思うんだけど……

 

ガラッ

 

「ふう……いい運動になったわ」

 

そう言いながら保健室に幽香が入ってくる。そうか、幽香が手伝ってくれたのだろう。

 

「あ、幽香どうし…た……の?」

 

「あら起きたのね」

 

「う、うん……」

 

しかし幽香の姿を見て僕は固まってしまう。

なぜなら……

 

「あの……幽香さん?その……」

 

「ああこれ?気にしないで」

 

「いや気にするからね!?明らかにそれ返り血でしょ!?」

 

幽香は顔と手にたっぷりと血が付いてたのだ。それもかなりの量の

 

「それどうしたの!?また喧嘩!?」

 

「違うわよ。ちょっとあのふざけた放送した犯人たちへの制裁をしてきただけよ」

 

「だからってやり過ぎだからね!?」

 

その気持ちはありがたい。ありがたいんだけどさ……

 

「大丈夫よ。明日にはピンピンと復活してるわよ、きっと」

 

「なんでそう言いきれるのさ!!」

 

「ギャグ補正よ」

 

「ぐっ、ギャグ補正なら仕方ないか……?」

 

「いや、仕方なくないでしょ」

 

天子が呆れたようにツッコミを入れる。

だけどあの連中はゴキブリみたいにしぶといからね……

 

「そう言えばFクラスの設備見てきたけど、あれは酷すぎじゃないの?」

 

「いや、最低クラスだししょうがないよ……」

 

「そうじゃないわよ。明らかに畳は腐ってたし、窓ガラスは割れてる……明らかに教育機関としては異常よ?」

 

確かに幽香の言うとおりだな……

天子も『それは気付かなかった』って顔してるし

 

「そう言えばそうね……」

 

「うーん……明日あたりに学園長に聞いてみるかな?」

 

昼休みか放課後あたりにでも行ってみようかな……

 

「あ、設備で思い出したけど戦後対談ってどうなったの?」

 

確かあのとき(僕ごと)Dクラス代表を倒してたんだからウチのクラスの勝ちのはずだ。

だけどあのお昼のミーティングの後、雄二は設備交換はしないって言ってたからな……

 

「あ、それならなんか『Bクラスの室外機を壊してくれれば設備交換は無しにする』って言ってたわよ」

 

「へえ……」

 

実際あの戦後対談にいたであろう天子が答えてくれる。

雄二はいったい何する気なんだ?

 

「あ、そういや今何時?」

 

「もう5時よ」

 

「げっ!?もうそんな時間!?」

 

やばいな……さすがにそろそろ帰らないと夕飯を作る時間がなくなる。

 

「そろそろ帰るんでしょ?ほら、鞄よ。ありがたく思いなさい」

 

「え、あ、うん。ありがと天子」

 

「あとこんな時間なんだし、ちゃんと送ってよね?」

 

「はいはい」

 

そう言って天子から鞄を受け取り、幽香に軽く返事をすると僕たちは揃って家路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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