口下手提督と艦娘の日常   作:@秋風

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第二十九話 運

 待ちに待った軍管轄のプライベートビーチへの慰安旅行を翌日に控えた今日この日、出撃その他もろもろの通常任務を終えた全ての艦娘が鎮守府内のとある一室に集まっていた。

 旅行前の残務の最終処理のためか、提督の姿は部屋にはない。

 真っ白なテーブルクロスがかけられた五人掛けの丸テーブルが合わせて二十以上。それぞれのテーブルとセットの椅子全てが、ざわつく少女たちで埋め尽くされている。

 普段は滅多に使われない来賓へのおもてなし用の大広間は今、かつてない熱気で包まれていた。

 

「谷風さん、一号車の二十三番」

「かぁー惜しい! でも悪くはないね!」

 

 全員が座っている場所の前方、大きなスクリーンが映し出された壇上の上で、大淀が読み上げた番号に谷風が面白い反応を見せている。

 同時に周りは『危ねえ!』だの『いいなあ!』だのと実に楽しそうな歓声で沸きあがっており、部屋の雰囲気はさながら軽いお祭り状態だ。

 そんな彼女たちが、現在何をしているのかというと、

 

「提督と同じ一号車だからと言って、バス内ではあまり騒ぎすぎないようにお願いします」

「がってん! よっしゃあ! これで明日は勝つる!」

 

 旅行先へ行って帰ってくるために乗るバスの席順決めである。

 招待されるプライベートビーチはここから距離のある大本営周辺の海辺にあるため、送迎がつくのだ。時間にして二時間と少し。文字通り、大本営直々の特別待遇だ。

 が、当然百人を超える大所帯である我が鎮守府の全員が一台のバスに乗れる筈がなく、計三台のバスが手配されることになっている。

 二日前に提督がさらりと告げた事実に、初めは誰もがそうですか、とさして重要ではなさそうな反応しか示さなかった。

 しかし、とある駆逐艦の少女の幼い口から発せられた一言で事は一変した。

 たまたま近くにいた雪風の、本当に何気ないその一言で。

 

「じゃあ、しれえはどのバスに乗るんですか?」

 

 戦慄、そして沈黙。

 言葉がでなかったのではない。全員、大規模戦闘の最前線時ばりに頭をフル回転させていたのである。

 そうだ、これはチャンスじゃないか。バスといえば二人席、そして提督の隣には誰かが座る。それは二時間以上もの間、提督と合法的に密着できることを示している。

 更に、急な揺れで、

 

『大丈夫かね?』

『は、はい。あ……そこは』

『ふむ、念のため応急修理が必要みたいだな』

『あ……そこはまさぐっちゃ駄目……ああん』

 

 的なオプションまで可能とくればそれはもう楽園と言っても過言ではない。

 個々人に差はあれど、概ねそんな感じのお花畑的思考がもれなく全員の脳内を駆け巡った。

 とどのつまり雪風の言葉は、その場にいた全員の妄想を最大限に掻き立てたのだ。どのくらいかというと、英国かぶれと一航戦の頼りづらい方、栄光のビックセブンと宇宙戦艦が同時に鼻を押さえて上を向く程度には。

 

「私は一号車の一番前でいい。隣は誰かが座ってくれると嬉しいが……まあそんな物好きもいないだろう。席順は君たちで好きに決めなさい。私の隣は空席でいいから」

 

 もし元帥がこの場にいたら、無言でチョップをかましていたであろう言葉を残して提督はその場を去っていった。

 提督は気付いていない。『嬉しい』という自分の言葉が彼女たちの理性を吹き飛ばしたことを。

 艦娘たちは感動していた。提督がわずかながらでも自分たちの誰かの存在を求めてくれたことを。

 その後の展開はまあ察しの通り、話し合いでは解決する気配が微塵も感じられなかったため、公平にくじ引きでということになり、今に至る。

 

「比叡さん、二号車の十八番」

「ひ、ひえ~」

 

 壇上ではなおもモニターに表示されたバスの座席が、読み上げられた番号と共に次々と埋まっていっている。

 一人が引くたびに、安堵と悲鳴の声。そんな歓声の輪の中、部屋の片隅に陰鬱たる気配を漂わせるテーブルが一つ。

 その中心で、装甲空母の艦娘である少女――大鳳は静かに自分の番を待っていた。

 

「大鳳、大丈夫? 何か凄く思い詰めた顔してるけど」

「あ、いえ! 大丈夫です! 本当に全然」

「そう? なら良いけれど」

 

 モニターに注視しすぎていたのか、向かいに座る翔鶴に表情を指摘され、思わず上擦った反応になってしまう。

 それでいてなお、視線は壇上から外さない大鳳の瞳は期待と不安に揺れている。なんのことはない、彼女もまた提督の隣を狙う大勢の中の一人なのだ。

 

「そんなに気にする必要はないわよ、大鳳」

「……陸奥さん」

 

 ふいに右隣に座る陸奥が大鳳の肩に手を添える。

 戦艦、陸奥。かのビッグセブンの妹である彼女は提督への誘惑時を除けば非常に優秀な艦娘だ。提督の性格を熟知した上で、身体と口を巧みに使い、繰り広げられる誘惑の数々はとても大鳳では真似できそうにない。

 そんな彼女の瞳のハイライトは現在、失われている。

 陸奥はそのまま、テーブルに座るメンバーである山城、扶桑、翔鶴、大鳳を順に見やり、悟ったように呟いた。

 

「くじ引きで、私たちが提督の隣になることなんて絶対にないから」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

 

 重すぎる空気に誰もが無言となる中、追い打ちをかけるように陸奥が一枚の紙をテーブルに置く。

 そこに書かれた無慈悲の数字に何人かが思わず顔を逸らしている。

 

『三号車、四八番』

 

 悪魔の数字だ、と大鳳は思った。

 提督の隣である一号車の二番とはまるで真逆。くじ引きの開幕投手だった陸奥は全員が見守る中、いきなりこれを引き当てたのだ。その心中を察するのはそうそう容易ではない。

 四人の憐みの視線を盛大に受けながら陸奥は、静かに机に突っ伏して泣いていた。

 相当悔しかったらしい。

 

「ああ陸奥さん、なんて痛々しい姿に」

「陸奥さん、扶桑姉さま、これで涙を拭いてください」

「でも、あの陸奥さんがこんなになるなんて」

「……大鳳さん、この気持ちは引いてしまった人物にしかわかりません。そういうものです」

 

 実は既に引き終わっている翔鶴が『三号車、四十番』と書かれた紙を手に、どこか遠い目を窓の外に向けていた。

 今更だが、この人員配置には何か悪意を感じてしまう大鳳だったが今更なので無理やり飲み込んだ。

 

「私だって少しは期待していたんですよ? 提督はこんな私でも信頼していると言って下さいますし、いくら運が悪いと言っても確率的な問題だから今回はもしかしてって。でもやっぱり駄目なんですね、これはもう私には提督の隣にいる資格はないということですかそうですかそれなら私はもう――」

「しょ、翔鶴さん! ほら次、瑞鶴さんの出番ですよ! 応援してあげましょう!」

「あら?」

 

 あまりのショックに暗黒面に堕ちてしまいそうな翔鶴だったが、妹の登場と共に瞳に光が戻る。

 翔鶴さんって意外と深く考え込むタイプなんですね、と心のノートにメモりながら壇上に登る瑞鶴へと視線を移す。

 前方に見える瑞鶴は右手と右足が同時に動いており、遠目からでもがちがちに緊張しているのが見て取れた。

 くじの箱の前で一度大きく深呼吸し、意を決したように瑞鶴は一気に一枚の紙を引き抜いた。それを受け取り、司会進行役である大淀が紙に書かれた文字を読み上げる。

 

「瑞鶴さん、一号車の五番」

「や……やったー!!」

 

 瑞鶴の歓喜の声に少し遅れて、部屋中が一気にどよめいた。

 無理もない、と大鳳は思った。一号車の五番と言えば提督の真後ろの席であり、もしバスの座席が回転式なら提督と向い合せで会話が可能な優秀なポジションだ。

 周囲の反応から察するに、この席を狙っていた艦娘も少なからずいたようで、みな肩を落としている。

 向かいでは翔鶴が『ああ、よかったわね瑞鶴』と満面の笑みで拍手を送っていた。

 

「おめでとうございます瑞鶴さん」

「ありがとうございます! ん~嬉しい! これが五航戦の力よ! 翔鶴姉! どこぞの一航戦の鉄面皮さんとは違うってところ見てくれた!?」

「流石に頭にきました」

「か、加賀さん抑えて抑えて!」

 

 真後ろからぶーんという艦載機発艦の音が聞こえてくる。が、とりあえず聞こえないことにした。

 あの一航戦と五航戦が絡んだときの解決法は専門業者に頼むこと。後は後方からの爆撃が頭に直撃しないことを祈るのみ、大鳳はそう結論づけて無言で赤城を応援した。頑張ってください赤城さん。

 

「あら? 大鳳さん何か落としましたよ……お守り?」

「え……あ!」

「なになに……開運招福のお守り?」

「あ、いや、その……それは」

 

 しまった! と思うも束の間、山城のニヤニヤした視線が突き刺さる。

 この状況で開運のお守りを所持しているところの意味合いはどう考えても一つしか思い浮かばない。

 大鳳は自分の体温が急上昇するのを感じ、あまりの恥ずかしさに耳まで真っ赤になっていることを自覚する。

 

「大人しそうな顔して、意外と独占欲強かったりしちゃいます?」

「そ、そんなことないです!」

 

 いけ今だ加賀さんの艦載機、山城さんの記憶を消してしまえ、と願ってみるも残念ながら効果はない。

 いっそのこと自分で発艦しようか、と思考が物騒な方向へと傾きかけたところで姉の扶桑が山城を諌めるように会話に入ってくる。

 

「駄目ですよ山城。あなただって不幸艦同盟の立派な一員、大鳳さんの気持ちも痛いほど理解できるでしょう」

「はっ!? すいません大鳳さん!」

「……いえ、別にいいですけど」

 

 それよりも不幸艦同盟ってなんですか、それ間違いなく私も入ってますよねと聞き返そうとするよりも前に、二人は椅子を引いて席を立った。

 どうやら彼女たちの番が回ってきたらしい。

 

「言いたいこと聞きたいこと、いろいろあるでしょう。それも全て、私が無事帰ってきたときに、ね」

「扶桑姉さま、この流れでなんてフラグを……」

 

 なぜか自信に満ちた表情の扶桑の後ろで山城が戦わずして敗北を悟っていた。

 少しずつ小さくなっていく二人の背を見ながら、大鳳はそれでも諦めない。

 不幸艦と噂される自分たちでも、今の自信溢れる扶桑ならばもしかしたら、と気のせいかもしれないが、確かにそう感じたのだ。

 

「扶桑さん、三号車の五十番」

「…………」

 

 本当に気のせいだったようだ。

 

「おい! 扶桑が無言で大破したぞ! 妖精さん担架を!」

「まってました」

「ひさびさのでばんです」

「扶桑お姉さま! しっかりして下さい! おのれ……この恨み私が晴らして見せます!」

「山城さん、三号車の四十九番」

「…………」

「くっ! 扶桑に続いて山城までっ! 誰か提督から高速修復剤の使用許可を! このままでは明日の出発時を二人ともドッグで迎えることになる!」

 

 そんな馬鹿な話があるか、と全員の呆れた視線に晒されながら扶桑と山城は担架でドッグへと運ばれていった。

 去り際に扶桑が『せ、戦略的撤退よ』と呟いていたが、誰がどう考えても完全敗北で異論はない。今頃、事情を聞いた提督が頭を抱えてしまっているかもしれない。

 大規模戦闘時でも滅多に出ない大破者がでたというのに、壇上の大淀は涼しい顔で次の人を呼び、くじ引きを再開させている。

 

「金剛さん、一号車の七番」

「オー! グレイト! 隣ではなかったケド、凄くイイ番号ネー! ムフフ、この機会に絶対テイトクのハートを射抜いてみせマース!」

「長門さん、二号車の二十八番」

「馬鹿な!? 私は栄光のビッグセブンだぞ!?」

「長門さん……文月の隣……イヤなのかなあ?」

「あーもう提督の隣と同じくらい最高の席を引いてしまったな! はっはっは!」

「時津風さん、三号車の十三番」

「んなバカな!」

「由良さん、一号車の二十四番」

「あら? ふふふ、それじゃあ提督に由良のいいところ、見せちゃおうかな?」

「三隈さん、二号車の四十一番」

「く、くまりんこ!」

「大和さん、三号車の一番」

「…………」

「この馬鹿姉! 無言でもう一枚引こうとするな! 諦めて壇上から早く降りろ!」

「武蔵さん、一号車の十四番」

「ほう……いや待て姉さん。そんなに震えながら主砲をこちらにいやいや待て待て待て!」

「白露さん、二号車の一番」

「いっちばーん! だけど全然嬉しくないよー!」

 

 壇上での大抽選会はまだまだ続く。

 

「響さん、一号車の三十二番」

「ハラショー」

「日向さん、二号車の四十六番」

「……まあ、そうなるな」

「イムヤさん、一号車の十番」

「やった! 司令官と同じバスでしかも近くなんて嬉しいな!」

「足柄さん、三号車の六番」

「んにゃ!? んにゃー!!」

「漣さん、二号車の二十二番」

「メ、メシマズ!」

「摩耶さん、一号車の十九番」

「よっしゃあ! って違う! 別に提督のことなんてあたしは……おい鳥海なんでビデオ回してんだよ!」

「黒潮さん、三号車の二十一番」

「あかーん! それはあかんて!」

「高雄さん、二号車の四十番」

「じ、自分に馬鹿め……と言って差し上げますわ! うう!」

「プリンツさん、一号車の十二番」

「Danke gut! わわっ! ビスマルク姉さま、なんでそんなに怖い顔してるんですか?」

「綾波さん、一号車の三十番」

「や~りま~した~!」

 

 どのくらい経過しただろうか。握りしめた両手にはじわりと汗が滲んでいる。

 既にスクリーンに映ったバス席の三分の二ほどは艦娘の名前で埋まっている。しかし提督の隣は依然、空白。

 綾波に次いで、パッとモニターに映された自分の名前に、大鳳が立ち上がる。

 

「大鳳さん、頑張って」

「はい。行ってきます」

 

 翔鶴に背中を押され、大鳳は歩き出す。

 壇上が近くなるにつれて、緊張が増しているのがわかる。心臓の鼓動を抑えることができない。

 

(ただのバスの席順を決めるだけで、こんなに緊張しているのは私だけよね)

 

 今の自分の姿に軽く自嘲しつつ、少しだけ恥ずかしい気持ちが込み上がる。

 それでも大鳳は願わずにはいられない。

 半年以上前に着任してからずっと描き続けた提督の隣が、空いているのだ。そこに辿り付くチャンスが少しでもあるならばなりふりなど構ってはいられない。

 運が悪く、今までこういったことで願ったものを一度も手に入れたことのない自分だ。引ける確率は万に一つもないかもしれない。

 

(でも、何もしないで諦めるのはもっと嫌だ)

 

 顔を上げた大鳳の目の前に壇上が迫る。動悸が激しい。息が苦しい。きっと駄目だ。でももしかしたら。せめて提督と同じ一号車を。

 制御できない思考の渦が汗となって頬を伝う。

 散漫となった意識の端でどこからか聞き覚えのある声を掛けられているような気がした。

 

「大鳳さん! これ落としましたよ!」

 

 いつの間に落としてしまったのだろう。

 差し出されるお守りと緊張のピークに相手を確認しないまま、礼だけを伝え壇上を駆けあがる。

 

 ――今のは誰だったのだろう?

 

「さあどうぞ、大鳳さん」

 

 目の前にくじの箱が差し出される。

 大鳳は今一度、お守りを強く握りしめたあと、静かに箱へと手を差し入れる。

 いつのまにか緊張は消え、不思議と迷うことはなかった。

 まるで誰かに促されるように一枚の紙を取り出し、大淀に手渡す。

 

 そこに書かれた数字に大淀が一瞬目を見張るが、すぐに変わらぬ声音で読み上げる。

 

「大鳳さん、一号車の二番」

 

 瞬間、驚愕と悲鳴の入り交じった絶叫のようなものが部屋中に響き渡った。

 

 

 

 大鳳は暫く、大淀の言葉の意味を理解できなかった。

 しかし、提督の隣に表示された自分の名前を見て、やっと自分が大当たりを引けたことを認識する。

 

「やった……やった……やった!」

 

 大鳳の歓喜の声に合わせて、部屋から拍手の音が響き出す。それはまぎれもなく大鳳を祝す号令で、見れば部屋中の仲間達が大鳳に惜しみない拍手を送っていた。

 一発勝負の公平な勝負の末、大鳳が勝ち取った結果だ。そこに悔しさはあるが、異論はない。

 なんだかんだいってここの少女たちは、勝ち取った仲間を祝うことのできる潔い心を持っているのだ。

 それも全て、提督と過ごした時間があってこそではあるが。

 

「なんだか夢のようだわ」

 

 壇上から降りた大鳳は未だ、浮付いた足取りで自分の席へと向かっていく。

 その途中で一人の駆逐艦の少女と目が合う。

 

 そこで大鳳は全てを理解した。理解した上でなお少女に近づき、大きく、それでいて陽気に微笑んでみせた。

 

「ありがとう雪風。お守りを拾って届けてくれたのはあなただったのね」

「はい! おめでとうございます大鳳さん!」

 

 お守りと共に、幸運のカケラを届けてもらった不幸艦である少女、大鳳。

 小さな善意から、幸運のカケラを届けた幸運艦筆頭である少女、雪風。

 

 二人の間を隔てる壁はない。

 あるのは、心からの祝福とそれに対する感謝の言葉だけ。

 

「明日が楽しみね、雪風」

「はい! 大鳳さんとも一緒に遊びたいです!」

 

 こうして、提督不在の中、艦娘たちの夏の前夜祭ともいえるイベントは幕を閉じた。

 ちなみに雪風はその後、しっかりと瑞鶴の隣を引き当てたのだが、それはまた別のお話

 




 水着回だと思った? 
 残念、ただの前日でした! 
 なんだか思ってたのより後半がしみじみしてしまった。もう少しはっちゃけた話になる予定だったのですが、まあいいか。

 扶桑と山城には後でちゃんと出番あげるから許して下さい。

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