【完】ACE COMBAT SW ‐The locus of Ribbon ‐   作:skyfish

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振り返り

エピローグ前に書いておこうかと思います。どうも皆さんSkyfishです。この度今二次小説作品を無事完結へと辿り着くことが出来ました。どうもありがとうございます。いやー実に長かった。初めは1年で書き終わすつもりだった(去年の11月)のにここまでかかってしまいました。

今作品を書いたキッカケ
当時ネットで見つけた二次小説。その中のエスコン二次作品が完結していないものが多かったため、「自分ならこうするかな」と考えていたら大体のストーリーが出来てしまい出そうかと思いました。

エスコン04の要素はすべて入れたいと考えていたため、予定になかったメビウス8ことISAF空軍最強の陸戦パイロットオメガ11と誕生日プレゼントがほしいスカイアイを登場させました。

そして、最終話。出したの数時間前ですが感想がイジェーヽ(0w0)ノークト! だけになってやがる件w。彼はこうでなくちゃいけない。そうだろ?


推奨BGM Blue Skies (Remix)






さて、ここまでといたしましょう。

『ACE COMBAT SW ‐The locus of Ribbon ‐』

これにて終了です。

ありがとうございました。



エピローグ

エピローグ

 

1944年10月

 

 あの作戦から1カ月たった。傷痕は深いものの復興が進んでいる。そして、ヨーロッパ大陸への上陸作戦も始まった。ガリア方面のネウロイの巣が消えたといってと今すぐ安全な土地になったわけではない。ガリアの難民たちが祖国の地に戻るにはもう少し時間がかかる。現在ガリア・カールスラント二国で上陸作戦が準備されている。ブリタニアもそれに参加したいのは山々だが、あの災害の被害が大きくまずは自国内の復興を先にする方針らしい。災害派遣という任務で今でもレオナード准将の部隊はブリタニア国内を忙しなく働いている。

 

 ポーツマス軍港には扶桑に戻る遣欧艦隊が出港を迎えていた。

 

「もうお別れね」

 

「ああ。長い間世話になった」

 

「いえ。それはこちらも同じよ美緒。あまり無理しちゃだめよ」

 

「少佐! 扶桑でもお元気でいてください」

 

「ペリーヌもガリア上陸作戦に参加した後故郷の復興に行くのだろう? 応援しているぞ」

 

「はい!」

 

「芳佳ちゃん。いろいろ終わったら扶桑に遊びに行くね」

 

「うん。まってからね!」

 

 坂本と宮藤は艦隊と共に扶桑に帰る。またいつ会えるか分からない。最後の話をしていた。

 

「バルクホルンさんたちはこのあとどうするんですか?」

 

「私とハルトマン、ミーナはペリーヌと同じ作戦に同行するさ。そのあとは祖国カールスラント奪還戦だ」

 

「でもその前に妹に会いに行くんだよね~」

 

「く、何故お前に言われると恥ずかしく感じるんだ……」

 

ミーナ、バクルホルン、ハルトマン、ペリーヌはガリア上陸作戦に参加後ペリーヌは故郷の復興、ミーナたちはカールスラント奪還戦線に移る。

 

「私等はアフリカに行こうかな。他にやることないし」

 

「シャーリーが行くなら私も行く!」

 

シャーリーとルッキーニはアフリカへ

 

「私は両親を探しに行こうと思う」

 

「うちとサーニャはスオムスにイクゾ」

 

エイラとサーニャはこのあとストライカーにのってスオムスへ

 

「私は復興を手伝ったらペリーヌさんのお手伝いに行くの。芳佳ちゃんは?」

 

「帰ったら医学の勉強するんだ」

 

「頑張ってね」

 

「うん!」

 

 リーネはブリタニア復興の後ペリーヌの手伝いに

 

 芳佳は帰国後もっと医学の勉強をすると誓う。

 

「そういえばこれ、返しそびれちゃったな」

 

 宮藤の髪にはあの青いリボンが結ばれている。今は大切な人の、思い出の一部として大切に使っている。

 

「そろそろ時間ね。私たちも行くわ」

 

「ああ。そういえばミーナはこのあとコンサートだったな。ラジオで聞けるか?」

 

「ええ。絶対に聞いてほしいわ。伝えたいことがあるの」

 

 

 

「それじゃあ。またどこかで会いましょう」

「元気にしててね!芳佳ちゃーん!」

「少佐ー! またいつかお会いしましょう!」

「宮藤風邪ひくなよ!」

「バイバーイ!」

「じゃあなー!」

「バイバーい芳佳ー!」

「さようなら。宮藤さん」

「またナー!」

 

「みんなー! 元気でねー!」

 

 皆の声に宮藤も精一杯の返事を返す。坂本も手を振って応える。修理を終えた赤城がポーツマス軍港を出港した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数十分後、ラジオから音声が聞こえてくる。ミーナ中佐の声だ。

 

≪その前に、皆さんに伝えておきたいことがあります。これはある人が残した言葉です。≫

 

 

 

 ペラペラと紙を開く音が聞こえると話を始めた

 

≪あの星の降る夜からどれくらいたっただろう。皆元気にしているだろうか?

 

 もうこの世界にいない私たちは知る術がない。もう君たちの顔を見ることは叶わない

 

 この先もっと苦しいときもあるだろう。つらい時もあるだろう

 

 そんなとき、ふと空を見上げてほしい

 

 空は君たちの心と同じように曇っているかもしれない

 

 だけど、その雲の向こうには

 

 決して変わることのない青い青い青空が広がっている

 

 世界が違くともこの青空は変わらない

 

 だから、今日も私は空を飛ぶ

 

 遠い空から君たちを見守ろう

 

 この広い青空には希望がある

 

青空はたくさんの希望をくれるのだから―――≫

 

 

 

もう分かる人には分かっただろう。このメッセージの贈り主が誰なのか。

 

 

 

≪そんな貴方たちにこの歌を贈ります――――『Blue Skies』≫

 

 

 

 音楽が流れる。それはピアノとドラムのみというシンプルな音楽だった。しかし、どこか、心を引き付けられる何かが感じられた。そして、ふと空を見上げる。

 

歌っているミーナも

 

それを聞いているバルクホルンやハルトマンも

 

書類作業に没頭していたレオナードも

 

スオムスへ飛んでいるエイラとサーニャも

 

船に乗り込むシャーリーとルッキーニも

 

ビショップ邸にいるリーネもペリーヌも空を見上げる

 

 

 

そして

 

 

空母赤城甲板にいる美緒と芳佳も空を見上げる。

 

輝く青空の下、数羽の海鳥たちが彼女たちを見送るように羽ばたいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20XX年9月19日 ユージア大陸 サンサルバシオン

 

 町の通りの一角に店を構える酒場『スカイキッド』のテーブルに1人の男性が座っていた。彼は今、手紙を書いている。その横には色あせた古い手紙と写真。

 

 

 

 

心地よく鼻をくすぐった ジェット燃料の 燃える匂いもかすれ果てた

 

『黄色中隊』の野戦滑走路も 今では ただの自動車道にすぎない

 

あの戦争が終わってから数年経ったある日 彼から手紙が届いた

 

手紙には私と妻へ宛てた言葉と 私たちと彼が映った写真が入っていた

 

届けたのは若いIASF空軍の青年と 綺麗な車椅子の女性だったと聞いている

 

 

私は今 手紙を書いています

 

あのむなしかった戦争の最後に あなたのような好敵手と巡り会えたのは-

 

彼には 望外の喜びだったに違いない

 

そんな彼だから 手紙を託したのかもしれない

 

せめてそう信じたいものだと

 

それを確かめる相手は 彼を墜としたあなたしか残らない

 

 

 

 

 

だから こうして あなたへの手紙を――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fin

 

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