俺の学園生活がおかしいのは大体妖精さんのせい 作:シュウファ
妖精には様々な言い伝え、伝承がある。
今でもノルド高原の遊牧民は精霊信仰を続けているらしいし、帝国各地にはそういったものに関連した古代遺跡があったりする。物語の中でも、ものつくりの好きな小人とか、いたずら好きな小人という形で出てくることがある。ただ共通して言えることが実際に見たという人は現在までに出会ったことはない。
なんでこんなこと話しているかというと、俺には見えているのである。・・・・・妖精さんが。
トールズ士官学院についた俺は上を見つつ疑問を浮かべる。
なーんでこんなとこにいるんですかね?
そんな俺の疑問をよそに妖精さんは俺の頭の上に乗ってぐっすり眠っている。・・・他の人には見えないからいいけど。
この妖精さんと出会ってから色々と俺の人生が変わってしまった・・・主に俺の常識をマッハでぶっ壊す形で。・・・いやね、こいつら色々とぶっ飛んでんのよ?実際体験してみればわかるって。
・・・そんな現実逃避は一回置いといて、今は考えなければならないことがある。
それは・・・・・・・・・入学式すっぽかした―!!!!!!
やべーよ、完璧な遅刻だよ入学初日から大目玉だよ黒歴史だよどーしろっつーんだよ!?
ちゃんと目覚ましセットしたのに電源切られてるし、わけわかんねー。電車の中では妖精さんのこととかで置いていたけど、ここに来たら焦りが出てくるし。
もう2話からキャラ崩壊とかどうでもいいやまじで、とりあえずばれないようにしないと。
まずは,講堂で「おーい。」入学式が終われば説明会が・・・ん誰か呼んだ?
振り向くと緑色の制服を着た生徒がいた、頭は白髪に白い布を巻いていた。
「やっと気づいたか。何でここにいるかって・・・聞くまでもないか。」
「・・・そうだな、まさかこんなところに仲間がいるとは思ってなかったよ。」
「ん?仲間?」
「あんたも入学式遅刻したんだろ?それでどうやって紛れ込もうか考えていた「いや違うからな!?俺は2年!先輩だ!」・・・ストレスで一瞬で白髪になったとかじゃなく?。」
「違うわ!?これは地毛だ!・・・まったく出会ってからいきなりツッコミ役するとはおもってなかったぜ。」
頭を掻きながらその人は言葉を続けた。
「俺はクロウ・アームブラスト。ま、頑張ってくれよ?後輩君?」
「・・・・・やっぱり名前の通りに苦労「同じネタでボケるな!」・・・からかうのはここまでにして。」
「おい。」
「それで一体何の用です?これから俺はどうやってばれない様に潜り込もうか考えることに忙しいですが?」
「・・・いや、それは無理だと思うぞ?」
なんか憐みの目でこっちを見てる?。
「それどういう意味「ようやく来たわね。」・・・へ?」
「入学式早々フィーが遅刻するだろうと思っていたけどまさか入学式をすっぽかす子がいたとはねー・・・おかげであのハゲに小言言われまくってストレス溜まりまくってたのよねー」
振り向くと女性教官らしき人物と俺と同じく赤い制服を着た生徒たちがいた・・・てことは。
「入学式もう終わってる?」
「・・・ああ、今さっき終わってこれからオリエンテーリングがあるらしい。」
「・・・・・・・・・・・あっちゃ~。」
頭を抱えた。大・失・敗だ。どうも俺は恥ずかしい第一印象を与えてしまったようだ。更には、
「・・・・・・ふふふ。」
この女性教官の怒りを受けねばならないようだ・・・はぁ~。