ハイスクールDxD 『Rewriter』   作:ただの暇神

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フェニックス編第1話、ちょっと長いです。分割すればよかったかな
今回はゼロ視点がかなりあります。というか全部でよかった気がしないでもない


戦闘校舎のフェニックス
俺、悩みます


俺、悩みます

 

ーゼロ sideー

「ゼロさん、そろそろヴァレリーさんを起こして来てもらえると助かります」

アーシアが朝食の用意を整えて俺に言う

朝の弱いヴァレリーは手が空いている俺が起こしに行くのが日課だった

「ヴァレリー起きろ〜、アーシアが飯作ってくれたぞ」

ヴァレリーの部屋のドアを開けて寝ている彼女のそばに行き身体をゆする

「ゼロ、おふぁよう。」

そう言いつつもそのまま寝そうになっている

「おい、折角の美人が台無しだぞ。学校では最近はリアスや朱乃と並び称されるほどなのに家で見てるととてもそうは思えん」

ヴァレリーはちょっと俺の言いように怒ったようだが無事目が覚めてくれたようだ

「ゼロはいつも意地悪なのね」

こいつはいつもぽけーっとしてて心配なんだよ.....

「ゼロさーん、ヴァレリーさん起きましたか?」

昔からアーシアは修道院生活だったからか朝は強かったから最初は新鮮だったな。今や日常の一部だけど

「おう、目は覚めてるみたいだし後は着替えてした降りるくらいだろ」

ここまで意識が覚醒していたらヴァレリーも寝直すこともあるまい

「じゃあゼロ、また後で」

「ああ、後でな」

ほんの数分の別れを告げて一階のリビングへと戻る

 

「「「いただきます」」」

俺たちは日本に合わせた挨拶をして飯にありつく

「アーシアまた腕を上げたな〜」

思ったままのことを言うとアーシアは照れながらも笑顔を浮かべる

「えへへ、本当ですか?最近は自分なりのアレンジとかもうまくいくようになって来て嬉しいです」

「私も料理しようかしら」

ヴァレリーがつぶやくがお前も十分上手だと思うぞ?ただ毎日やってるアーシアには負けてるけど

「なら今度の土曜日一緒にお料理しませんか」

楽しそうな二人を見つつこの状況を守るためにひとつ俺がやらなきゃいけないことを思い出す

 

この中で人間じゃないのはヴァレリー1人だ、ヴァレリーはハーフヴァンパイアで寿命は人間とは比較にならない

つまりはこのままだと俺たちはどうやってもヴァレリーを残していくことになる

まだ先の話だろと思うかもしれないが老化などの関係もある、今のうちに行動するのがベストなんだが

「「ゼロ(さん)?」」

自分の世界に入り過ぎていたみたいで2人に不思議がられたか

「ああ、悪いな。アーシアのご飯が上手くて感動してた」

とりあえずアーシアにもそのうち相談するが今はまだ何も考えずに過ごしたいもんだ

ーゼロside outー

 

「よう、イッセー」

ゼロがイッセーの教室を訪れる

「ぜ、ゼロ先輩!どうしたんすか?」

3年生のイケメンの来訪に教室がざわめく

「あーそんな重要な用でもないんだけどさアーシアのこと守ってやってて欲しいなと思ってさ」

にやりと笑いながらゼロは告げる

「??」

イッセーはイマイチ状況を飲み込めてない

「アーシアってヴァレリー程じゃないけどぽけーっとしてるし世俗に疎いからあっさり騙されそうでな.....」

イッセーもあーっと思わず口に出す

「ぜ、ゼロさん!それにイッセーさんも」

恥ずかしそうにアーシアはゼロを押し出してしまう

「お、おいアーシア!気をつけろよ」

捨て台詞?を残してゼロは去って行く

「おい、兵藤!貴様最近あのイケメンと一緒にいるせいかやけに女運よくないか!」

「俺たちにも少し分けろ!」

バカ3人組は今日も仲良しだ

 

 

そんなこんなでゼロの周りは平和そのもののまま数日が過ぎた

「それで?なんで今日はここに呼び出されたんだ」

ゼロ、アーシア、ヴァレリーはオカルト研究部所属になっているが参加は自由ということになっている。元から結構な頻度で訪れているが。

「実は今日はみんなに伝えたいことがあってね」

横にいた銀髪の悪魔がリアスに質問をする

「私がお話ししましょうか?」

その会話の最中部屋の魔法陣が輝き炎とともに1人の悪魔が現れた

 

ーゼロ sideー

魔王のクイーン、グレイフィア•ルキフグスか

つい昨日こっちの私用に付き合って貰って会ったばかりだ

アイコンタクトでお互い知らないことにしようと決め重要な話が始まろうという時に悪魔が1人増えやがった

「ふぅ、人間界は2年ぶりだな」

よりによってこいつか、と俺はため息をつきそうになるのを堪える

「愛しのリアス。あいにきt」

なんだ俺の顔をみて固まるな

「ゼロ!?なんでお前がこんなところに」

おい、周りの目が痛いぞ。

「ライザーでいいのよね。ゼロと知り合いなのかしら」

リアスも戸惑っているらしい、まぁ仕方がないだろう。

「そのようですね。これはどうしたのでしょうか」

仕方がないから掻い摘んで話すか

「まぁ俺の客の1人だ。」

ほぼ派手な仕事をしてなかった頃の依頼で、俺が人間界で良さそうな女の子を見繕ってライザーに紹介し眷属にするって流れだったな。最近はライザー眷属が揃ったからやってないけど

あればれてたら俺は家族会議で怒られていただろうな

「ん?まさかお前が少し前に言っていた婚約者って」

メールに書かれていた内容を思い出す

「あ、ああ。というわけで愛しのリアス、会いに来たぜ」

間に茶番を挟んだせいもあってどうにも空気がな

そこからは式がどうとかライザーが言っていたがこいつ軽いからなぁ、態度が

「俺は部長の眷属悪魔、『兵士』の兵藤一誠だ!」

あーイッセーが怒っちまった、これは荒れるな、グレイフィアが宥めてる

「ま、まさかさっきゼロ先輩が言ってたのってこういうことか」

理解したようでイッセーは怒りも残っていたが驚愕のが大きいな

 

目の前でいちゃつくなライザー、相手凄い嫌がってるぞ

「イッセーさん?嬉しいことありましたか?」

アーシアはイッセーのにやけ顔を嬉しそうと表現していた。流石純真に育てて来ただけのことはある

「卑猥な妄想は禁止です」

小猫ちゃんに釘刺されてえらくがっかりしてるがリアスとなんかあったのか

「いい加減にしてちょうだい!私はあなたと結婚なんてしないわ!」

「いいだろ?リアス。俺だってそこのゼロみたいに家庭が欲しくなったんだよ。今時いないぞあんな堂々と2人を嫁にとっているやつ」

おい、俺が誤解されるからやめて欲しいんだが

「ゼロ、家族だって褒められてると思えば恥ずかしくないわ」

そういうヴァレリーの顔も赤い、アーシアなんて煙がでそうだ

「いいから話進めろよお二方」

そして俺を巻き込まないでくれ

「まぁともかく俺も身を固めるべきだと思ってな」

散々人に女紹介の依頼をして来たやつが何を言ってるんだろうか

俺はそもそも知り合いが少ないから仲良くなることから始めないといけなかったんだぞ。報酬が良くなかったら絶対受けてなかったな

 

しばらく言い争いを始めた2人、そこでグレイフィアが仲介案を出した。そういや俺も敬語使った方がいいのか

「お嬢様、『レーティングゲーム』で決着をつけるのはいかがでしょうか」

レーティングゲームか、名前は聞いたことあるけど俺は見たことがないな。リアスには悪いが観戦許可貰ってどんなものか見せてもらうか

「どこまで私の生き方を縛れば気が済むの?」

怒ってるなぁ、結局ゲームは受ける方向で話が進んでるけど

「リアス、一応聞いておくがゼロのやつは眷属じゃないよな?」

「ああ、違うな。俺もアーシアもヴァレリーも転生していない」

俺が先に答える

「ということは眷属はたったこれだけか。これじゃあ勝負にならないんじゃないか?」

ライザーはそういうと自身の眷属を呼び出す....気まずい

「あ!ゼロさんじゃない。元気にしてる?」

おい、頼むから俺の退路を断つのはやめてくれ

「ゼロさんお知り合いですか?」

「まぁ依頼関連でな」

嘘は付いてないから俺の良心は痛まない

 

「それよりリアス、君の下僕が俺をみて号泣してるのはどうにかならないのか」

ライザーうまく助けてくれたか、GJだ。ってイッセーマジ泣きしてるな

「あの子の夢はハーレムなの。」

それを聞いて見せびらかすな、アーシアとヴァレリーを抱き寄せてライザーとあいつの眷属を視界から外す

なんかすげぇ赤くなってるけどもしかして見えてるのか?

あー、イッセーマジで怒ってるじゃねーか、一瞬俺の方も睨んでたけど気のせいだよな。終わったから俺の方は2人を解放する、なんだか周りの目が生暖かい

「『赤龍帝の籠手』!」

ここで始める気かよ、しかもイッセーも焼き鳥とか言って煽ってるし

ライザーも安い挑発に乗るなよ....

「ゲームなんざ必要ねぇ!この場で全員俺がぶっ倒してやるよ」

全員って言ってるけど確か向こうの妹さんは戦闘要員じゃないんだっけか

 

俺は久々に転移魔法を使いその子レイヴェルを連れてきた

「あなたは.....。いつぞやは兄がお世話になりましたわ」

「まぁその話はいいさ、確かレイヴェルは戦わないんだよな。なら離れておいた方がいい」

レイヴェルは不思議そうな顔をする

「でもあの方は下級悪魔ですよね?最近なったばかりの」

確かにそうだ、だがあいつの今の技量なら

「女の子だから意識しちゃってうまく戦えねぇ!」

既に6人気絶させたイッセーが何かいっている、強化は6回か。余裕だろうな

「な!?ふざけやがって」

8人目が倒されたところでライザーが飛び出る

「すぐに冷静さを失うのは相変わらずか」

俺はそのライザーの首をつかんで止める

「イッセーも落ち着け、それじゃ『レーティングゲーム』じゃないから倒しても意味ないだろ」

俺が止めて落ち着いたこともありグレイフィアが話を始める

「では勝負の日程はいかがなさいますか」

まぁこれはすぐだと眷属達が回復できないライザーが不利だからな。

「10日後でどうかしら」

リアスが提案する、ギリギリだな回復が間に合うかどうかは。なかなかいい線をついたきた

「ちっ、それでいい。ただしこちらがもし眷属が回復しなかった場合は助っ人を呼ばせてもらう。それでいいか」

リアス頷いてるがいいのか?それにライザーが助っ人に呼べる程仲のいいやつなんていたか?

「次は覚えてろよリアス、そして兵士のクソガキ。おいレイヴェル、お前もなにぼーっとしているんだ。帰るぞ」

おい、俺には帰りは挨拶なしかよ

「ではゼロさんごきげんよう」

妹の方は挨拶してくれたようだしまぁ許してやる、俺偉そうだな

「あー、あとついでにゼロもまた後でな」

ん?また後?嫌な予感しかしないな

ピリリリリ、携帯にメールの着信がある

「まさかな」

 

依頼主:ライザーフェニックス

報酬:日本円で1500万

案件:どうやら先ほどやられたダメージの治癒にフェニックスの涙が効かないようでな。まるで力を直接打ち込まれているようでこのままでは10日後に間に合わない。お前ら3人に代理参加を要求する、それ以上の助っ人は頼まん

 

まぁ8人もやられたらな、しかも内訳が戦車2、ナイト2、クイーン1、兵士3。これじゃ勝負としてもなかなか成立しないだろう。しかもイッセーの初手の攻撃が不意打ち気味だったしな

「イッセーくん確実に強くなっているよ!」

本当にな、お陰で巻き込まれることになるとはな

「それにしても助っ人って。あんまりコネでふざけたところから連れてきたら無条件で婚約破棄してやるわ」

悪いな、俺のとこだわ依頼が来たの

「あーそのわりぃな」

一応言っとくべきだろうと思い言葉を紡ぐ

「どうしたんですか?ゼロ先輩」

思ったより俺ワクワクしてるな

メールを見せて宣言する

「今度はお前らと敵同士だな」

俺はニヤリと笑っていた




というわけでレーティングゲームで勝負ですね、ライザー眷属の残りは戦わないレイヴェル含めて7人です。ちょっとやり過ぎた気がするけどまぁいい勝負になると思うよ多分
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