数日前会った龍神はあの後も1度ゼロの家を訪れ気に入ったようだ
「我、留守番?」
今日も訪れていたのだが本日はレーティングゲームの日である
「流石にレーティングゲーム観戦くらいなら行けるか?」
最初は頑なにダメだと言っていたゼロだが見た目幼女の寂しそう(にみえる)視線に心を動かされ始めていた
「ゼロさん、きっと大丈夫ですよ」
「ふふ、ゼロったら心配症なんだから」
善意の塊アーシアや天然のヴァレリーは最初からオーフィス側である
結局オーフィスも同行することとなった
助っ人をするにあたりグレモリーから1人だけ、との話が来たのでアーシアとヴァレリーは不参加でオーフィスの面倒を見ながら観戦することとなった
「ん?なんだゼロ。いつの間に子持ちになったんだ」
ライザーからの発言をゼロは
「まぁ気にするな、そんなことよりも俺の禁手は今回なしで兵士としてでることになってる。あんまり無茶は言わないでくれよ」
とニヤッと笑いながら答える、どうやらライザーは知らないらしい
(グレイフィアにはバレるだろうなぁ、観戦くらいなら怒られないか)
ゼロはとある企てのためあまり悪魔を敵に回したくはないのである
「ゼロさんがんばってくださいね」
「ゼロ、応援してるわ」
「ゼロ、頑張る?」
そんな声を受けゼロとライザー、その眷属たちは共に会場へと転移された
ーイッセーsideー
今日はライザーと、そしてゼロ先輩との戦いか
俺たちも合宿でかなりパワーアップしたさ、俺なんて新技を二つも身につけたんだからな!
「相手が知り合いだからって気を抜かないこと!ゼロは強いわ」
部長が言う通りあの人は強い、多分1対1じゃまだ勝てないだろう
「祐斗と小猫と朱乃の3人でゼロを、イッセーは残っている僧侶と兵士の対応をお願い。私たちの方がまだ数は少ないから油断しないようにね」
俺たちは5人しかいないからな、よく考えたらゼロ先輩向こうの助っ人に行く必要なかったんじゃ
「いい?私の下僕たち、ライザーとゼロを倒していらっしゃい!」
まぁそんな細かいことは気にせずやりますか!
『ふはははは、まさか奴がこんなところに来ているとはな。』
ドライグが独り言言ってるぞ、大丈夫か
ーイッセーside outー
今回の戦場は駒王学園のレプリカで執り行われる。グレイフィアからルールの説明が終わりついにゲームがスタートした
「まずは拠点を体育館を占領してあそこから順次攻めて行きましょう」
グレモリー眷属は全員で移動を開始する
「うふふ、流石ですね読んでいましたか」
朱乃が既に中にいた人物へ声をかける
「ん?きたか。俺は作戦の要に置かれてるらしいからな、ただの人間にそんな役割任せんなよ....」
ゼロはやってきたグレモリー眷属に愚痴をこぼす
「『赤龍帝の籠手』!」
『Boost!』
イッセーは神器を展開する
「イッセー、さっきもいったでしょう。貴方の今回の任務はあくまで残っている敵兵の殲滅よ。」
リアスが忠告をする
「部長、恐らくですがここにいると思います。」
木場が言うと小猫が続けた
「はい、ここに残っている反応がライザーともう一人以外揃っています」
「ん?あれ、小猫ちゃん猫耳生やしたのか。猫又の力ってのは便利だな」
ゼロの言い方を見るに知っていたのだろう
「はい、力から逃げているだけではダメだとゼロ先輩から指摘されていたので」
「いや?俺は自分の話をしただけだぜ?まぁ合宿でなにかあったってとこか」
ニヤリと笑いながらゼロは小猫の発言にたいしての否定を述べる
「危ね、騎士なんだからもっと正々堂々としようぜ」
斬りかかってきた木場にゼロは言う
「ごめんなさい、けどゼロ先輩を倒すには3人がかりでも確実とは言い切れませんから」
ゼロは剣を抜き宣言する
「まぁいいや、さぁまとめてかかってきな」
ーアーシア sideー
私たちは今日はゼロさんが悪魔さんのゲームに参加するとのことで応援に来ています
「ゼロの禁手は禁止、大丈夫かしら」
いつもより少し不安そうな色を濃くしたヴァレリーさんが隣でつぶやきます
「ドライグいる??」
ドライグって誰なんでしょうか、後でゼロさんに聞いてみましょう
「ゼロ達はリアスたちにゲリラ作戦をされないように短期決戦狙いみたい。ふふっ」
ヴァレリーさんが笑いながらいいます
私たちの方には両方見えるので体育館でいきなり総力戦だとわかってしまいました
「いきなりぶつかり合い?」
オーフィスちゃんも展開の速さに驚いています
「あ、ゼロさんの相手は木場さん、朱乃さん、小猫さんですね」
3対1はゼロさんが普段から彼らとやる時の人数ですが修行なさっていたみたいですし大丈夫でしょうか
そう思っていたらさっそく戦闘が開始されました!
落ちてくる雷をよけながら小猫さんのパンチ、木場さんの斬撃を回避しつつ適度に攻撃も混ぜています
「ゼロ、いつものトレーニングよりきつそうね....」
ヴァレリーさんが今いったようにいつもほど余裕がなさそうです、やっぱり特訓の成果でしょうか
「魔剣作り過ぎだ!俺はこんなの一本だってのによ」
ゼロさんちょっと悔しそうです
「我、ゼロの神器気になる」
オーフィスさんも薄々感じているでしょう、ゼロさんは神器を自由に使えないことを
「今回は発動しないと思うわ〜」
私たちも完全に理解しているわけではありませんが、どうやら気持ちを糧に動いてるみたいです。それも膨大な量を使わないといけないみたいで
「私たちも滅多に発動してるところみられないんですよ」
ゼロさんはそれ以外に未来が見える能力もありますが、これも変質しているそうですが狙ってできるわけではないみたいですし
「今回の戦いにおいてはゼロはフェニックスに近いただの人間ね。頑張って」
それでもゼロさんならきっと
あっ、ゼロさんに剣が当たっちゃいました!大丈夫でしょうか
その隙をついて木場さんと小猫さんがゼロさんを抑え込みました
「自爆?」
オーフィスちゃんの言葉に驚きました、自爆ってまさか
一番この4人の中で傷ついているのは朱乃さんですがどうやら残っているほぼ全ての魔力を込めた雷を発生させました!
え!?体育館が壊れちゃいましたけど大丈夫でしょうか
ちょっと駆け足だったかなぁ、戦闘描写練習した方がいいかもしれない