それにしても戦闘描写ってもっと細かく書いた方がいいんですかね。
今回でフェニックス編完結です!
「思ったより目が覚めるのが早かったなイッセー」
ゼロは自身の後輩に現状を伝えにやってきた。
「ゼロ先輩っすか。今八つ当たりなのはわかってんすけどあんまり冷静に対処できなさそうです」
それを聞いてゼロは煽る。
「まぁその通りだな、当たられても困る。お前の力が足りなかっただけのことだからな」
イッセーから怒気がでたところでゼロは自身の転移魔法を使い、以前グレモリー眷属が特訓をした場所へとやってきた。
「ゼロ先輩、俺のむしゃくしゃの発散に手伝ってくれるのは嬉しいんですけど俺寝間着のままなんですが。」
ゼロはそれを聞いてもまぁ気にすんなよといいながら構えを取る
「行くぜドライグ!」
『ああ、そろそろ一発いいのをかましてやりたいな!』
イッセーは『赤龍帝の籠手』を出してゼロへと飛びかかった。
「あと1日、間に合わないか」
ゼロは独り呟く。
「どこで間違えたんだろうな、それともイッセーをうまく焚きつけるか」
どのみち今日でやるしかないと思考を巡らせる。
(イッセーは底なしの変態だ、つまりその方向に焚きつけてやれば上手く行くかもしれないな)
普段絶対考えないような方向にゼロは思考を持っていった
「魔王サーゼクス。この場に招待してくれたことは感謝する」
ゼロはルシファーの名を冠する魔王に例を述べる。
「君が来てくれたことは嬉しいよ。君のおかげで近いうちに和解が成立しそうなんだから」
ゼロはここ2年間ほど天使、悪魔、堕天使のトップと交渉をしていた、自身の目的のために。
「まぁ、とはいっても何に転生するかまだ考えてないけどな。」
そんな話をしていると、ちょっと遠くにいた別の魔王セラフォルーも話に加わった。
「え!ゼロちゃん転生するの!悪魔オススメだよ。私の眷属なんてどう?」
「うーん、彼はそもそも『神滅具』クラスを2つも持っているからね。『変異の駒』を使わないと転生できないんじゃないか」
「その辺りはアジュカに頼もうと思ってる」
ゼロは魔王4人の中なら比較的アジュカと連絡を取っており、ある駒を貰えることになっていた。
「そういえばゼロ、このあとの件は大丈夫かい?」
サーゼクスはゼロへと尋ねる、フェニックスvs赤龍帝の布石となることだ。真剣な顔をしていた
「ああ、イッセーのやつが来る前に話をつけとかないとな。それにしてもリアスも恨むなと事前に言ったのに睨んで来やがって」
派手な衣装に身を包むリアスとライザー、話も進んで行きサーゼクスから見世物としてゼロとの模擬戦が提案された。
「ああ、受けてやるさ。それに俺も試したいことがあったんだ」
ゼロの受け答えにより仕組まれた試合が始まった
一方その頃イッセーはドライグと修行の成果について話をしていた。
『あのな、相棒。いくらなんでも至り方が酷くないか!?』
ゼロのしたことはこの婚約を止めることができたらイッセーにリアスをモノにするチャンスが来るぞ?と囁くだけのこと、後は勝手に妄想が暴れただけだ。
「まぁそこはあんま責めないでくれよ...。アーシアとヴァレリー先輩からもアドバイス貰ったしやってやるさ」
「イッセー様、そろそろですよ」
グレイフィアがイッセーに言葉を伝えた。
「.....」
会場は静かに映し出される戦闘に目を向けていた。
「信じられん、人間が魔王と一騎打ちでこんなに戦えるとは」
今サーゼクスは滅びの魔力を含む異能の類を封じられていた。
「それが君の禁手『暴滅の冷笑』か、それは回復の神器じゃなかったかい」
サーゼクスは剣を使い、ゼロに攻撃をしかけながら尋ねた。
「ああ、他にアーシアしか持ってないからわからんが多分亜種だろうな。」
その攻撃を受け流しながら時間を稼ぐ。
そんな光景をみながらこの戦いが始まる前に言っていたことを会場の者たちは思い出す
「ライザーくんとリアスの試合は見事なものだった。ただ...助っ人が活躍しすぎていた気がしたものでね」
この言葉から話を繋げ、その助っ人の強さ次第ではエキシビションマッチを検討してみて欲しいということになった。
当然ライザーは焦っている。
(くそッゼロのやつめ、この俺をハメやがったな...。)
後で覚えとけよと心でゼロをサンドバッグにした
「部長!兵藤一誠、ただいまやってまいり.....ました」
会場の空気に勢い良くやってきたイッセーがかたまりかけるも仲間たちを見つけて復帰した。
「あれ?あれってゼロ先輩。もしかして最初から」
その光景を写していた画面にTIME UPと表示がでたと思うとゼロとサーゼクスが帰ってきた。
「いやぁ、そのうちよかったらもう一度挑戦してみないかい?」
「まぁ状況によっては...。じゃあ俺は用事も済んだことだし帰る」
一瞬イッセーと目があったゼロは口で「頑張れよ」と伝えて恐らく迎えに来たであろう人に連れられて消えて行った。
「エキシビションマッチとしかてまさかまたお前と戦うことになるとはな赤龍帝のガキ。」
「ああ、この勝負に我が主のリアス•グレモリー様の処女がかかってるって聞いたんでな!」
ライザーはん?と一瞬思ったがそんな間違ってないかと思い気に留めなかった。
『Count Down!』
既に展開していた籠手から音がしたがほとんどの人が気づかない。
「どのみちお前みたいな下級悪魔がこの俺に勝てると思ってるのか?」
ゼロに負けてから隠れて特訓をしているライザーからしたらこんな悪魔に成り立ての奴に負けるわけがないと思っていた。
「そこらへんは戦い始めてから味わってもらうぜ!」
イッセーが告げる、グレイフィアがその声の後から試合開始までのカウントダウンを開始した。
「5...4...3...2...1...始め!」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!』
ライザーが瞬殺してやろうと接近し始めた時、力の波動と共に籠手から鎧が展開される
「見せてやるぜ俺の禁手『赤龍帝の鎧』!」
「ピクニック、楽しい」
「ゼロさんは大丈夫でしょうか」
「そんなにそわそわしなくても平気よ、うふふ」
居残りしていたメンバーは穏やかな日常を過ごしていた。
そこに転移陣が展開される。
「オーフィス、こんなところになにをしに来ているんだ。行くぞ」
白い鎧に身を包まれた存在が現れる。
「我はアーシア達とピクニックをする」
「なに?」
オーフィスの回答に対するその声は驚きが含まれていた。
「あれ?もしかしてヴァーリさんじゃないですか?」
「あら?お久しぶりねヴァーリ」
その声を聞きオーフィスから視線を外し白い鎧を纏う人物は目線を向ける。
「何故お前たちが?オーフィスが素直に来てくれないのはゼロ•アルジェント絡みか」
白い鎧を消し、男はその姿を露わにして問いかけた。
「ゼロ、面白い。我一緒に行動する。」
これが次元の狭間にのみこだわっていた龍神のセリフである。
「計画に支障がでるか、最近やけに同盟提携の動きがはやいと思っていたがその辺りも今度聞いてみたいな」
一人でヴァーリは笑い別れを告げて去って行った。
「なんだったんでしょうか?」
「さぁ、どうかしたのかしら」
話を聞かされていない二人はしばらく呆然とした。
そして数日後
「おい、イッセーの家が豪邸になってるんだが」
ゼロはカーテンを開けて向かい側をみながらつぶやく。
「凄いですね!このお家も結構大きいですけど流石に地上6階も広さはないですからビックリしました」
アーシアも驚いている。
「なんだか眷属たちはあそこに住むみたいよ?昨日リアスから惚気と一緒にメールで書いてあったから」
ゼロは惚気?どういうことだ?と首を捻る。
「そろそろ我も部屋が欲しい」
そしてヴァーリが来てからはオーフィスはこの家に住みついていた。とりあえずその件に関してゼロは部屋を提供することとした。
「流石に転校生は無理があるから俺たちがいない間は留守番になるぞ?」
とゼロは学校が始まる時期に伝えたが構わないらしい、どうやら本人が思っている以上に懐かれていたようだ。
「まぁ俺たちは飯食ったしそろそろ出るから頼んだぜオーフィス」
見た目は幼子、力は無限な龍神様に家を守ってもらいつつ三人は家を出る。
「あ、朝から過激ですね」
アーシアの発言は目の前でベタベタしているリアスとイッセー、そしてその周りのグレモリー眷属女メンバーに向けられたものでゼロは呆れて言葉を発さない。
「うふふ、ゼロにも私がやってあげようかしら」
「いや、遠慮しとく」
ヴァレリーからの冗談をゼロがかわしその光景が目に入ったか向こうから近づいてくる。
「え!?ゼロ先輩の家ってここだったんですか!」
そういえば教えてなかったなと苦笑した。
「リアスと付き合うことにしたのか」
純粋な疑問をゼロはイッセーにぶつける。
「ぶ、部長は眷属を愛してるだけですよ」
恥ずかしがっているイッセーを見てゼロは嬉しく思った。
(この関係に名前をつけるならなんなんだろうな)
家族以外の関係を知らなかった彼の心にはその暖かさが心地よかった。
というわけで書き終わって見て思ったのはちょっと無理やりだなーと...w
多少のご都合には自身でも目をつむりますがせめてvsサーゼクスくらい細かく書いた方が良かったかもしれないze
次回は人物紹介予定ですのでなるべくサクッと更新したい
次の本編は第3章、停止教室とエクスカリバー
オリジナル気味な話だけど楽しみにしてくれると嬉しい