文章を書くのって難しい
結論だけ言うなら教会では会えなかったが会話は成功した
「私はアーシア・アルジェントといいます、アーシアと呼んでください」
「アーシアかいい名前だな、俺は〜そうだなゼロだ。ファミリーネームはない」
「ゼロさんですか、先程はありがとうございました」
「あー気にするな、俺はたまたま通りかかっただけだしな」
教会で施しを受けられなかった少年ゼロは自身の今日の食事を得るべく街にでていたのだがそこでアーシアを発見したのだ、おまけ付きで
「でもゼロさん強いんですね、さっきの方達格闘技をしていると言っていましたけど」
「まぁ俺は『神器』持ってるからだろうな」
アーシアが面倒な輩に絡まれているところを通行の邪魔だと指摘して喧嘩を売られたから買っただけというのが彼の実際の思考だがそれはわざわざ告げることもないだろう
ゼロは自分の望む会話の流れになり心で喜び、続ける
「アーシアも『神器』を持ってるって話をきいて話してみたいと思ってたんだ」
「私の話...ですか。私の『聖母の微笑』は人の傷を癒す神様から頂いた贈り物だと思っています」
そこから彼はアーシアの今まで歩んできた人生を教えてもらった
「ゼロさんは不思議な人ですね、まだ会ったばかりなのにこんなことまで話してしまいました」
アーシアは幼い笑顔を向けその純粋さにゼロは...
「細かいところは違えどアーシアも苦労してるんだな...」
彼もそれに影響され自身の人生を勝手に語り始めた
「俺は生まれてすぐ殺処分される予定だったらしく俺の最初の記憶は母らしき人物から生まれでて謎の超成長を起こして逃げることだった」
そのまま自身の人生を語り、満足して前に目を戻すとアーシアが真剣な表情をしていた
「ゼロさん...寂しくありませんか」
この言葉はゼロの心に深々と突き刺さり忘れていた感情を思い出させる
「家族なんていたことないからわからねーけどな」
「誰も家族がいなくてなんて言ってませんよ?」
にこりとしながらアーシアが告げるとゼロは顔を羞恥で赤に染め
「さっきの言葉...そっくりそのまま返してやる」
アーシアは勘違いしたようで
「私は教会の皆さんが家族みたいなものですから、ああ主よ」
「ああ、そっちじゃなくてそのなんだなんでも話してしまうってことだよ」
そう言ってゼロはその場を離れる、背後に慌てるアーシアの雰囲気を感じ
「まぁなんだ...またな」
と聞こえるように告げながら
ーアーシアsideー
さっきのゼロさんの言葉は本心では家族と呼べる存在を欲しているからでてしまったのでしょう
家族、私の記憶にも本当の意味での家族はいません
自分でも言ったように教会のみんなを家族のように思っています
でも時々本当の家族、と呼べる存在が欲しいと思ってしまいます。そして出会ったばかりのゼロさんにその可能性を感じてしまいました
「またな...かぁ」
次はいつ会えるだろうか、今から楽しみです
とりあえず早いうちにプロローグに当たる部分を終わらせようと頑張ってます
そのうちペース落ちるだろうなぁ...