それではどうぞ!
お引越し完了☆
阿修羅たちに問い詰められ、一日で着く所が二日掛かってしまった。
「はあ、やっと着いた」
着いたのは、小さな村の近くにある山の中部くらいにある寂れた神社。うん、長い!
鳥居に書いてあるはずの神社の名前は擦れて読めなくなっているが、最初の文字はかろうじて読めないことも無い。多分だが『博』と書かれているのだろう。
境内に入ると本殿が見え、その後ろに家のような物が建っている。家のような物のすぐ隣は井戸があるが底を覗いても水はなく、枯れ上がっている。
本殿も、家もぱっと見ただけでは分かり辛いが老朽化が進み、あちらこちらに小さな穴が開いている。風通しは最高だ。
障子は穴が開いていない所を探すほうが難しいほどだ。
ただ、使っている木材が良い物なのか柱はしっかりとしている。このぶんならまだまだ大丈夫そうだ。
ただ、障子紙や壁の板は張り替えないといけなさそうだ。
「これは、また、酷いですね」
「住めるだけマシなんじゃない?」
「ぬえさんは強いですね」
「まあ、彰人に拾われるまでは家なんて無かったからねー」
「そ、そうなんですか……ごめんなさい」
「大抵の妖怪はそんなものづづから謝る必要なんてないですよ。特にぬえに関しては」
「それはどういう意味かしら?淫乱仙人」
「な!?だ、誰が淫乱仙人ですか!」
「貴女以外にだれがいるの?」
「ムッキャー!!」
なんか、このやり取りも久しぶりな気がする。ここ一ヶ月の間は見ていなかったからな。
とは言え、ここで喧嘩されて作業が進まないで一夜を過ごすのも嫌だし止めに入るか。
「お前ら、喧嘩するのにはとやかく言わないが家の修理が終ってからにしてくれ。まだ、木材すら用意してないんだからな?また野宿は嫌だぞ」
「彰人さんが言うのでしたら……」
「しょうがないなー」
「じゃあ、華扇とぬえは後ろの山から何本か木を持ってきてくれ。妹紅はその後にやってきてもらうことが有るから俺と待機な。それじゃあ持ってきてくれ」
そう言うと華扇とぬえは睨みつけ合いながら仲良く(!?)山へと入っていった。
「それじゃあ、妹紅にして貰う事を説明しておこうか」
「はい!」
「多分華扇たちは木を二、三本ぐらい持ってくると思う。皮むきなんかは俺がするから、皮むきが済んだ丸太の乾燥を任せたい」
「どうして私なんですか?」
「妹紅にはそれが一番合っていると思ったからだな。前の修行で言わなかったか?」
最近分かったのだが、霊力や魔力は正確と同じようにまったく同じ物が存在しない事が分かった。
気づいたのは、妹紅の修行を手伝っていた時なのだ。俺が最初にした修行と同じ様に水を使った修行をさせていたのだが、どんどん妹紅が操っている水の量が少しづつ減っているのに気づいたのだ。
その水を触ってみると温かくお風呂と変わりない温度となっていた。水が減っていたのは水蒸気となっていたのだろう。
そこで、妹紅に霊力を出させてみると紅色をしていた。対して俺の霊力は青色。
今度は妹紅に蝋燭の炎を操らせてみた。最初は維持させるだけだったが徐々に火力を上げて行く。最終的に妹紅の身長を包み込むぐらいの大きさとなっていた。
対して、炎を操る以外の事の伸びはイマイチだ。
ついでに、この前買ったリボンは妹紅が炎を完全に操れるようになってから渡そうと思う。
霊力の他にも、妖力も同じ物が無い事が分かった。華扇は桃色で肉体強化に優れている。ぬえは青紫で相手を撹乱する幻影なんかを出すのに優れている。俺なら赤紫で特に優れた物も苦手な物も無い。この事から色と性質が違うことが分かった。
多分、魔力、神力も同じだろう。あくまで推測の範囲内だが。
「ああ!そういえば言ってましたね!」
「思い出したか。丸太を乾燥させることで木材の確保に加えて妹紅の修行も出来る。正に一石二鳥!」
「おおー!一石二鳥!」
「それで、頼めるか?」
「はい!もちろんです!頑張ります!」
元気の良い返事だ!そう言って頭を撫でる。
妹紅は眼を細めている。本当に猫みたいだ。
それから十分後くらいに華扇とぬえが丸太を持って帰ってきた。数は五本。予定より多いが問題は無いだろう。
華扇とぬえには休んでもらい、俺は位置に付き、丸太に手を伸ばす。
ヒュオン!という音が鳴った瞬間、丸太の皮が綺麗に剝げ無駄な根っこや枝も切り取られていた。
その工程を五回繰り返す。その場には五本の綺麗な丸太が出来上がっていた。後は乾燥させれば丈夫な木材が出来るだろう。
「じゃあ、後は頼んだぞ妹紅」
「はい!任せてください!」
妹紅の返事と共に乾燥作業は始まった。
一時間ほどしてくると丸太からパチパチと音がする。水分が飛んでいる証拠だ。
それから、また一時間ぐらいして一本目が終わった。
妹紅に声を掛ける。汗こそ出ているものの息は上がっていない。やはり、炎との相性が良いのだろう。
「お疲れ。少し休んでから二本目に入るか」
「はい!でも、この調子だと終わるのが遅くなってしまいますね……すいません」
「謝る必要はないからな?妹紅のペースで慣れて行けばいいんだ」
「でも……」
妹紅は納得のいかない様子。
「むしろ、俺としてはまたぶっ倒れられるほうが困るんだからな?休むのも修行のうちだぞ」
「むぅ……分かりました。確かにまた倒れてしまっては元も子も無いですもんね」
分かってくれたようだ。
「じゃあ、休もうか」
それから、十分ほど休みつつ丸太を乾燥させていった。乾燥させた丸太は曲がってしまっているので『変化』で真っ直ぐに伸ばす。
その後、俺が使いやすいように切り分ける。そして、切り分けた木材を華扇とぬえが家の壁と張り替えていく。
作業は夜まで続いた。
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「完成だぁー!!」
そう言ってガッツポーズを取る。
ただ、家の中は掃除は済ませているがまだ酷いままで、さらには今日寝るための布団も無い。
まあ、それでも雨風を防げるだけでもありがたいのだが。
今日は布団の変わりに狼でも召喚する事にしよう。あんまりこう言うのは慣れてないのだが、まあ良いだろう。
明日は村に生活用品を買いに行こう。それじゃあ、おやすみなさい。
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村まで降りて生活用品を買い終わり、団子屋で団子を頬張っていると店主から気になる話を聞いた。
なんでも、二つの国が一匹の狐に落とされたらしい。しかも、武力的にではなく人間に化け内側から落としたらしい。頭の良い妖怪もいたもんだ。
しかも、その狐は今も捕まってはいないらしく、逃げ続けているらしい。
まあ、そんなこんなで団子も食べ終わり家に帰宅する。
もちろん、皆の分の団子も買ってきている。
「ただいまー。お土産有るぞー」
真っ先に飛んできたのはぬえ。その目は爛々と光っている。
「お土産!?なになに!?」
「お団子。ほれ」
少し苦笑いを浮かべながらぬえに団子の包みを渡し、家へと入る。
居間には華扇と妹紅が笑顔で出迎えてくれた。
「「おかえりなさい」」
「ただいま。少しどいてくれな。今机とか出すから」
俺は何も無いところから買ってきていた机や座布団を出していく。召喚術の応用だ。
机や座布団、タンスに葛篭を設置する。それだけで見違えるほどに生活観が出た。
台所には器や桶などの台所用品を置いていく。そして少し大きめの箱を置き中に入れた物の『変化』を無くすように能力を発動して終わりだ。
「良し。これで大分様になったかな。ついでだしお茶入れていくか」
お湯を沸かしてお茶を入れていく。
お茶を入れ居間へと戻る。
そこで、ずっと考えていた事を華扇に聞いてみよう。
「なあ、華扇。さっきな団子屋の店主からこんな話を聞いたんだけど……」
~仙人(笑)説明中~
「でさ、この話の狐って……もしかしてアイツ?」
「……その可能性は高いでしょうね、あの時の時点で尾が八本ありましたから」
やっぱりか……あの懐っこかったアイツが二つの国を滅ぼしたってのはあんまり考えらない。なにかワケあってのことだろうか。
「えっと、話が見えないんだけど?」
「ああ、そういえばその日はまだぬえと妹紅はいないんだったけ?」
ぬえと妹紅はコクコクと頷いた。
「じゃあ少し昔話でもするか。そこまで昔ってワケでもないけど」
~本日二度目の説明中~
「と言うわけだ」
「へえー相当な大物と会ってたんだね二人とも。私も会ってみたかったかも」
「もふもふしそうですね」
「もふもふしてたぞ。少し手を伸ばしただけで擦り寄ってくるほどに懐っこい奴だったのに」
本当に不思議でならない。一体なにがあったのか。
「可能性としては二つあります。一つは人間に恨みを持つような事をされた」
「二つ目は?」
「二つ目は、人間を愛してしまったが、妖怪とバレテしまい迫害された」
「どっちも、ありえそうだから難しいな」
まあ、大体会えるかどうかも分からないからどうでもいいか。運よく会えたら助ける方面で。
さてさて、会える日が来るのかね。
ぬるくなってしまったお茶をズズッと一口飲んだ。
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神社に住み一年が過ぎた。
なんというか、この村の住人たちは優しいというか、危機感が薄い。
皆と何度も村に降りているのだが村の人たちは怖がるどころか笑顔で話しかけてくる。人間としてではなく妖怪と知っていてだ。村長にいたっては村の警備をして欲しいと俺たちに言ってきたほどだ。
まあ、こっちからは手を出すつもりもないし好都合なのだが。
村の警備については東西南北に『敵意の四獣』を置いておいた。妖怪だろうが人間だろうが俺が許した存在と村の人たちは攻撃しないように設定をしている。
東を守護する青き龍、西を守護する白き虎、南を守護する赤き鳥が、北を守護する黒き亀が。
中国の神話に出てくる四神をパックたものである。左から、青龍、白虎、朱雀、玄武である。
中級妖怪程度なら一撃で殺せるだろう。さすがに大妖怪になると分からないが。
『敵意の四獣』を設置してから、約三ヶ月の間に『敵意の四獣』が発動されたのは三回。一ヶ月に一回ペースだ。
この調子で平和な日々が続けばいいのだが。
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それから、十年後。あの狐が三つ目の国を滅ぼしたらしい。今回の被害は俺たちが前住んでいた都だった。
なんとも、十年ちょっとで三つの国を滅ぼすとは凄いな。
まあ、そんな事はどうでも良く今は散歩から帰ってきたところである。さすがに散歩で五十キロはやりすぎた感が……だが、目的の物は見つからなかった。
そして、村の『敵意の四獣』が発動している。一体何事かと発生源に向かう。発生源は西のようで、そこには、一匹の大きく尾を九本持つ狐とそれを殺そうとしている人間たちの姿、そして、人間達を蹴散らす白虎の姿が。
俺は白虎と人間たちの間に割ってはいる。
『助かった……のか?』
こりゃ酷い。この狐、相当な量の呪いと毒を受けてるな。血と呪いが混ざり合ってる。
『そ、そこの者。助けてくれて礼を言う。有難う。助かった。それとだが、貴殿の抱えている九尾を此方に引き渡してはくれまいか?』
くちゅ 傷口に少しだけ指を入れる。一瞬狐の体がビクッとなったが大丈夫そうだ。そして『み・ち』で血を操り呪いや毒を引き抜いていく。
狐の息が整っていき心なしか血色も良くなっている気がする。
『一体何をしている。何をしている!!その九尾は……』
「三つの国を滅ぼした……だろ?」
『知っていたら何故……!?』
「何故か、か。なんでだろうな?」
『そんな世迷言で』
「その世迷言で俺を、俺の家族を捕まえ殺そうとしたのは何処のどいつだ?まあ、お前らは直接な関係はないのかもしれないが」
陰陽師は何のことだと首をかしげた。
「まあ、知らないんならいい。見逃してやるからさっさと帰れ。あと、都の陰陽師共にこう言っといてくれ『九尾は鶴来彰人の家族だ。手を出したら生きていられると思うなよ』ってな」
一応手紙を書き手渡す。
『つるぎ……あき……と?』
陰陽師がいきなり土下座をし始め謝り始めた。
恐れられてるな俺。これなら大丈夫か?
『も、申し訳御座いません!まさか鶴来彰人様とは思いもよらず、無礼を働いたことをお許し下さい!』
なにコレ。超メンドくさい。
「分かったからさっさと帰れ。さっきの言伝を一番強い陰陽師に伝えといてくれ。もしくは、その手紙を渡しといてくれ」
『はい!』
陰陽師達は去っていった。
さて、運ぶか。
九尾を持ち上げ家へと連れて行く。
家に帰ると皆大慌てで治療の準備を始めた。それだけ酷い状況だったのだ。
「毒やらは取り除いたが、大丈夫そうか?」
「体力が……このままじゃ危険です」
「血を飲ませれば大丈夫そうか?」
「そうですね……多分、大丈夫だと思います」
それならと、手首を切り血を操り血液を湯飲み一杯分取り出す。
取り出した血液を狐の口に近づけ血を操り少しづつ口の中へと入れていく。
数秒後、九尾の負っていた傷がみるみるうりに直っていく。
「大分回復が早いね。アレだけの怪我に毒で弱っていたんだからもうちょっと掛かると思うんだけど」
「血に妖力を練りこんで体内に取り込みやすくしてみた。成功して何よりだ」
「彰人、それ成功したから良かったものの失敗してたら多分死んでたわよ。この九尾」
まじか!今度からはやらないようにしよう。
「とにかく、寝かしときましょう。私布団敷いてきますね」
「ああ、悪いな妹紅。助かる」
九尾の傷はすでに塞がり規則正しい呼吸を繰り返している。
これならもう大丈夫だろう。
「布団敷き終わりましたよー」
「分かった。よし、運ぶか」
九尾の体を持ち上げ布団へと寝かせる。
ただ、体が大きく布団からはみ出してしまった。こうやって見てみるとその大きさが良く分かる。
「デカイな」
「デカイですね」
「デカイ……」
「……布団全部出しますね」
布団を全部出しようやく体全部が収まった。
「それじゃあ、村長に話し通しておくから看病頼んだ」
村長に話し終わり家に帰っても九尾は起きてはいなかった。
結局その日は九尾が目覚めることは無かった。
~side out~
~side 九尾~
私が目が覚めるとそこは知らない家の中だった。
私は人間達に追われていたはず……それで追い詰められて……
「確か白い獣が……っ!だめだ、思い出せない。」
誰かが治療してくれたのか傷口は塞がれ、布団まで敷かれていた。妖力の量も元に戻っているどころかいつもより多い気がする。それだけ長い期間寝ていたのだろうか?
兎に角私を助けてくれた……のだろう。相手を探すことにしよう。
歩き回って分かった事は、此処が寂れた神社だということ。寂れているとはいえ妖怪。しかも大妖怪に位置する九尾の私を連れてきてもよいものなのだろうか?
そして、あいにく私を助けてくれた方は留守のようだった。
どうする……逃げるが吉か。それとも、ここに留まっておく方が吉なのか。
ただ、この場所の匂いは……何となくだが好きだ。
私はこの場所に留まり助けてくれた相手を待った。
『ただいま~』
漸く帰ってきたようだ。出迎えに行くか。
「お帰り」
~side out~
~side 彰人~
仕事が早くに済んだのでうちに来た帰宅した。この時間ならまだ誰も帰ってきてはいないだろう。
「ただいま~」
うん。やっぱり誰も居なかったか狐の奴起きてるかな?
靴を脱いでいると居間への扉が開いた。なんだ、いるんじゃないか。
『お帰り』
「ただいま。仕事が早く終ったから帰って来た?」
いけない。疑問形になってしまった。相手もキョトンとしてるじゃないか。
「じゃなくて!えっと、誰?」
「?ああ、そうか。この姿で会うのは初めてだったな。助けていただいた九尾だ」
「九尾?ああ!お前か!姿が人間だったから分からなかったわ。起きてるって事は助かったわけだ良かった良かった。俺は彰人だ、鶴来彰人」
「私は玉藻の前と呼ばれていた。彰人、助けてくれて有難う。彰人がいなかったら私は今頃殺されていただろう。本当に有難う……!」
玉藻の前は(めんどくさいから次から玉藻と呼ぼう)深々とお辞儀をした。
「助けたのは偶然だったんだが、まあ、どういたしまして」
あらため見ると、玉藻相当な美人さんだな。
金色の髪、金色の瞳。頭には二本の狐耳に、腰には艶やかで美しい九本の尾がある。
服装はゆったりとした長袖ロングスカートの服に青い前掛けのような服を被せている。ぬえと一緒でこの時代には似つかわしくない服装だ。まあ、韓国に近い県だったら分からないけど。
「まあ、立ち話もなんだし中に入ろう」
「……。それ、俺の台詞じゃね?」
「まあまあ、細かいことはいいじゃないか」
細かいことなのだろうか?まあ、いいか
テーブルを挟んで玉藻と対面する。
玉藻が俺に質問してきた。
「で?私はこれからどうすればいいのかな?」
「一応これからは追われることは少なくなると思う。この場所に留まってもらっても構わないし、この場所を離れたいんなら離れてもらっても構わない。後はお前が選べ」
「……私は、この場所にいたい。ここの匂いは、なぜだか知らないがとても落ち着けるんだ」
「そうか。分かった。村長にはすでに話して有るから村に降りても大丈夫だからな。後、いつまた陰陽師の奴らが襲ってくるか分からないからこのお守りを持っていてくれ。玉藻がピンチになったら式神が自動的に召喚されるようになってるから」
「……ちょ、ちょっとまってくれ。どれだけ準備周到なのかも気になるところだが、それよりも、私は」
「妖怪……だぞ……」
苦い顔をした玉藻から零れた言葉は震えていて、体を守るようにした腕も震えている。
そんな玉藻に近づき パチンッ
「イタッ!な、なにを」
「お前は馬鹿か。その妖怪を助けて治療したのは俺たちだぞ?私は妖怪とか言われても今更すぎるわ!」
「……なら、私は此処にいても……いい、のか?」
「当たり前だろうが」
「……ありが……とう!」
玉藻は目を擦り目の端から涙を零した。なんとか耐えようとしていたようだが、涙は次から次へと滝のように流れていた。
俺は玉藻の頭を抱き、玉藻が泣き止むのを待った。
御読みいただき有難うございます!!
と言うわけで新天地ですね。
一体何神社なんだ……
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
次回は来週の日曜日午後七時に投稿させていただきます。
ではまた次回~