どうしてこうなった……
では、どうぞ!!
居眠り門番と幼女
紅魔館を見つけるのは簡単だった。
まさしく紅の館。
……目に悪い……
そして、そんな目に悪い館の門の前にいるのだが……
「なんで門番寝てんの?」
真っ昼間……つまりはこの門番の勤務中であるハズだ。
「あ、でもここって吸血鬼の館だから……むしろ夜が勤務時間になるのか?」
まあ、そんな事はどうでもいい。俺は暴れられれば良いのだ。
聖や華扇のような近接メインだと尚良い。
ん?
「そう言えば俺って、あちらさんから見たら敵な訳で……わざわざ許可を取るような事はしなくてもいいのか?」
ふむ……そうだとしたら……
俺は、門ではなく外壁に近づき……
「はいドーン!!」
ドォオオオン!!
外壁の一角が、音をなして粉砕された。
どうせ、後で直すから喧嘩を売りに来たと言うことで、館の方にも少し飛ばせばよかったかも知れない。
そっちの方が容赦、手加減一切なしで楽しそうなのに……惜しいことをした……
「へ?え?え?何がどうなって?え?」
「おーやっとお目覚めか。ちょっと喧嘩を売りに来たぜ門番さん」
バァンッ!!
「良い蹴りだ」
「くッ!!」
一瞬で俺の懐に潜り込み、正確に俺の頭狙った蹴り。
「うん。門番がこれなら吸血鬼の方も期待できるな」
「行かせるとでも?」
「なら、さっさと払い除けてみろ」
ギリギリと足を握っている手に力を加える。
「そう言えば……俺部屋の場所知らねじゃねえか……よし。案内よろしく」
「嫌で、キャア!!ちょ!引き摺らないで!!」
「でも、こうしないと反撃してくるだろ?」
「当たり前でイタッ!!ちょ!本当!引き摺らないでぇえええ!!!」
・
「ここか?」
「…………」
「ここか?」
「…………」
「ここか?」
「…………」
「ここか?」
「違います」
「ここだな」
俺は、目の前の扉を開き中へと入る。
部屋の中は、まだ昼だと言うのに真っ暗だ。
「随分と暗いな……」
霊力で足元を照らしながら、歩を進める。
『貴方ね。さっきの音の正体は』
暗闇の中から声がする。
「あー。あんたがこの館の主の吸血鬼で良いのかな?」
カツンカツン と音をならし暗闇の中から現れたのは……
「ええ。私がこの館の主。レミリア・スカーレットよ」
まあ、確かに妖力の量は大妖怪クラスだが……
「えっと……」
「何か言いたげだな人間」
まあ、ツッコミたいですよ。
だって……『幼女』だもん。
え?なに?俺今からこんな子に手をあげないといけないの?
「声に出ているぞ……人間……!!」
「あー……もうこの際なんでも良いや」
そう言って、門番をレミリア・スカーレットに向けて投げる。
門番は空中で一回転して綺麗に着地した。
「居眠り門番と幼女まとめて掛かってきやがれ!!」
「誰が居眠り門番ですか!!」
「コロスッ!!」
こうして、よく意味が分からない戦闘が始まった。
お読みいただき有難うござました!!
書いてる時『なんだこれw』ってなってましたね。
もう良いや!!これで貫こう!!で、完成したこの話。
なんだこれ……
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
では、また次回~