いや~戦闘って難しいね~(白目)
では、どうぞ!!
『お兄さん。私と……遊ボ?』
「……誰?」
『私はフランドールだよ?』
いや……なに当然でしょ?みたいな感じで言ってるのこの子。
「そうか。俺は鶴来彰人って言うんだ。よろしくな?フランドール」
『うん。よろしくお兄さん』
返事はしてくれるのだが……いかんせんずっと薄ら笑いを浮かべているのだ。薄気味悪いと思ってもしょうがないだろう。
『ねえ……遊バないの?』
「少し待っててな?今大切な話をしてるんだ」
フランドールは一度コクンと頷いた。
うん。いい子じゃないか。
「それじゃあ話を再開させようk」
前後撤回
お仕置きが必要だな……
腹を貫く手を掴む……前に蝙蝠となって逃げられた。
「フラン!!止めなさい!!」
パチュリーがフランドールを叱る声が図書館に響く。
気持ちは嬉しいが……まあ、出てくるはずもない。
「フランドール?遊ぼうか?」
見た感じ精神は幼そうだった。
吸血鬼だろうから何とも言えないが。
まあ、これで出てくれば儲けものだ。
『本当!!?』
どこからともなくフランドールの声が聞こえてくる。
「ああ、本当だ。だかた姿を見せてくれないか?」
ズズッ そんな音が聞こえてきそうな闇の中からフランドールが出てくる。
「さあ、何をして遊ぼうか?」
『キュッとして……ドカーン!!』
体が吹き飛んだ。
この子には言葉が通じないのだろうか……
いや、さっきは言葉が通じてたな~
なんて、呑気に考える。
にしても……服は破れないんだな。
体の再生が終わったのを確認し、フランドールに向き直る。
「よし分かった……相手をしようじゃないか」
『アハハハハハ!!』
妖力で強化した爪を降り下ろす。
さっきの能力だけで戦う。と言うような真似はしないようだ。
その手首を掴み、腹に一発。
「ふっ!!」
『カハッ』
そう言えばパチュリーは……既に離れ防御魔法を自身にかけていた。
『アハハハ!!レーヴァテイン!!』
炎を纏ったグニャリと曲がった針の様なものを、横一閃。
力も強く、速度も速い。単純な身体能力なんかならもう一人の吸血鬼の方よりも圧倒的に上だろう。
ただ、戦いかたがお粗末すぎる。
一閃を跳んで回避し、霊力をブースターがわりに噴射しフランドールのすぐ近くに着地する。
手刀の形で突き出された左手の手首と二の腕を掴み、力任せに本来曲がる方向とは逆の方に曲げる。
ポキッ
曲げられた腕は真ん中から力なくぶら下がっている。
「どうする?まだやる?」
『ああアアァア!!』
右手に持つレーヴァテインを振り回し、俺から距離をとる。
そして、レーヴァテインを縦に降り下ろす。
もう少しどうにかならなかったのか……
なんて、呆れながら真っ正面から受け止める。
レーヴァテインを引っ張りフランドールを引き寄せる。
そして、もう一度腹に一発。
今度は霊力を纏わせた拳だ。
「おやすみ」
フランドールの体から力が抜ける。
その体を優しく受け止める。
「パチュリー。話を再開させようか?」
お読みいただき有難うございます!!
最後に関して……違う、そうじゃない。
いや、せめて部屋につれていくとかさ!!色々あるじゃん!?なんでこうなったの!?
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
最新作『弱いから誰かを守ってはいけないんですか?』
を連載中です!!よろしければそちらもよろしくお願いします。
では、また次回~