あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
以前から来ていた帰省後の話となります。
大体三話で終わるかな?
※ヤンデレ成分皆無のほのぼのになっております。
では、どうぞ!!
『『は?』』
「いや、えっと、その……俺の嫁さんと子供たち」
目の前の父さんと母さんはあんぐりと口を開き、突如として現れた俺たちに困惑していた。
まあ、当然か。
彼女か?なんて弄ってきたのに嫁と子供って……しかも子供が既に五歳……驚くなと言う方が無理な話だ。
『『……』』
「あの……なんか喋って下さい……もしくは表情を出してください……」
困惑した表情から一変してその顔に無を示す二人。
それに軽い恐怖を覚え、口調が可笑しくなってしまう。
『取り敢えず、家に上がりなさい』
声を出したのは父さんだった。
俺たちはその言葉に従い家の中へと上がる。
椅子へと腰を掛け、テーブルを挟んだは良いのだが……隣に座る霊夢はカチコチに固まり使えない。
子供たちは見たこともない道具に興味津々。そもそも子供に頼るなんて事はしないが……
『霊夢ちゃん……と、言ったか……』
「は、はい!そうです」
『軽と結婚したと言うのは本当なのかい?』
「えっと……本当です」
霊夢がそう言うと、父さんと母さんは対照的な行動を取った。
父さんは溜め息を吐き、母さんは両手を合わせ目をキラキラと輝かせていた。
『はぁー……軽……せめて結婚式に呼ぶ、は無理にしても、手紙を出すことぐらい出来たんじゃないのか?』
『まあまあまあ!!可愛い子じゃない!!いつの間にか孫が出来ていたのは驚きだけど……よくやったわ軽』
父さんに「ゴメン」と小さく答え、親指を立てよくやったと意思表示してくる母さんに苦笑いを浮かべる。
出会った切っ掛けが切っ掛けなのだ。察してほしい。教えれないけど。
『今日はお赤飯ね!!あ、でもお買い物にも行かないと!!』
『軽。今回も三時間しか居られないのか?』
「いや、今回は三日間はこっちに居られるよ」
「御母様」
『そんな堅苦しく呼ばないで、母さんか、お母さんって呼びなさい』
「えっと……お母さん。私も手伝います」
『……本当によくやったわ軽』
「あ、お母さん……僕も……付いていっていい?」
「良いわよ軽保」
「霊華はどうする?買い物行く?」
「うーん……いいや。父さんと一緒いる。軽保が代わりに楽しんできて」
『そうか。だったら親子水入らず。酒でも交わすか』
「毎度毎度墓参りとかで潰れてるからね……分かった」
『そう言えば霊夢ちゃんのご両親に挨拶をしたいんだが、御両親は来ていないのか?』
「それなんだけどさ……ちょっと訳ありで……」
「軽。お母さんと買い物行ってくるわね」
「気を付けてな。軽保もいい子にするんだぞ?」
「分かった」
「行ってらしゃい」
軽く手を振って母さん、霊夢、軽保の三人を見送る。
家に残ったのは俺と、父さん、霊華の三人だ。
『それじゃあ、こっちはこっちで簡単に準備をしておくか』
「「おー!!」」
お読みいただき有難うございます!!
霊華ちゃんは人見知り。
軽保くんは積極的。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
服装は皆現代の服です。
脇巫女じゃないです。
では、また次回~