あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
多分、後20話いかないくらいで終わるかな?
では、どうぞ!!
こいしちゃんは、そのままさとりさんの部屋へと走っていった。
その後ろ姿を見送り、また出口へと足を向ける。
一分程歩き、出口を発見する。
大きな扉を押し開き、外へと出た。
そして、そこには―――
『離して!!私はもう軽に合わせる顔なんてないのよ!!』
「暴れるな!少しは大人しくしろ!!こちとら手加減は苦手なんだよ!!」
―――勇義さんに羽交い締めにあっているパルスィさんの姿があった。
その光景に唖然となっていると、パルスィさんと目が合った。
「パルスィさん……」
『来ないで!!私は……貴方に会う資格なんてないの!!』
「……そんな事、勝手に決めないでください」
『違うの……お願いだから……』
パルスィさんは、その悲しげな声とは真逆により一層暴れ始めた。
「……どうして、ですか」
『………………お願いだから……来ないで……』
「どうしてなんですか?」
一歩……近付く。
「俺はパルスィさんに、この命を救って貰いました」
『来ちゃダメ』
また、一歩。
「パルスィさんは、俺のために多くの事をしてくれました」
『お願いだから……軽……』
二人の距離は近づいていく。
「俺は……貴方にだったら殺されても良いとさえ思ったこともありました」
『……お願い……だから……』
その手は必死に伸ばされ―――
「パルスィさんが俺を守るために、やってくれた事も知りました……だから、言わせて下さい」
『……これ以上は……』
―――その両の腕が―――
『抑え……きれないからぁ……』
―――俺の体を締め上げた。
「カハッ……!!」
カヒューカヒュー と、掠れた音が呼吸をする度に漏れる。
ビシビシッ と、骨の悲鳴をあげる音が頭に流れる。
「パルスィ……!!いい加減に!!」
「だい……じょ、う……ハァハァ……カヒュー……です、から……」
『だから……来ないでって言ったのに……何で……何で……私の体は……軽が欲しいって……必死に止めてたのに……どうして貴方は……!!』
耳の真横から、涙声と共に聞こえてくる言葉。
「だから……で、……すよ……そんなかな……ヒューヒュー……しい、かおされて……それに……ツゥ!」
口の端と、鼻からドロリとしたモノが流れ出る。
鉄の臭いがするから血が流れているのだろう。
まあ、だからどうしたってッ話なのだが。
「大丈夫か軽!?」
「だい……じょうぶ!!」
痛みを我慢し目の前の勇義にニッと笑いかける。
『お願いだから……もう、私から離れて……』
「それは…………パルスィ……さん、がッ……はなし……て、くれ……カヒューカヒュー……ないと、ですね」
目の前が真っ赤だ……クラクラ……する……
でも、その前に……言わない……と……
「パル……スィさ、ん……俺を、……助け、て…………ハァハァ……ありが、とう……」
まだ……あと一言……頑張れ……
『殴って…………ごめんなさ (ボキッ!)―――
―――後に残るのは……―――
―――悲痛な叫び声のみ―――
お読みいただき有難うございます。
パルスィ……今まで彼女は裏切られ続けた……
そんな彼女の前に、愛する人が出てきたら……理性よりも体が動く……と思いますね……
裏切られた数だけで言えば……軽くんよりも多い筈ですから……
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩壊廻』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった』
を、よろしくお願いします。
この先は読まなくてもいいです。ですが、作者は多くの人に読んで欲しいです。
私は、とある九州の農業高校に通っています。
そして、日頃テレビを見ないのですが、親と一緒にお菓子を食べながら今日偶々見たんですよね。
ニュースだったんですけど……福岡のおじいさんのミカン畑が無理矢理開拓されて道路工事されていたんですよ。
それで、とても有名なニュースですし、今更知ったところで何ですが、気になって色々調べたんですよ……16年程前からその会社?県?揉めているそうなんですよね。
まあ、どっちが悪いとかってのが言いたいわけではないんですよ。
だって、おじいさんは父と一緒ん育ててきた畑を守りたい。
工事をしている側は、汗水流して作ってきた道路工事を無駄にしたくない。
そして、両者のどちらともに当てはまる事は、使用者、消費者の笑顔が見たい事なんだと思うんですよね。
でも、どうしても農業高校に通っているわけですから、どうしても思うことがあるんですよね。
トンネル掘れば良いのでは?と思いましたが、まあ、地盤とかの関係も有るのでしょうが、ミカンは実がなるのに約5~6年かかり、出来ても最初は5個程度で、そこからドンドン増えていくんですよ。
言わば、農家の方から見れば自身の子供と同じ様なものなんですよね。
私で言えば……この小説ですかね。
もし、家庭の事情なんか抜きで、年をも重ねていたら、どんなに大金を積まれても売ることは絶対にしたくはないです。
皆さんも、大切なモノ、家族、友人、恋人、子供、親、恋人の形見……etc
誰しも絶対の手放したくないモノはあると思います。
工事をしている人達も、自分の家族を養うために。子供と家族と旅行に行きたいから。
いろんな思いで工事に取り組んでいる事でしょう。
色んな案を出しあって、トンネルを作る、ルートを変える。でも、地盤が緩い、使用者の安全が守られない。
まあ、実際には違うのかも知れませんが色々な葛藤があったんだと思います。
遠回りになりましたが、一つお願いしたいことが有ります。
知らないかたはこのニュースを調べてみてください。
『ミカン畑 道路工事』 で、出ると思います。
そして、頭の片隅にでも良いので……どうか……このおじいさんの畑を、大きなミカンの畑が有ったのだと覚えていて下さい。
法律も分からないような子供の言葉ですが。
それだけでも……おじいさんは救われると思います。
長々と失礼いたしました。
では、また次回。