あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
結構ごっちゃになった……
今回も感想欄を読んでた方が分かりやすい……かも?
では、どうぞ。
ここに来るのは何時ぶりだろうか?
実際には一年経っていない位なのだろうが、何十年と来ていない感じがする。
まあ、それもそうか。
最初はこの場所から逃げたくてしょうがなかったんだから。
まあ、だからと言ってもう一度監禁されたくなんてないのだが……
博麗神社
俺がこの世界で一番最初に訪れた場所。
俺の…………狂った人生が、始まった場所。
・
階段を登り、神社の境内へと足を踏み入れた。
『やあ。遅かったじゃないか軽くん』
「貴方は……確かドンちゃん」
『覚えていてくれたのかい?いやはや無駄な努力を有難う。それと、後ろから狙ってきてるのもバレてるよ?
てっちゃんにアサルトさん……だったかな?大丈夫だって。僕は軽くんに手は出さない。約束しよう。
何だったらそこで監視しておけばいい。どうせ軽くんも霊夢さんと一体一で話したいだろうしね』
壱さんが押し黙り、てっちゃんとアサルトさんが茂みから姿を現した。
「軽くん。博麗霊夢の衰弱化は既に解いてある。行きなさい。それと……気を付けるんだぞ」
・
神社の中へと入る。
中には必要最低限の家具しか置かれていない。
『アハッ……やっぱり……軽だぁ……』
後ろからの声が聞こえ、ゆっくりと振り返る。
そこには、地面に這いつくばりながら俺に手を伸ばす博麗霊夢の姿があった。
「ひ――――――久し振りだな……博麗霊夢」
咄嗟に出た悲鳴を押し込め、何とか普通の対応を取る。
「今日はお前に話があって来た」
『なぁあニぃ?』
「落ち着いて聞けよ?……俺はお前が嫌いだ」
『?』
博麗霊夢はその言葉が理解できなかったのか、首を傾げる。
そして、ゆっくりとその場に座り込んだ。
「もう一度言う……俺は、博麗霊夢が、嫌いだ」
『…………』
「だがn『イヤ……嫌いヤいヤイや!!!聞きタクなイ!!』
この展開は大方予想できた……
「頼む……聞いてくれ」
『イヤ!!』
博麗霊夢はヨレヨレと箪笥に近づき、そこから一本の小刀を取り出した。
……俺を殺して、自分も死ぬ……そんなところか?
何時でも抵抗できるように警戒する。
だがそれはこの場において―――
「お、おま!!止めろ!!」
―――完全な悪手として働いた。
博麗霊夢が何の躊躇もなく、その小刀を自身の首に持っていったのだ。
とっさのことに驚きはしたものの、手を伸ばすことが出来た。
間一髪、その首を完全に切る前に止めることに成功し、安堵する。
博麗霊夢の手から小刀を奪おうと、力を込めたときだった。
博麗霊夢から、力が抜けた。
そして、力を込めようとしていた自分も態勢を崩し覆い被さるように倒れた。
絶句
ブシャァアア!!
噴水のように沸き上がる赤い液体が俺の顔を直撃する。
咄嗟に博麗霊夢から飛び退き、状況を確認した。
赤
赤赤
赤赤赤赤赤赤赤あかあかあかアカアカアカアカアカ
鼻をツンッとした刺激臭が襲う。
口の中に鉄の味が染み渡る。
手の平、体全体が赤く染まる。
「あ……あ……」
目の前にあったのは……首の動脈を切り裂いた。否、俺が殺した……博麗霊夢の姿があった……
どれだけ血を止めたくても……体が動かない……
理解しているのだ……俺が……殺したと……
もう、死んでいるのだ……と……
「あ……あ……いやだ……死ぬ……」
「……俺が……殺した……?」
『そうだよ?君が殺したんだ。どうだった?殺したときの感触は……その口の中に広がる味は。
君が関わってきた、君が説得してきた人達も一体何人死んだのかねぇ?俺は少なくとも二人知ってるぞ?逃特軽に関わり死んだやつを。まあ、忘れてる……そもそも覚えてないかもしれないが……』
「ころ……ころし……ころしした?」
『君が生まれてこなかった方が良かったんだよ。殺人鬼がッ!』
さつじん……き?……ひと……ごろし……?
「いや……いやぁああjdjdヴ#,%skんぞんd,?;%+jか!!!??!?!?!!?!?!」
『アハハ!!アハハハ!!!
これが見たかった!ああ、安心するといい。俺は別に君を殺すつもりはない。
ただ、俺じゃない誰かに殺されるかも知れないけどね!!
アハハハハ!!愉快だよ!ほんっとうに最高の気分だ!!』
お読みいただき有難うございます!!
軽くん発狂……そうですね……リアルの冗談抜きでSAN値が0になったと思ってください。
それと、八雲が動かなかったのは、大結界を維持していた為です。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
次回 アノ人
では、また次回。