あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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投稿です!!

『最後の……』からの別ルートとなります。
皆で雑談をした後、地上に戻るところです。

文字を稼ごうとした結果がこれだよ!!

では、どうぞ!!


猫と寄り道

地霊殿の皆に挨拶を済ませ、地霊殿を後にする。

 

結局パルスィさんとキチンと話す事は出来なかったが、また来れば良いだけの話しか。

 

地霊殿を出て、市街を通り、橋を渡り、地底への入り口へと着いた。

 

そして、首筋に ネットリ としたモノが這う。

 

「ひゃう!?」

『おや?以外にいい声で鳴くんだねぇ……こりゃぁ楽しみが増えた』

 

バッと後ろを振り返るとそこには、ニタニタと笑いながら舌舐めずりをしてこちらを見ている燐さんの姿があった。

 

「どうして燐さんがここに」

「アタイは猫だよ?どこにいても可笑しくないさね」

「首筋を舐めたのは?」

「想像以上に可愛い声で鳴くんだねぇ。いやぁいい情報を手に入れられたよ」

 

一切の反省の影なし。

 

はぁ 大きく溜め息を一つ。

やっぱり……この猫は苦手だ……

 

「地霊殿の方は良いのか?」

「こいし様からは許可を頂いたし、私の仕事は基本外でやることが多いから大丈夫だよ」

 

はぁ……もう一度大きく溜め息を吐く。

 

「お兄さん、あんまり溜め息ばかり吐いてたら幸せが逃げちゃうよ?」

「一体誰のせいだ、誰の」

 

ケラケラと燐さんは、俺の声を吹き飛ばした。

 

「まあ良いじゃないか。アタイはお兄さんの邪魔をしないからさ。それなら良いだろう?」

「どうせ言っても付いてくる気なんだろ……勝手にしてください……」

「お兄さんをかい?」

「んなわけあるか」

「連れないねぇ……」

 

俺は、既に鳥状態で待機していた壱さんの背に跨がる。

 

「話は付いたのか?軽くん」

「はい。何か燐さんも付いてくる事になりました……」

「そうか……彼女には気を付けるんだ……良いね?」

「?」

 

確かに燐さんは苦手だ。でも、別に気を付ける程の存在でもない気がする……

 

「えっと、壱さんがそう言うのなら気を付けておきます」

「ありがとう軽くん。では、行くぞ!!しっかり掴まっているんだ!!」

 

壱さんの翼が開き、耳には風を切る音が聞こえ、飛行機に乗ったときのようなGが体を圧迫する。

 

体を低くし、必死に壱さんの体にしがみつく。

 

そして、十数秒が経ち体にかかるGがスッと消えた。

 

「もう大丈夫だぞ」

 

ゆっくりと目を開く。

最近は見慣れてきたものだが、それでもこの美しい景色には舌を巻く。

 

「で?目的地はどこなんだい?」

 

少し遅れて来た燐さんが、そう俺に聞いてきた。

 

てか、知らないで付いてきたのか……

 

「今から行くのは……博麗神社です……ん?」

「博麗神社か、わりと近場だね」

「…………」

「どうかしたのかい?」

「いや、あの開けた場所なにかなーって」

 

俺の視線の先には、街道近くにある森に少し入った所だろうか。

 

そこの一角が、不自然に開けているのだ。

 

「壱さん……あそこに行って貰ってもいいですか?」

「了解した」

「アタイも付いてくよー」

 

 

 

―――ここを訪れるのも久し振りだな―――

 

 

 




お読みいただき有難うございます!!

お燐参戦 寄り道 たったこの2つの違いだけが……運命を変える……

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

これからも

『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』

を、よろしくお願いします。
そして……動くことのなかった歯車がまた一つ……動き始めた……

では、また次回~
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