あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
…………なんかこんがらがってる……
もっと精進せねば!!
では、どうぞ!!
…………勇儀……本当に黄金の狐で分かったわ……
彼女の背中からは九本の尾が太陽の光を反射してキラキラと輝いている。
「こうして顔を合わせるのは初めてか。私は八雲藍」
「あ、えと、逃特軽……です」
「ここで話すのもあれだ、中へ行こうか」
八雲さんの後に続き元の部屋へと上がる。
「主人は少し空けていてな、もうすぐ帰ってくるとは思うがそれまでは私と雑談でもしていよう。その前に茶でも用意するか。少し待っていてくれ」
そう言うと、八雲さんは部屋から出ていった。
失礼ではあるが……なんか疲れた……
足を崩し、楽な姿勢をとる。
ニャーン
不意に猫の鳴き声が聞こえた。
部屋の中を見渡すと、縁側から一匹の猫が姿を現した。
「……なんか新鮮だ……」
そして、猫と言えば燐さんを思い浮かべてしまう俺は病気なのかもしれない……
「くるかな?」
手をゆっくりと伸ばし、あと少しで……と言うところで……
「待たせたな…………何をしているんだ?」
「……いえ、なんでも……」
「そうか?まあなんにせよお茶と、菓子だ」
「ありがとうございます八雲さん」
お菓子の皿に、煎餅と一緒にポテチやチョコレートが入っているのは突っ込んではいけないんだッ!!
「あの、八雲さん」
「主人も八雲だから私の事は藍と呼んでくれ」
「え?でも流石に初対面なのに呼び捨ては……」
「ならさん付けでも様付けでも良いぞ?実際人里では様付けて呼ばれているしな」
「なら、藍さんで。藍さん、俺の事を救っていただき有難うございました」
「…………フム、話しておいた方が良いか」
「?」
首を傾げる俺を無視して、藍さんは話はじめた。
・
…………俺はこの人と顔を合わせていて良いのだろうか?
話を聞いて一番に思った事はこれだった。
俺が逃げれていたのも、死んでいないのも全てこの藍さんのおかげ。
なのに、俺はその助けて貰った命を無下にしようとした。
顔を合わせる資格なんて……
「君は……私を恨んでいるかい?」
「え?」
「君は死にたがっていた……なのに、私の独断で君を助けていた。そのせいで君を傷付けた。君を追い詰めたのは私でもある。そんな私を、君が恨んでも無理はない」
捉えようによっては、そんな見かたも出来るのか。
確かに、以前の俺なら藍さんを恨んでも可笑しくはない。
でも、今は違う。
「藍さん。ありがとうございます。こんな俺を助けてくれて、本当にありがとうございます」
「私を恨まないのか?」
「以前の俺なら藍さんの事を恨んでいたでしょう。今も全く無いと言えば嘘になるんですが。それでも、俺はこうして生きて、多くの事に気付く事が出来た。それは貴女の、貴女方のおかげなんです」
霊夢と一緒。
誰か一人でもいなかったら、俺はここにこうして座ってはいなく、そもそもこの世界にすら来ていなかったかもしれない。
もしかしたら、何処かで自殺をしていたかもしれない。
何も知らず、自身の罪にも気付かず生きていたかもしれない。
それを止めていたのは、止めてくれていたのは紛れもなく彼女なのだ。
「だから、受け取って下さい。俺を助けてくれてありがとうございました」
「…………まったく、君と言う男は……分かった。受け取っておこう」
『話は纏まったかしら?』
さて……ここからどう転ぶのか……
お読みいただき有難うございます!!
黒☆幕★登場!!
藍しゃまってこんなんだっけ……てか、二人が仲良く話してるのが想像できんかった……
最初の方藍しゃまをマジで狐(軽くんの二倍くらいの大きさ)で出そうか悩んだのは秘密。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
メインヒロイン
霊夢 椛 魔理沙 小悪魔 フラン 咲夜 燐 空 さとり こいし 勇儀 パルスィ 幽々子 藍
ざっと挙げただけでも……15!? 結構絞ったのに……
次回作は、新しく考えたのを先に書くかも。
だって精々10話行くか行かないかで終わるし。
では、また次回~