あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
またまたヤンデレ成分少な目となります。
それでも良い方はどうぞ!!
窓から漏れる太陽の光で目が覚める。
太陽の光で目を覚ますなんて何時振りだろうか。
その時、まるで見計らったかのように女天狗の彼女が少し赤らんだ笑顔で入ってきた。
「おはようございます。起きていらしたんですね」
「おはよう。ついさっき起きたところだ。ところで、顔が赤いけど風呂にでも入っていたのか?」
「はい。少し汗をかいてしまったので」
風呂……風呂かぁ……そういえば監禁されてからずっと入ってないな。
そう思うと無性に入りたくなってきた。
「その……風呂に入ることって出来ないのか?」
失礼と思いながらも聞いてみると。彼女は顔を徐々に赤くした。
「え?いやその……」
「やっぱりだめだよな……」
「いえ、別に入るのは構わないのですが……そ!そうです。足枷が付いたままですし入るのは厳しいのでは!?」
焦ったようにと言うよりも何かを隠すように断った気がするが……まあ気のせいだろう。
もしくは、あの日なのだろう。
「たしかにこれじゃあ入り辛いな」
「そうでしょう!?今日私の知り合いにその重石を外して貰えるよう頼んでみますから家から出ないで下さいね?他の天狗に見つかると厄介ですので。たとえ他の天狗に見つかってもこの場所なら相当な事がない限り手は出してこないと思いますので。では、私は行って来ますね!!」
そう言って部屋から慌てて出て行こうとする。
ちょちょちょ!?聞きたいことがあるんだけど!?
「ま、待って!!」
声を掛けた瞬間襖の角に小指をぶつけ、うずくまってしまった。
地面を這いずりうずくまる彼女に近寄る。
「だ!大丈夫か!?」
彼女は涙眼の顔で俺の方を向いた。
「だ、大丈夫ですぅ……そ、それで、どうしたんですか?」
「いや、名前を聞いてなかったな、って思って」
「そういえばそうでしたね」
そう言って此方に向き直り、正座をし深々と頭を下げる。
なぜか三つ指で……
「私は『犬走 椛』です。末永くお願いしますね」
「……なんかプロポーズみたいになってるけど、冗談だよな?」
椛は笑みを浮かべ否定した。
「あはは、なにを言ってるんですか」
「そうだよな。俺は―――」
俺が名前を教えると椛は出て行った。
彼の耳には届かなかった。
『ワタシノモノ』
犬走椛の小さな呟きは誰にも聞かれることなく消えていった。
・
彼の名前を呟きながら白狼天狗は友人の家へと向かう。
『貴方は私だけのもの……貴方は私を愛してくれてるよね?……ああ、早く貴方の子を授かりたい……』
『でも、貴方から言ってくるまで私我慢するからね?』
『マッてるカラネ?……ワタしダけの』
『
狂った笑みを浮かべその名を呼ぶのだった。
・
犬走椛の家の風呂場は風呂場とは思えないほどの汗のにおい、それと、透明でネッチョリした液体が衣服の上に大量に掛けてあった。
まるで『自分の物だ!』と主張するように。
そこに逃特軽がいたらもしかしたら分かっていたかもしれない。
衣服。それも、腹部についている少量の血で分かっていたかもしれなかった。
その衣服が、昨日のモノと一緒だということが。
彼はまだ知らない。知ることが出来ない……
お読みいただき有難うございます!
やっと主人公の名前が出てきましたね。
逃 の文字を入れたがために無理やり感がやばいですね ヽ(`・ω・´)ノ イェイ!!
いや ヽ(`・ω・´)ノ イェイ!! じゃねえよ。もっと考えろよ。
無理でしたOrz
誤字脱字報告、感想、アドバアイスがあれば、よろしくお願いします。
それではこれからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします!
あざとくてもやめない!
ではまた次回~