あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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投稿です!!

次に行く場所……

軽くんは生きて行けるのでしょうか……


逃げた先には

「はぁはぁ……!!」

 

逃特軽は山の中を走っていた。

 

どこを目指しているわけでもなく、とにかく走る走る走る。

辺りは暗くいつ妖怪に襲われてもおかしくない状態。

だが逃特軽はがむしゃらに走り続けた。

 

がむしゃらに走り暗い上に前もきちんと確認せずに走り続けた結果……

逃特軽が崖から落ちるのは当然だろう。

 

落ちたのは逃特軽が椛と始めた出合ったあの滝。

外の世界でも大きい部類に入る滝から落ちた逃特軽だったが、運がいいことにまだ生きてはいた。

滝の流れにもみくちゃにされながら沈んでいく。

 

「(ああ……体に力が入らねぇ……もう…………生きられないのか……でも、せめて最後まで……足掻きたい……ッ!!)」

 

逃特軽は唯一動く右足を何とか動かし滝から離れる。

滝の流れに沿うように右足を動かし浅瀬を目指す。

 

「(後……ちょ……と………………)」

 

逃特軽は浅瀬に着く前に力尽きてしまった。

だが、逃特軽は運が良かった。

 

力尽きた彼を川の中から引きずりだす存在がいた。

 

『やれやれ……』

 

その存在は逃特軽を持ち上げると最初から目的地は決まっていたかのように飛び上がった。

飛び上がった瞬間、彼女の金色の髪が月明かりを反射し幻想的な美しさとなっていた。

 

彼女の向かう先は紅い館。

過去に、赤い霧でこの幻想郷を包み込む紅魔異変を起こした張本人が住んでいる紅い館。

 

その館の名は紅魔館。

吸血鬼が住む館だ。

 

 

 

 

逃特軽のにおいを追い犬走椛は彼の落ちた滝まで来ていた。

 

だが、すでにそこには彼の姿はなく

 

におい(・・・・)もなかった。

 

犬走椛は狂ったように冷静だった。

もし、彼を見つけても帰る場所がなければ意味がない。

彼女はその場を後にした。

 

彼との愛の巣を守るために家へと戻るのだった。

 

生気のない目で、狂った笑顔で、彼の名を呼びながら………

 

『軽ぃ……スグに助けテあげるカラ、マッテてね?』

 

彼女の家には絶対に入ってはいけない一室が存在する。

 

 

 

 

紅美鈴は朝の修行を終えた帰り道、彼女は湖畔に落ちている物体に目が留まった。

 

それは、傷だらけの人間だった。

ぱっと見特別な修行をしている体つきでもなく、妖怪に襲われた形跡もない。

 

「(重体なのには変わりないですね。とりあえず治療はしてあげましょう)」

 

彼女は人間を担ぎその場を去って行った。

 

 

暗い……暗い……

嫌だ……死にたくない……!!

俺は……

 

「いやだぁあああ!!!」

『きゃ!!』

「はぁ……はぁ……?」

 

今の俺の現状を確認する。

どうやら俺はベットの上に寝かされていたらしい。

 

だが、明らかにおかしい。

確か俺は滝から落ちて……下が湖で何とか助かっ……た?

でも……確か俺は岸に付く前に溺れたはずじゃ?

 

誰かが助けてくれたのか?

 

でも一体誰が……考えられるとしたらにとりか文のどっちかだけど……あの時間に起きてるものなのか?

 

『あの~あんまり動かないほうが……』

 

その言葉が耳に届いた瞬間、体を激痛が走った。

 

 

 

 

『ようやく帰って来れた……待っててね』

 

『ワタシの軽』

 

アカイ巫女は笑みを浮かべた。




御読みいただき有難うございます!!

アノ人が帰ってきましたね。

紅魔館を選んだ理由としては美鈴を出したかったからです。
後悔も反省もしていない(`・ω・´)キリッ

誤字脱字報告、感想、アドバイス、このキャラを出して欲しいなどがあれば、よろしくお願いします。

これからも

『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』

をよろしくお願いします。
でも感じちゃう(ビクンビクン)

ではまた次回~
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