あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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投稿です!

では、どうぞ!


沢山の訪問者

魔理沙が帰ってから入れ替わるように紅さんが部屋に入ってきた。

 

「なにかあったのですか?」

「いや……なにも……」

「……包帯巻きなおしますね」

 

紅さんはなにも聞かずに包帯を巻きなおしてくれた。

 

「終りましたよ」

「……なあ、聞かないのか」

 

入れ替わりで入ってきたのだ。

魔理沙が走って出て行ったのも見ていたはず。

 

「話し辛い事なんですよね?なら、無理に聞くなんて事はしませんよ」

「……すいません……」

「では、私は仕事が有りますので失礼しますね」

 

そう言って出て行こうとする紅さんを呼び止める。

 

「あ、待って!」

「ん?どうかなさいましたか?」

「えっと、ありがとうございました」

「どういたしまして」

 

紅さんはそう言って背を向け去って行った。

 

・

 

次の訪問者は十六夜さん。

昼食を持ってきてくれたようだ。

 

オムレツなどの、固形物だが食べやすい物を持ってきてくれたようだ。

そしてまた、

 

「あーん」

「いや、だから自分で「あーん」いや、あのだ「あーん」……あ、あーん」

 

朝食のときよりも粘ったが、結局折れてしまった。

 

昼食を食べ終わり、最後の一品となったのだが……餅のような……違うような……

その視線に気づいたのか十六夜さんが解説してくれた。

 

「これは芋もちと言いまして、その名の通り芋で作った餅のことですね。餅とは違って伸びたりもしませんので病人でも食べられるんですよ」

「へー「あーん」やっぱりそうなるんですね……あーん」

 

もちゃもちゃ 確かに餅とは違う食感。食べやすく美味しい。

おやつとしては持って来いだな。

 

「どうですか?」

「とっても美味しいです。すいませんこんな事しか言えなくて……」

「いえいえ、感想を言って貰えるだけで此方としては嬉しい限りですわ。では、私は仕事に戻らせていただきますね」

 

そう言って目の前から消えた。

顔がどんどん熱を帯びていく。

 

「……恥ずかしいィ~!!」

 

十六夜さん美人だし、優しいし……そんな人にあーんをされて恥ずかしくないわけがない。

 

 

・

 

 

逃特軽が恥ずかしがっているのを涎を垂らし、恍惚な表情で彼女、十六夜咲夜は見ていた。

 

 

・

 

 

次の来訪者はこの館の主であるレミリア様だ。

来訪者多すぎやしませんかね?

 

「怪我の調子はどうかしら?軽」

「さすがに、そんなに早くは治りませんよ。レミリア様」

「そう…………そうだ!軽、貴方チェスは出来るのかしら?」

「チェスですか……した事ないですね」

「そう……」

 

なんだろう……さっきからレミリア様の感情の上下が激しすぎる……!

現に今、両手を握り締めて俯いている。

さすがに放っておくわけにも行かず……

 

「レミリア様、俺にチェスを教えてくれませんか?」

「え?」

「ダメですか?」

 

レミリア様の顔がパァアと明るくなった。

 

「しょ、しょうがないわね……いいわ教えてあげる」

 

顔を赤らめせっせと準備をしている姿は微笑ましい。

さて、ドコまで耐え忍ぶ事ができるか。

 

案の定ぼっこぼっこにされました。

 

 

・

 

 

ああ、試しに行ってみた私が馬鹿だった。

 

彼の顔を見ているだけで嬉しくなる。

 

彼の声を聞くだけで心が落ち着く。

 

彼の怪我を見るだけで悲しくなる。

 

運命だと高をくくっていた。でも、それだけでは済ませれない感情。

運命なんて関係ない。

 

私、レミリア・スカーレットは……

 

「……軽が好き……なんだ」

 

 

 




御読みいただき有難うございます!!

レミリア様の路線が決まらない……良心キャラにするか?やっぱりヤンデレ?
次は、図書館にでも行かせますかね?

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

これからも

『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』

を、よろしくお願いします。
それを聞いていた別のリアル友人からは、

ではまた次回~
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