あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
では、どうぞ!!
P‚S
番外編も投稿しましたのでよろしければ。
俺が紅魔館に居候の身としてもうすぐ二週間と言う頃。
「もう大丈夫そうですね」
紅さんからそう言われた。紅さんは俺に巻かれている包帯を外していく。
「随分と早いんですね」
「まあ、夜の間はずっと気を流して回復速度を速めていましたから。今日から無理をしなければ運動してもいいですよ」
「ありがとうございました」
「では、私はこれで失礼しますね」
その日から俺は落ちた筋肉を付け直すため必死に筋トレを始めた。
さらに一週間後。
いつものように咲夜さんにからかわれ、レミリア様と他愛の無い雑談をし、紅さんに効率のよい筋トレの方法を聞いて実際にやってみる。
いつもと変わらないはずの毎日。俺の中には言葉に出来ない充実感が溢れていた。
俺はベットに潜り込み、今有る幸せを噛み締めながら眠りに付くのだった。
・
「起きて下さい。軽君」
十六夜さんの声がする……なにか用事でも有るのだろうか?
俺はまだ重い瞼を何とか開き十六夜さんの顔を見た。
そして、違和感に気づく。
腕と足を拘束されてる。
どうして? なぜ? そんな考えが頭の中を埋め尽くした。
そう言えば、この部屋も見たことがない。どこかあの場所を彷彿とさせる部屋。まるで
その瞬間パシーンッ!!と背中を鈍い痛みが襲った。
「ッァあ!!十六夜さん……なに……を……?」
十六夜さんは恍惚とした表情で俺を見つめ両の手で俺の顔を包み込んだ。
「軽君は一目惚れ、と言うのを信じますか?私は信じますよ。だって貴方がこんなに愛おシイ……んっ」
唇と唇が触れ合い、次の瞬間には十六夜さんの舌が俺の舌を絡め取っていた。
椛のときとは違い、枷もあって押しのける事も逃げる事も出来ない。
そんな思考の中でもお構い無しに十六夜さんの舌が俺の口の中を駆け巡る。
頭が真っ白になる。なにが起こっているのかわからない。
そんな時間がどれくらい続いたのだろうか……不意に十六夜さんが離れて行った。
唇が離れた今も頭がぽーっとしている。
だが、そんな時間もすぐに終わった。
「ぎぅ!!グァ!!」
彼女の腕が振るわれるたび鈍い痛みが体中を駆け巡る。
あの女の鋭い痛みとは違う、鈍く長く骨の芯まで伝わってくる鈍い痛み。
「痛い!痛い!いたいイタイイタイ!!」
「私に貴方ノ表情を見セて!!もっとモっとタクさん!!貴方のカワいいとコろをもっと私にミセて!!」
パシンッパシンッパシンッ!!
なんども、なんども、打たれ続ける。彼女の持つ鞭には血がこびり付いていた。
涙がこぼれる。どうしてこうなってしまったのだろう……と
体から力が抜けていくのが分かる。
もう……いやだ……誰か……
「たヒュ……けテ……」
どががぁあんっ!!
扉をぶち破り誰かが入ってきた。
それは、この館の主である吸血鬼
涙が留め止めなく溢れてくる。必死に拘束された手を伸ばす。
「……レミャ……さま……タシュけ……ちぇ……くだシャイ……」
そこで、俺の視意識はブラックアウトした。
・
私は軽が気絶したのを確認し、咲夜に目配せをした。
「私はお嬢様の従者でございます……ですが……」
「分かっているわ咲夜。大丈夫、安心なさい、軽は私の伴侶になる男、そんな器が小さい分けないし、私も貴方なら許す。どう?これで不安要素でも有るのかしら?」
「では、計画通りに」
私は軽についている枷を解き軽を私の寝室へと運んだ。
後は……
「貴方が、私の事を求めてくれれば―――」
「―――ネ?私の旦那サマ?」
御読みいただき有難うございます!!
咲夜さん闇堕ち。
レミリア様……まだ確定不可
彼女達の計画とは?!
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これかれも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
諦めた顔で言われました。なんでや……
ではまた次回~