あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
軽くんの平和な日常はツヅク……
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皆様、ありがとうございます!!
では、どうぞ!!
今日は紅さんに霊力の扱いについて教えてもらおうと思う。
そんなこんなで玄関を出て、門を目指す。
紅さんはフランドールと十六夜さんと話しているようだ。
その時、フランドールと目が合った。
嫌な予感がする……
フランドールが走って来る。
止まる気配はないく、そのまま……俺の鳩尾へとダイレクトアタックをかました。
「ゴフッ!!」
「お兄さん!こんな所でどうしたの?」
「と、取り合えず……グリグリするのを……止めようか……」
「妹様、軽くんが困っています」
十六夜さんがフランドールを持ち上げ、俺から引き剥がした。
「ありがとうございます。十六夜さん」
「いえ、当然のことをしたまでです。それで、軽くんはどうしてここに?」
「紅さんの時間が空いていれば、良ければ霊力の扱いについて教えて欲しいと思いまして」
「私にですか?」
紅さんは驚いたのか自分の事を指差している。
「私はどちらかと言うと、気を操っているので勝手が違いますよ」
「そうですか……」
「でも、どうして霊力を操りたいのですか?」
「俺はこの前の件で自分の無力さが良く分かりました。だから、せめて一人で逃げ切れるようになりたいんです」
俺がそう言うと、紅さんは優しく微笑んだ。
「分かりました。そう言うことでしたら微力ながらもご助力しましょう」
「本当ですか!!ありがとうございます!!」
「逃げる……と言うことは肉体強化で良いんですよね?」
「はい!」
「でしたら、私の得意分野ですしそれなりにお教えできることがあると思います。お任せください」
そうして、俺の特訓が始まった。
フランドールと十六夜さん、それにいつの間にか来ていた紅茶の子に見守られながら。
紅さんに教えてもらいながら腕一本までだったら強化できるようになった。
十六夜さん曰く、この短時間でここまで出来れば上出来な方らしい。むしろ才能が有るとまで言われた。
十六夜さんは仕事が残っていると言って消えました。
特訓が終わり汗だくの俺に声が掛けられた。
手にタオルと水筒を持っている紅茶の人がいた。
「お疲れ様です。よろしければどうぞ」
「ありがとうございます。えっと……」
「小悪魔です。軽様」
「小悪魔さん。改めてありがとうございます。ところで、どうして俺の名前を?」
タオルで汗を拭いながらどういして俺の名前を知っているのかを聞いてみた。
「妹様と咲夜さんがそう呼んでいたので……迷惑でしたか?」
「いや!そんなことありませんよ!!」
「そうですか!!よかった~」
水筒のキャップを開け中液体を一口飲む。
中に入っているのは……
「フルーツジュース……ですか?」
「はい!私のお手製なんですよ?」
「すごいですね……とっても美味しいです。小悪魔さんはいいお嫁さんになれそうですよね。……子悪魔さん?」
「そ……そそそそれではは、私は仕事に戻らせていただきますね!!」
タオルと、水筒を取り上げられ昨日のように脱兎の如く走り去ってしまった。
「お兄さんって意外と……まあ、いいや面白いのも見れたし。ばいばいお兄さん」
「あ、うん。じゃあねフランドール」
そうして、今日も俺の平和な一日は過ぎていくのだった。
・
すーはすーはー
逃特軽の汗が染み付いたタオルを、小悪魔は鼻に当て、空いている手を股の間に持っていくのだった。
・
―――ああ、戻れる事なら戻りたい―――
―――あの平和な日々に―――
―――何も知らなかったあの頃に―――
―――戻りたい―――
御読みいただき有難うございます!!
と言うわけで軽くん強化編でした。こうでもしないと先の展開で死ぬ可能性が……
そして、小悪魔は堕ちてしまうのか!!
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
大丈夫だ……俺が良い精神科を知ってる
では、また次回~