あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
では、どうぞ!!
圧倒的だった。
霧雨魔理沙と藤原妹紅による中・近距離戦。
まだ、この二人までならどうにかなった。
最後の一人の存在。
その一人の存在だけで手も足もでない。
霧雨魔理沙、藤原妹紅、そして……
五大老と呼ばれ幻想郷の最強格の一人として名高く、幻想郷一の医学の持ち主
八意永琳
その人だ。
霧雨魔理沙は中距離を得意とし、藤原妹紅は近距離を特意とする。
そんな二人に最強のバックアップ、遠距離を得意とする八意永琳、しかも彼女自身に接近できたとしても体術で押し返される。
……ころす……ころすころすころすコロスコロスコロスコロスコロス!!!!
私と軽の邪魔をスルやつハ全部コロス!!
「夢想天生」
・
なに?あの黒いのは……
博麗霊夢が急に黒く禍々しいオーラを出し始めた。
ヒュン
無意識に両腕をクロスの形にする。
「?!!!」
見えなかった……腕がビリビリと痺れる。ヒビが右五箇所、左が三箇所やられた。
一体何が起こったのか……
博麗霊夢を見る。彼女は拳を前に突き出している。
どう考えても五十メートル以上は離れている私に届くはずはない。
ならなぜ?
答えは簡単。
風力だ。
拳を打ち出した時に生じた風が私を打ちつけたのだろう。
そして、何よりも驚いたことは……
「(さっきの一瞬で私以外の四人を倒したの!?)」
そう、私と博麗霊夢以外の者が地に倒れているのである。
「くっ!!」
弓の弦を引き絞り博麗霊夢に向けて放つ。が、博麗霊夢は両手で受け止めてしまった。
その間に、肉体強化の薬を飲む。
矢を受け止めている博麗霊夢の背中に移動し足の関節を全力で蹴る。
博麗霊夢は体勢を崩し、矢が顔面へと直撃した。
「…………まだ、ね」
私の前には何事も無かったかのように佇む博麗霊夢の姿があった。
まだ、時間を稼がなければ!!
博麗霊夢の顔面に掌底を打ち込み、肩の間節に親指を捻り込み、外側に引っ張る。
ガコンッ そんな音を鳴らし博麗霊夢の肩が外れた。
そして、今度は反対側を―――
ビュオン!!
関節が外れた腕を鞭のように扱い殴りかかってきた。
「!!」
それを何とかガードし直撃を避ることに成功するが吹き飛ばされた。
その時、ボフッ!!と言う音と共に、辺り一面を土煙が覆った。
・
博麗霊夢は八意永琳がいた所に弾幕を放った。
ドドドドドッ!!
弾幕が連続で何かにぶつかる音がする。
確かな手ごたえ。
土煙が晴れていく。
そこには、地に伏した八意永琳の姿があった。
私は夢想天生を解除する。
「うッ!!」
吐瀉物と共に大量の血を吐き出す。
霊力が枯渇している。
とても危険な状況だがこれで軽を連れて帰れる、そう思うと霊力の枯渇などどうでもよくなった。
私は、軽の姿を探した。
ケイはすぐに見つかった。
私はケイに近付きケイの体を持ち上げた。
「……違う……ちがうチガウチガウ!!軽じゃない!!」
それは、軽によく似た土の塊。
まさか……まさかまさかマサカマサカマサカ!!!
藤原妹紅、八意永琳、霧雨魔理沙。
この三人が土の塊だった。
そして、こんな藤原妹紅がこんな器用な真似ができるはずが無い。
八意永琳は私と戦っていた。
軽が私から逃げるはずが無い。
なら……
「よくも……よくもヨクモ……やってクレたワネ……」
「まりサあぁぁアアアァァあああぁ!!!!」
御読みいただき有難うございます!!
レイム強い……
妹紅と魔理沙の描写まで書くと長くなるのでカットです。
要望があれば書くかも?
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
温かい目で見守るぐらいなら俺を罵れ!!
では、また次回~