あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
そして、お気に入り件数が200件を突破しました!!
皆様本当に有難うございます!!
では、どうぞ!!
妹紅の家に逃げ込んだ私達。
私は驚いていた。
まさか、夢想天生を使ってくるとは思っていなかった。
「皆、無事か?!」
「少し気持ち悪いが大丈夫だ」
「大丈夫よ……それで、一体あれは何かしら。博麗霊夢とよく一緒にいる貴女なら何か知っているのではないのかしら?」
「………知っているとも言えるし、知っていないとも言えるんだぜ………」
永琳がジロリッと睨み付けて来る。
「どう言う事かしら」
「……私は一度だけ夢想天生を見たことが有る……でも、あんな禍々しいものじゃなかったのぜ……もっと綺麗で、温かくて、優しかったんだぜ……」
「なあ、その夢想天生ってのに弱点はないのか?」
弱点……霊夢から聞いた話によると『あの技に弱点なんてない。いや、あってはならない』と言っていた。
その話を聞いた私は夢想天生について詳しく調べてみた。
夢想天生、初代博麗の巫女の奥義、現在では博麗の最終奥義となっている。
この技は、博麗の巫女が代を重ねるたび強化されていく。
扱える者は博麗の巫女だけであり、二代目の時点で鬼にも勝ると言われた(真偽は定かではない)
調べられたとしてもこの程度。
ただ、これだけは言える。
「夢想天生に弱点はない」
始めて見た時、それは八雲紫との戦闘シーンだった。
「あの紫が手も足も出らず一方的にやられていた……私はその戦闘を見たことが有る……」
「じゃあ、私達はあれで手加減をされてたって言うのか!?」
「さっきも言けどな、私が見たのはあんな物じゃない……だから、分からないのぜ……」
「でも、それだけの大技ならリスクが有るものじゃないのかしら?」
「確かに有るちゃ有るんだぜ。でも、それが同じなのかまでは分からないのぜ」
永琳は「いいから話なさい」と私を急かした。
「夢想天生は霊力が枯渇するまで使い続けないといけない。あの時は一週間は起きなかったのぜ」
「なら、少しの間は大丈夫そうね。博麗霊夢は霊力をあの黒いオーラに喰らい潰しさせてあの黒いオーラの力を増幅させていた感じだったわ」
「あの状況でそんなにわかったのか!?」
妹紅が永琳のやっていた事に驚きの声を上げた。
だが、私はそれよりも気になることがあった。
軽の口が動いたのだ。
『うッ…………あ、れ……』
「!起きたのか軽!!」
軽の顔を覗き込む。
私と目が合った―――瞬間
「ひッ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ―――」
頭を抱え、体を震えさせ唯ひたすらに謝り始めた。
私はどう対処していいか分からずオロオロと動揺するしかなかった。
「え?え?ど、どうしたんだ軽?」
動揺し軽の肩に手を置こうとする私の手を、永琳が止めた。
「今はなにをしても無駄よ。少し時間を置きましょう。まだ、完全に壊れたわけじゃない。まだ間に合うから、ゆっくりと確実に治して行きましょう」
「永琳はともかく魔理沙は少しの間泊まっといたほうがいい。霊夢がお前の家に行くかもしれないからな」
私は、妹紅の家に泊めてもらう事となった。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい―――」
私には、私達にはただ、見守ることしか出来なかった……
御読みいただき有難うございます!!
軽くんの心が壊れましたね。
さて、あとは………
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
そんな思いは捨てちまえ!!
では、また次回~