あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
戦闘シーンの要望がありましたので書かせていただきました。
視点は妹紅となっています。
では、どうぞ!!
ナイフが飛んでくる。
私はそのナイフを
ナイフが手の平に刺さるがそんなこと知ったことではない。
ナイフが刺さった手を地面に叩きつける。
メイドに向かって地面から何本もの炎の柱が襲い掛かる。その光景は地面を炎の蛇が這っているようだ。
メイドの攻撃方法は、『時間停止』と『ナイフ』が主体だと魔理沙が言っていた。
なら、私は相性がいい。
いつの間にか私の手の平に刺さっていたナイフは無くなっていた。
なにをしたのかって?
簡単な事だ
『蒸発させた』
それだけだ。
銀の蒸発温度は約千度。
それに比べ私が出せる最高温度は約二千五百度。
炎の柱から逃げ延びたメイドの姿を確に―――
―――んした。私の周りには大量のナイフが私を取り囲んでいた。
「とっ、これは凄いな。でも、私には利かないぞ?」
さすがに、すぐには対応は出来ない。
ナイフが動き始め、私の体に容赦なく突き刺さる。
肉が裂け、血が噴出し、臓物が切れた肉の隙間から飛び出てくる。
もし、これが私ではなく唯の人間だったらメイドの勝利で終わっていただろう。
だが、残念なことに私はただの人間ではない。
私の体を炎が包み込む。
傷が癒え、私の体は元通りとなった。服以外は……
もちろん、私に刺さっていたナイフも全て蒸発している。
「さて、そろそろ終らせるか。天狗が戦闘に参加せず軽を守ってるから霊夢に二人当てれるとはいえ、安全策は取っておいて損はないだろ?」
私は両手に炎を出しパンッ!と、手の平同士を打ち付ける。
メイドがいた所を炎の壁が襲った。
「ありゃ、逃げられたか。霊夢の側に行ったか」
手を覆っている炎を巨大化させ霊夢に近付く。
そこからは一方的だった。
前線の私が相手の視界を奪う。
その間に魔理沙が罠を設置し行動を阻害する。
そして、私達がなにか下手しても永琳が手助けをしてくれる。
それに対して霊夢側はむしろ自分達の行動を阻害しあっている。
これで負けるほうがおかしい。
そう慢心した瞬間、霊夢が黒いオーラを纏い始め―――
―――私は地に突っ伏していた。
は?
体中が痛い。が、血が流れていない。
それに、気持ち悪い……
なにをしたのか分からないが、内蔵の位置をグチャグチャにされたのだろう。目に見える範囲で状況を確認する。
立っているのは永琳だけ。
一番遠くにいた天狗すらも地に伏していた。
永琳が薬を飲み接近戦を試みる。
傍から見れば永琳が勝っている様に見えるだろう。私だってそうだった。
だが、その考えも直ぐに覆された。
私は霊夢を視野の中に入れた。
そこにあった光景を私は絶句した。
あの、四季のフラワーマスターこと風見幽香のマスタースパークを真正面から相殺できる永琳の矢を受け止めていたのだ。
それどころか、直撃しても何事も無く立っていた。
永琳が霊夢の肩を外し追撃を仕掛ける。それは、肩の外れた腕を鞭のように扱い止められてしまった。
それを受け止めた永琳は軽の近くまで吹き飛ばされた。
そして、ボフッという音と共に砂煙が視界を覆った。
誰かが私の体を持ち上げる。魔理沙だ。
私は魔理沙に担がれ逃げることとなった。
軽は永琳が助けたそうだ。
御読みいただき有難うございます!!
妹紅の操れる温度設定は気にしないでいただけると有り難いです。(炭作ってるらしいから少なくとも1,000℃は超えてるはず……)
次回は本編を進ませます。
…………読み返してみると、妹紅が相当なチート性能になってる……
あと、わかる人にはわかると思うのですが、最初の炎の柱はダークソウルネタです。
もっと広がれダークソウルの輪!!(1の方の人口が少なくて寂しいのです(T_T))
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
嫌だね!!
では、また次回~