あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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投稿です!!

PS Vita で今書いているのですが案外行けるものですね♪

ただ、誤字脱字が酷いですが……

では、どうぞ!!


ゆっくりと 着実に

『いやぁ、さっきのには驚いたね~』

 

暗い洞窟の中で女は一人呟いた。

 

女の手には一本の糸が持たれている。

 

『まさか、落ちている人間に糸を引っ掛けようとしたら溶けちゃうとは……』

 

女は溶けた糸に先を見ながら肩を落とした。

 

『まさか、博麗の巫女でもないのにあんな濃度の濃い力を持っているとはねぇ……まあ、気にしてもしょうがないか。仕事いこ』

 

女まだ知らない。

 

その人間が自分達の住みかを狂わせることを―――

 

―――自分がその人間を―――

 

 

 

 

「グギャ!!」

 

逃特軽は奇跡的に(・・・・)助かっていた。

 

だが、無傷とまではいかず。着地したさいに左腕が折れてしまったようだ。

 

「……もう……自分でも死ねないのかよ……」

 

彼は折れた左腕を見ながら小さく呟いた。

 

そこに籠められているのは、怒りか、はたまた哀しみか……

 

 

何はともあれ行動を起こさないとな。

 

死ぬために行動するってのも可笑しな話だけど。

 

近くにある川を目印に歩いていく。

 

数十分歩いたところで賑やかな声が聞こえてきた。

 

声のする方へと歩を進める。その先には大きな町があった。

 

「こんな地下にも町ってあるんだな」

 

とにかく、どこか独りなれるとこはないのかと、辺りを見回す。

 

周りはいわゆる荒野というやつで水分もこの川しかない。

 

なら、この辺りで水だけ口にしていたら勝手に死ぬだろう。

 

死ぬのが怖い、けれど死にたい……そんな俺が取れた行動はそれだけだった。

 

 

 

―――ここで、俺が潔く死んでいればあんな事にはならなかったのに―――

 

 

 

『人間?一体こんなところで何をしているのかしら?』

 

不意に声がかかった。

 

声を掛けてきたのは耳が尖った女性。一目で妖怪だと分かった。

 

「ただの死に損ないだ……気にしないでくれ……その内勝手に屍になってるだろうさ……」

『助かった命を無駄にするなんて……妬ましいわね……!!』

「なんならアンタが俺を殺してくれよ……なあ……殺してくれよ!!もう疲れたんだよ……!」

『ふーん ならお望み通り殺してあげる』

 

鈍い一撃が入った。

 

 

 

 

人間の体が宙に浮き轟音と共に岩に激突した。

 

今更だけど自分の願いが叶ったのよね?まったく、妬ましい!!

 

手に付いた血を舐めとる。

 

どこにでもいる、懐かしい人間の味。最後に食べたは何時だったか。

 

これが私以外の妖怪なら嬉々としてその肉体へと牙を立てるのだろうが、生憎と私はあまり人間の味が好きではない。

 

まあ、どちらにせよすでに死んでいるのだし気にすることでもないか。

 

 

次の日、私は驚くこととなった。

あの人間が、ボロボロのまま生きている姿を見ることとなるから。

 

 

そして、その姿を見たときに、昔の自分と照らし合わせてしまった故に―――

 

―――私は彼に思いを寄せる事となった―――

 

 

 

 

 

 

―――こうして狂っていく―――

 

―――上も下も―――

 

―――ゆっくりと、着実に―――

 

 

 

 

 




お読みいただき有難うございます!!

パルパルが落ちました。
ヤマメが出ると思ったあなた。残念トリックだよ。(使い方合ってるのかな?)

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

これからも

『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』

を、よろしくお願いしましす。
流された!?うう、先輩も強くなって……わたしゃあ嬉しいよ!!

では、また次回~
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