あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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投稿です!!

三日に一話とはなんだったのか(~_~;)
でも、書けるからいいよね!!日課になってるし!!

では、どうぞ!!


横取り

一日が過ぎ、二日が過ぎ、一週間、そして今日彼がここに来て二週間と三日が過ぎた。

 

その姿はあまりにも酷く、痩せ細り少しぶつかっただけで壊れてしまいそうなほどだ。

それこそ、気味悪がって他の妖怪が近付かないほどに。

 

私とて惚れた相手が苦しんでいるのになにもしなかったわけじゃない。

 

ご飯を持ってきた。

布団を用意した。

外は危ないからと家に連れていった。

その他にも彼の為だと思っていろんな事をした。

 

でも、彼はなにも喋らず、起こす行動と言えば水を犬のように飲むだけ。

家に連れていっても、次の日にはあの川の近くで座っている。

 

一体、彼の身に何があったのか……

 

私には知ることも出来ない。

 

でも、せめて、彼の近くにいよう。

裏切られた者の辛さは、裏切られた者にしか分からない。

 

私が彼の理解者になろう。

 

『コイツがその人間ねぇ、随分と弱りきってるじゃないか』

 

 

・

 

 

何時もは聞き流す噂。

 

でも、その噂のなかに私の興味を引くものがあった。

 

曰く、死なない人間だと

曰く、死にたがりの人間だと

曰く、妖力を持つ人間だと

   曰く、曰く、曰く…………

 

人間……昔、私たちをその知恵で倒して見せた人間。

不意討ちや毒殺、一対多。今思えば至極当然な対応の仕方だ。まあ、それは置いといて。

 

今はその人間だ。一体どんな方法でその身を治しているのか。

 

それに、その人間にパルスィの奴がずっと付きまとってる?

 

それはそれは……弄りがいがある話じゃないか。

 

私は早速その噂となっている人間の元へと向かった。

 

・

 

「コイツがその人間ねぇ、随分と弱りきってるじゃないか」

 

体は痩せ細り、ほとんどが皮と骨。

 

こいつは人間の子供でも簡単に折れるんじゃないか?

 

「な、なんで勇儀が……!?貴女も彼を殺しに来たの!?」

 

パルスィが人間を守るように抱きしめる。

 

どうやら本当に惚れているらしい。

 

「安心しな。別に何にもしないよ」

「……嘘だったら首だけになってもその喉笛を噛み千切るから覚悟しときなさい」

「何もしないって言ってるだろうに……」

 

にしても、だ。

 

この人間あと少しで死ぬだろうが、パルシィは何か策でも取っているのだろうか?

 

まあ、この様子だと取っていないんだろうな……

 

まったく、友人のために一肌脱ぐとしますかね。

 

私は人間とパルスィの体を持ち上げた。

 

見れば見るほど、触れれば触れるほど人間臭いねぇ。

 

「え!?ちょと勇儀!?」

「私の家を貸してやる。逃がさないように頑張れよ?じゃないと私が横取りするかもな」

 

私の言った意味が分かったのか、パルスィの顔が赤くなった。

 

「な、ななななに言ってるのよ貴女は!!!彼は私のものなんだから!!」

「おーおー大胆な発言だねぇ」

「うるさいー!!!」

 

あっはっはと笑い飛ばす。

 

 

 

―――でも、まさか本当に、ねぇ?―――

 

―――パルスィには悪いけどさ―――

 

 

 




お読みいただき有り難うございます!!

時間が飛びすぎ?何時もの事じゃあないですかーナニヲイマサラ(-_-)
勇義フラグが立ったよ!!ヤッタネ!!心労が増えるよ!!ヤッタネ!!

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

これからも

『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』

を、よろしくお願いします。
お前は俺の母親か!

では、また次回~
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