あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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投稿です!!

帰省はネタが出なかった(~_~;)
なので番外編。

では、どうぞ!!


調教

仄かな光が部屋の一角を照らす。

 

そこには一つの人影。

 

膝を抱え踞る姿は、何かに怯える子供のよう。

 

ガチャン

 

何かを締める金属音。

 

その音がした瞬間、人影は飛び起き、その顔には歓喜の色が見えた。

 

背はそこそこ高く、筋肉もつきがっしりとした男。

 

そんな男が今では小さい子供のように見えた。

 

カツンカツン

 

靴の音が近づくにつれ、男の顔は明るくなっていく。

 

『ごめんな。一人にして』

 

その声は女の物だった。

 

男は、女に駆け寄り、抱き付いた。

 

そう、まるで子供のように。

 

『おいおい……』

 

女は困ったように呟くが、どこか嬉しそうであった。

 

『ヤるのは、向こうでな?』

 

そして、女は男を抱えあげ洞窟のような部屋の奥の扉を開ける。

 

むわっ となんとも言えない匂い。

 

その部屋で、二人は愛を確かめ会うのだ。

 

 

何時からだったか。私は一人の男に興味を持った。

何で興味を持ったのかも思い出せない。しかし、私はその男に興味が湧いたのだ。

しかし、男は壊れてしまった。いや、元々壊れていたようだからなんと言えば良いのだろうか?まあ、長くはなるが説明すると、

彼は出会った当初から壊れていて、正気に戻ったと思っていたらそれは記憶喪失になっただけ。そして、地上から男を奪いに来た所でもう一度壊れ、私の友人も焦って男に迫り、また男が壊れた。

 

……長いな。

まあ、分かりづらいだろうこんな感じである。

そして、その壊れた男を引き取ったのが私なのだ。

これ以上男を放っておくわけにもいかない。けれど、その場にいる誰もが引き取れない。ならば、私が監視と言う名目で引き取ることにしたのだ。

他の皆も場所を知っている。私は嘘を一つもついていない。

 

此処には定期的に誰かが男の様子を見に来る。

そして、元気な男を見て安堵する。

私は男の相手をする。

 

誰もが自分の理に叶った条件で私の元に預けているのだ。

そう……私は監視役。でも、監視役が男と恋仲になろうがなるまいが自由だろ?

ゆっくりとゆっくりと……そりゃあ時間は掛かったさ。

けど、私は諦めが悪い。体を支配していって、心も支配する。

 

 

お前には私しかいない。

 

 

なあ、そうだろ?

 

 

 

 

 

 

「うッ……眩しい」

「まあ、あれだけ長く地下にいたんだ。それぐらいしょうがないさ」

「うん……そうだね」

 

久しぶり外に出た。外は眩しくて、あたたかくて、怖かった。

けれど、不思議と歩く力が湧いてくる。

 

「行こうか。軽」

 

それは、一重に隣に佇む僕のお嫁さん……ちょっと恥ずかしいけど……星熊勇儀が居るからだろう。

 

「はい」

「ハハハ、あんまり緊張しなくてもいいさ。私がついてるから」

「……うん」

 

僕はぎこちなながらも、微笑み返した。

 

『すまないね、パルスィには悪いけど……』

 

僕には彼女がなにを言っているのか理解できなかった。

 

 

 

HAPPY? END

      調教

        END




お読みいただき有難うございます!!

ハッピーなのかバットなのかよくわからない。そんなENDです。
まあ、強いて言うのなら……軽くんまだぶっ壊れてますね。

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

今週は『弱者』の投稿はお休みです。
風邪引いてるから三つは辛い……

では、また次回~
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