あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結)   作:ちゃるもん

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あの人の正体が!?

では、どうぞ!!


変わる時

私と彼は出会ったことはない。

 

私が一方的に知っているだけだ。

 

それは、ある計画の為だけに偶々選ばれた一人の男。

 

私は紫色の世界で静かにその男の事を見ていた。

 

 

私はその男を監視しておくように言われた。

 

容姿は平々凡々。霊力の質は今の時代ではそこそこだが量が少ない。

 

明日、お披露目するとの事らしい。

 

 

いやはや、食い付きが凄かった。

 

無言の圧力。

 

この一言につきる。もっと詳しく教えろと脅される始末。

 

あそこまで感情的になったの見たのは久しぶりだった。

 

いやはや、一目惚れと言うものは本当に存在するらしい。

 

 

今日、あの男を幻想郷へと連れてきたのだが……

 

何故か監禁されている……

 

飯は自身の血が入った物を出し、自身は男の血を飲んだ……

 

さて、何時まで持つか見物だな♪

 

 

いやはや、凄いの一言に尽きる。

 

監禁され、早三ヶ月と十三日。男の目からは光が失われていなかった。

 

いつか、この場所から逃げ出してやる。そんな思いがひしひしと伝わってきた。

 

少し、この男の行く末を見たくなった。

 

私は、彼の監禁されている倉の鍵を開けた。

 

 

片足七十五キロ。計百五十キロ。

 

更には、小宿化され、足に掛かる重量は酷いものだろう。

 

私は、男の通る道の近くにいた妖怪、妖精の類いを遠ざけた。

 

さて、後はどこまで行けるかだな。

 

 

こいつ本当に人間か?能力でも発動しているのだろうか?

 

男は博麗神社から妖怪の山まで、百五十キロもの重石を持ちながらも踏破してみせた。

 

まあ、その後白狼天狗に保護されてたが……

 

まあ、無事保護されたからこれからも退屈しないですむ。

 

 

白狼天狗が男を誘惑し、男が困惑。

 

男が逃げ出し、滝へと落ちた。

 

まったく……しょうがない……助けてやるか……

 

にしても、なんの変てつもないただの人間な……やはり能力か。

 

さて、追われても面倒だ。臭いを消してさっさと逃げるか。

 

 

紅魔館へと男を運んだ。

 

案の定、中国の妖怪に助けられ紅魔館へと住むことになった。

 

そして、早くも紅魔館の主が落ちた。あの男にはそんな魅惑があるのだろうか?だが、私にはなんともないしなぁ……

 

まあ、少しの間は傍観するか。

 

 

紅魔館の住人が男を手駒にするための計画とやらを企てているようだ。

 

だがこんなところで終わられても面白味に欠ける。

 

なら、少しあの子に手を貸してやるか。能力封じの呪術のメモが有れば十分だろう。

 

さて、地下室の何処に置いておけば良いか……

 

 

少しの間忙しくて男の事をを見れなかったが……これは流石に……酷いな。

 

三度……同じ体験をした事がある……三度とも自殺しようとした……まあ、結局私は死なないで封印される結果となったが。

 

だが、男は弱かった(強かった)

 

彼は死ぬことは出来ず、地底へと続く穴へと身を投げた。

 

彼には酷かもしれないが、彼に生きる意思が有る限りは死なないように手助けをしよう。

 

時間が掛かるが地底に誰も出入り出来ないように結界を張ろう。全力で。

 

 

この時、私のなかで彼は、玩具から大切な物へと変わった。

 

 

 

 

「ここまですれば半年は持つか」

 

「へぇ、貴女がここまでするなんて……よっぽどお気に入りなのね」

 

「あそこまで心が壊れないのも珍しいですから」

 

「ふーん。まあ、そう言うことにしといてあげるわ。さあ、帰りましょう。ね?藍」

 

「はい。紫様」

 

 

もしあの男、逃特軽が本当の意味で壊れたら、死んでしまったら私が愛してやるか。

 

 

―――彼女の美しい金色の髪は風に靡き月の光を反射した―――

 

―――その姿はとても幻想的な美しさだった。

 

 




お読みいただき有難うございます!!

金髪の人物は藍しゃまでした!!
ある意味一番軽くんを苦しめ、助けている存在ですね。

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

これからも

『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』

を、よろしくお願いします。
嬉しいと思う?
(そろそろ一話分〈千文字〉行ってるんじゃね?これ)

では、また次回~
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