あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
最近、タグに『訓練されたコメント』のタグを無性に付けたくなっている自分がいる。
個人的には大好物です!!見てて楽しい!!
では、どうぞ!!
……いつの間にか寝てしまっていたようだ。
隣で寝ていた女性は既に起きたのか、隣にはいなかった。
「異世界……か……」
正直、まだ実感が湧かない。
鬼などの妖怪、神や妖精が住む世界。
兎に角、これからどうするかを考えなければいけない。
こんな子供を雇ってくれる所があれば良いのだが……
そんなことを考えていると、扉越しに声が掛けられた。
『起きてる?』
「はい。起きてますよ」
そう返事すると、扉を開き泣きじゃくっていた女性が入ってきた。
「おはよう」
「おはようございます」
彼女の手にはお盆に乗った鍋が一つ。
「寝起きだろうけど食べられる?」
「はい。えっと、その前にお名前を教えてもらっても良いですか?」
「そっか、そう言えばずっと寝ている貴方を看病してるだけだったから知らないのも当然か。私は水橋パルスィよ」
「俺は逃特軽です。水橋さん、この度は助けていただき有難うございます」
「気にしないで。後、上の名前じゃなくて下の名前で呼んで頂戴?」
……二ヶ月もの間看病してもらっていたとは言え、こちらとしては初対面も同然。
そんな相手を呼び捨てにするのは気が引ける。後、美人だし……
チラッと水橋さんを見る。すっごい待ってる……
「パル……スィ、さん」
ヤベェ……絶対今顔赤い……
「赤くなちゃって、可愛い……それじゃあ、ご飯にしましょか」
・
パルスィさんが「あーん」で食べさせようとしたが、丁重に遠慮させてもらった。
どことなく懐かしい気がしたが……まあ、気にしても無駄だろう。
まあそんなことは置いといて、だ。目の前に別の女の子がいる。
なんか、じっとこっちを見ているのだが一体何だろうか?
「えっと……何か用ですか?」
「おお、喋った」
何だろう、本当に……
「えっと」
「私はね霊鳥路空。お空って呼んでね」
アッハイ。何だろうか……見た目は大人なのに物凄い子供っぽく見える……
「それで、お空ちゃんは何をしに来たのかな?」
「……何だっけ?」
可愛らしく首を傾げるお空ちゃん。
「そうだ!お兄さんの名前を教えてよ!」
「え?逃特軽だけど」
「これからよろしくねお兄さん!!」
「えっと、よろしく。お空ちゃん」
……なんかよく分からない内にお友だちが増えました。
・
「そう言えばお前さんの名前聞いてなかったな」
「そう言えばそうですね。逃特軽です。よろしくお願いします」
「アタシは星熊勇儀だ。堅苦しいのは嫌いなんでね勇儀って呼んでくれ。後、もう少し砕けてくれたら良いんだけどねぇ」
砕けてって口調とか態度だよな?
「えっと、これで良いか?勇儀」
「文句なしさね!!なんだい、やれば出来るじゃないか。地底じゃ知らない奴にも下手に出たらいけないよ」
要は舐められたらいけない。と、言うことだろうか?
「分かった。ありがとな、勇儀」
「お礼される程の事をした訳じゃないんだがねぇ」
「俺がお礼したいからする。これで良いんだよ」
「そう言うもんかね」
「そう言うもんだ」
こうして、また一日が過ぎていく。
それが、なんだかとても幸せに感じた。
―――勘づかれるのは、時間の問題―――
―――タイムリミットは上と下で進んでいた……
お読みいただき有難うございます!!
多少壊れてもいい!!自己紹介を終わらせるんだ!!
はい、自己紹介をさせるシーンが一番苦手です。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
うん。
では、また次回~