あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
タイトルから察せれると思います。
では、どうぞ!!
あれ?なんで寝てるんだ?確か今日は勇儀と一緒に買い物をしていたはずだけど……
いや……違う……それだけじゃないはずだ……なにがあった……思い出せ、思い出すんだ……
思いだそうと頭の中を駆け回る。
そして、答えは簡単に見つかった。
「ぁ、あぁあ『ドガァアアン!!』ぁ?」
扉をぶち破り何かが部屋の中を通りすぎていった。
そのお陰か俺はその記憶達をすんなりと受け入れられた。
床には赤黒いモノが引き摺られた跡のように長く伸びていた。
その先にあったのは……
金色の髪。地底で最も長い付き合いの嫉妬深く優しい女性。
水橋パルスィだった。
『アア……やっトあえタワね愛しい愛シイ……私ノ軽……』
後ろからの声。俺はこの声を知っている。俺はこの声を覚えている。
『さアお家に帰りまショウ?』
「い、いやいやだ。おお前なななんかに」
チラリとパルスィを見る。
下手したら自分もああなってしまうのか、と。
『アア、コイつカ。コイつが軽を狂わセたのか。大丈夫だヨ軽。私が今……タスケテアゲル』
俺の横を通りすぎパルスィへと近づく。足を上げパルスィを蹴る。
だが、パルスィが苦痛の声を上げることはなかった。
咄嗟の行動。
俺は博麗の足にしがみついていた。
『軽、ダメじゃない。コれじゃあコノくソヲ殺せなイわよ?』
考えろ。パルスィを救う方法を……
俺が博麗を愛していると言ってら……ダメだ、こいつはいらないとか言って殺すはず。もっと確実なほうほ……
……ゴメン。パルスィ……でも、これしかないんだ……
歯を強く食い縛り言葉を紡ぐ。
「もう。大丈夫だ。後はお、俺が……やる……」
そう言うと、博麗の顔は不気味な笑顔で埋め尽くされた。
博麗は足を下ろし俺へと道を譲った。
「け……い……ごめん……なさい……」
そこには、苦しそうに息をするパルスィの姿。
足がすくむ……助けるためだ。と言い聞かせ足を上げる。
そして、パルスィの腹を蹴った。
パルスィは少しだけ浮き地面へと落ちた。
「……………」
パルスィは……動かなかった。
苦しそうに息をするわけでもなく、『動かなくなった』
『さあ、帰りまショウ軽』
博麗に引かれ外へと出る。
鼻を生臭い臭いと鉄の臭いが襲った。
「博麗……軽を……連れていくな」
『煩い』
バキュ
勇儀だったモノが俺の目の前に出来上がる。
博麗はその肉の塊を足でずらした。その後を目で追う。
そこには―――
―――死体の山が有った。
椛やレミリア、美鈴などの見知った顔から知らない顔まで。
顔すら分からない程にぐちゃぐちゃにされたものまであった。
その光景を見たとき、俺の中のナニかが
ポキッ
と、音を立てた。
・
『軽。ご飯よ』
『………霊夢……アイシテル……キヒ……』
『ええ。私もよ』
『霊夢。アイシテル』
『もう。恥ずかしいじゃない。でも嬉しい……』
『霊夢アイシテル』
『うん。私もよ。じゃあご飯にしましょうか。ね?』
『軽』
『霊夢アイシテル』
BAD END 2
壊れた心 END
『悪く思わないでくれよ。俺だってお前に狂わされた一人なんだから』
お読みいただき有難うございます!!
まず、軽くんが目を覚ます前の話は別ルートで書かせていただきます。そこで、謎も解けていく予定です。
壊れた心、ひたすら同じことを繰り返す。それは、彼にとっても、彼女にとっても幸せとは言い難いものである。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあればよろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
拡散性MA 楽しいです。
では、また次回~