あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
では、どうぞ!!
来ない……一向に来ない……
「……いや……そんなまさか……」
頭の中を最悪の可能性が横切った。
頭で、そんな事はあり得ないと自分を抑制しようとするも、意味をなす事はなく、足は動き続けた。
「は、はは、ははは……は?」
僕が向かった先、そこにはニヤリと笑みを浮かべていた―――
「第二ラウンドといこうじゃないか。なあ―――」
「な、なんで」
『―――ドンちゃん』
―――壱さんの姿があった。
・
「こいし。今すぐそこを退きなさい」
「嫌だねーだ!!」
ここで退いたらお姉ちゃんは本当に戻れなくなる。
「そもそも、お姉ちゃんが私に勝てるの?止めといたほうが良いと思うけどな~」
「お願いこいし……彼を手に入れればこいしの心を開かせる方法もきっと……」
「そんなの……もう遅いんだよ!!」
ああ、まったくこの姉は……
「いいよ、分かった」
「分かってくれたのね!」
「うん。よく分かったよ」
『私がお姉ちゃんの目を覚まして上げる!!』
・
「まあ、しょうがないんじゃないかな。自分たちの主人同士が戦うって言ってるんだから」
「……うん」
「にしても……まさか、こんな事になってるとはねぇ。さあ、構えなよ。主人に従えている者として、さ」
「……うん」
小さく頷いた彼女は、右手の得物を相手に向けた。
「……ねぇ、お燐」
「なんだい?お空」
「これが終わったら、さ。また皆で笑っていられるよね?」
「……そうさねぇ。お空が頑張るなら私も頑張ろうかね」
「本当!?」
「本当さ。だから―――」
『―――こんな茶番劇はさっさと終わらせようじゃないか』
・
「まったく……私はどうだって良いのに……なんでこんな事に……」
「さあ!!パチュリー様!!頑張りますよー!!」
「よりのもよって、前衛二人ですか」
「いいじゃないか!!さて、私も今回ばかりは負けるわけには行かないんでね―――」
『―――本気を出させてもらうよ』
『サポートは任せて下さい』
鬼は盃を持たず
狼の眼は血に染まった
・
「咲夜さんですか」
「美鈴……」
「まあ、今回は敵ですし手加減は致しませんので」
「―――ッ!!」
両手に七色の力を纏わせ
『死なないで下さいね?』
・
「フラン……何処まで私の邪魔をすれば気が済むのかしら?」
「お姉様が軽を諦める、もしくは自分の非を認めて反省するまで」
「まず前者は無理ね。大体私達は相思相愛なのよ?諦める道理が無いわ。そして後者。ちゃんと反省してるわよ?さすがにフランに手を上げたのわね」
ああ、やっぱり駄目なのか……まあいい。死なない程度に凝らしめて―――
『―――説教してあげるから。覚悟してね、お姉様』
二匹の悪魔がその翼を広げた。
・
「霊夢……お前に一体何があったんだ?」
「……何が言いたいのか分からないわね。それよりも魔理沙?私は怒ってるの。分かってるわよね?私の軽に触れるなんて舐めた真似してくれるじゃない。流石に殺しはしないけどそれ相応の報いを受けるのは―――」
『―――カクゴシナサイ』
「まさかこんな形で決着をつける事になるなんてな……いいぜ霊夢……今日は私のとっておきを―――」
『―――見せてやる』
・
『皆……頑張って……』
お読みいただき有難うございます!!
戦いのカードは出揃った。
後は結末を見届けるだけだ。
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これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
ニムエちゃんに踏まれたい(ハァハァ
では、また次回~