あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
せん……とう?
それと、こいしと、さとりの能力は作者の自己解釈ですのでご理解のほどをm(__)m
では、どうぞ!!
避けて、受け流し、攻撃。そしてまた避ける。
周りで大きな音が重なり合っている中、私たちの所はとても静かなものだった。
それもそうだ、本来の私たちの戦闘方法は、相手の心を読み、トラウマを呼び起こし、相手の心を殺すのだから。
そして、お姉ちゃんは勘違いしているようだが、お姉ちゃんの天敵は私であるが、同時に私の天敵はお姉ちゃんであるのだ。
心を読むと言うことは、別の思考を読む。
それを強制されていると言うことは、自分の目的をひたすら意識しなければならない。
そうしなければ、何をしなければならないのかが、直ぐに刷り変わってしまうのだ。
故に、私の能力はお姉ちゃんには殆ど効果がない。
そして、同時にお姉ちゃんの能力は私には『効きづらい』。
妖力を纏った拳が私の腹を穿つ。
お返しと言わんばかりに、私はお姉ちゃんに頭突きをおみまいした。
能力を発動し姿を眩ます。
お姉ちゃんの真下に移動し、お姉ちゃんの両足を全力で蹴り飛ばす。
グキャ と言う音と共に両の足がへし折れた。
ゴキャ と言う音と共に私の体は横に吹き飛んだ。
酒樽がガラガラと音を立てながら私の上へと落ちてくる。
それを妖力で弾き飛ばし難を逃れる。
樽が壊れたのか、辺りには酒のツンとした臭いが漂っていた。
お姉ちゃんは……倒れてるね……能力の事がバレてたら負けてたかも……
そう思いながらお姉ちゃんへと近づく。
「こいし……!!私は貴女のためにッ!なのになんで!!」
お姉ちゃんは私を睨み付けていた。
「ねえ、お姉ちゃんは私を助けるって言ってるけどさ、私はそんな事をお願いしたかな?」
「え?いや、でも……え?あれ?」
「私はね、お姉ちゃんがいればそれで良かったの。私が瞳を閉じたときもね」
お姉ちゃんは口をパクパクさせながら私の事を見ていた。
「お姉ちゃんはさ、どうしたっかたの?私はお姉ちゃんに助けて欲しいなんて言ってないし、本当はお兄さんの事を気に入ってたりするんじゃないの?ねえ、お姉ちゃんの心は今、どうなってるのかな?」
「私はこいしを助けるために……でも、こいしは助けなくてよくて……私は軽を気に入ってて、こいしは関係なくて、でもこいしを助けたくて、けいにちかづいて……でもこいしは―――けいは―――でもこいしの―――こいしは―――だからけいに―――あれ?アレ?アレあれアレアレあれあれあれアれレレれレレレ????????」
お姉ちゃんは頭を抱え子供のように震えだした。
今、お姉ちゃんは自身と向き合っていることだろう。
これで、お姉ちゃんが自身を受け入れ、想いを受け入れば。
答えなんて、それだけで出てくるものだし。
まあ、それまでは―――
『―――私が支えて上げるからね。お姉ちゃん』
・
古明地 さとり 発狂により敗北
古明地 こいし 勝利
『そうよ……これは軽を護るためなんだから……』
生気のない目で……彼女はそう、呟いた……
お読みいただき有難うございます!!
こいしとさとりの戦闘なんて思いつかなかったんや……弾幕ごっこ?なにそれ美味しいの?
さとり様発狂。そこから向き合い、初めて彼女は過去を受け入れられるだろう。
そこで初めて、孤独の辛さが分かるだろう。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
伝導者の三又槍が取れない……(ダークソウルわかる人にしか分からん話ばかりだな……)
では、また次回~