あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
寝落ちしたぜ!!
では、どうぞ!!
薄暗い部屋に、寝ている男と、男の手を握り締める女の姿があった。
部屋の外からは轟音が鳴り響き部屋のなかまでもを震わせる。
女は考える。今、私に出来ることは何か……と。
目の前には、愛しい人がいる。
女は裏切られてきた者の嫉妬心によって生まれた存在。そして、彼女自身裏切られた事もある。
そして、そんな女の前には直ぐにでも既成事実が作れる状況……
だが、女はその気持ちを抑え、耐え続けた。
そして、ふと思う―――
―――既成事実を作れば彼を護れて、私も幸せになれるのではないのか……?と。
そんな美味しい餌が目の前に……女の理性は目映い光と共に崩れ去った。
男の唇に自身の唇を重ね、自分の色に染め上げるかのように、満遍なく堪能する。
そして、唇は離さずゆっくりと自身の服を脱いでいく。
自身の服を脱ぎ終わった女は、遂に男の服に手を伸ばした。
上半身のボタンを外し、そのさらけ出された胸板に舌を這わせる。
その時、小さな声が聞こえる。
それは、小さなうめき声のようだったが、女の耳に届く事はなかった。
・
過去の記憶……
それは、とても受け入れがたいモノであった。
だが、俺の中にあったのは何も悪い記憶だけではなかった。
それは、この地底での出会い……俺を襲うわけでもなく一人の友人として接してくれる友人……
それが、それだけが俺を支え、守ってくれていた。
・
ん……
重い瞼を持ち上げる。
俺の目に映ったのは、見馴れた天井、そして……俺の胸板を舐めている友の姿だった。
ああ……
「あら。軽おはよう」
ああ……またか……
「体が痛んだりしないかしら?」
またなのか……
「ちょっと待っててね?今、軽をたスケるから……ネ?」
またおれは……ウラギラレタノカ……
俺の上に股がってたのはパルスィではなかった。
ソイツの口がニンマリと笑みを浮かべた。
ゾワリと底知れない恐怖が俺を襲う。
「な……なんだよ……見るな……俺を見るなぁあああ!!!」
上に股がっているソイツを払い除け、ソイツの上に股がり
「死ね!死ね!死ねしねシネシネェ!!」
何度も
何度も
何度も
自身の拳が血に染まるまでひたすら殴り続けた。
「はぁ……はぁ……キヒ……キヒヒヒ」
もはや声ではない声が部屋のなかをこだまする。
「軽!?」
扉が勢いよく開き数人が部屋の中へと入ってくる。
その顔は―――
―――全て―――
―――ソイツの顔だった―――
・
暴れる軽を押さえ付け、今後の事について考える。
端的に言えば、地底に軽を置いておくの彼の精神的にも危ない。
なら、何処かに移動させるのが妥当なのだろうが……彼の事を考えるとそれはそれで危険か気もする。
まず、人数が少ないといけない。
そして、その少ない人数が強者でなければいけない。
そして、あいつらにバレにくい場所でないといけいない。
そして、幻想郷にはそれにピッタリ当てはまる場所が存在した……
そこは美しい桜が咲き乱れ、そんな場所には美しい幽霊の姫がいるらしい。
お読みいただき有難うございます!!
軽くん発狂。パルスィは無事です。
ソイツに自身が一番恐いと思う顔をはっつけてください。因みにちゃるもんは霊夢の顔を真っ黒に塗り潰して、半月のような赤い目と口のやつを想像しながら書いてました。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩壊録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
ねむ……zzZ
では、また次回~