あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
駆け足になってしまった……
感想ありがとうございました。
「すいません……お見苦しいところを……」
「良いのよ。言ったでしょ?私も一緒に背負うって」
確かにそう言っていた。でも……どうせまた狂ってしまうに決まってる……
今までも……そうだったのだから……無理に決まってる……
「また、そうやって逃げて、諦めるのかしら?」
「…………」
「勝手に無理だって決めつけて、目を背けて、逃げて、そして、諦める。
私はね。逃げる事自体は悪いことじゃないと思うの。
だって肝心なのは、逃げた先で何をするのか。
逃げると言うことは、諦めると同義であり
逃げると言うことは、立ち向かう事と同義なのだから。
ねえ?貴方は悔しくないの?
こんな理不尽を押し付けられて、逃げても逃げても狂わせて……
責めることすらしなかった……
そんな自分のせいで全部が壊れていって……
貴方は悔しくないの?」
「……そりゃ、悔しいですよ……椛の時も、レミリア様の時も、上白沢さんの時も、パルスィの時も、それこそ博麗霊夢の時だって……俺がもっと冷静に状況を整理して、話し合いでもすれば……」
そうだよ……やっぱり全部俺が……
「貴方は甘過ぎるのよ。責任を押し付けもせず全部自分が悪いって言って、貴方はもっと我儘になってもいいの」
「今さら変えられませんよ……さっき、幽々子様も言っていたじゃないですか。俺は逃げて、諦めた臆病者ですよ……」
「諦めたらもう一度立ち上がればいい。貴方はその足で立っているのだから。
貴方はその手で何も掴んでいないのだから。
貴方はその瞳で結末を見ないといけないのだから。
貴方は……生きているのだから」
その言葉は、少年漫画に出てきそうな台詞だった……
ああ、実際に聞いてみれば良く分かる。
主人公達がどれだけ強かったのかが……
どれだけの人に支えられ強くあれたのか……
「貴方の能力は『逃げる程度の能力』軽が望むのであればいくらでも力を貸すでしょう。そして、それは逃げるときだけではないわ。
逃げるとは、諦めることと同義であり、立ち向かう事と同義である。
後は、自身で決めなさい」
諦める……立ち向かう……
誰かから出された、初めての選択肢。
今までのように諦めたら……俺は楽になれるのだろう……
でも、それで良いのか?
本当にそれで?
良いわけなんてない……それは俺が一番良く知っているハズだ……
なら、立ち向かう?
そんなの無理に決まっている。俺は甘過ぎるのだから。
……だったら、選択肢など一つではないか。
そして、言わなくてはならない。
俺を受け止めてくれた人達に、俺を支えてくれた皆と目の前の女性に……
「ありがとう」
と。
俺は甘ちゃんだ。
だからどうした。
こんな理不尽な人生なんだ。
今回は俺の我儘に付き合ってもらうぞ。
―――さあ、逃げに逃げてやろうじゃないか―――
お読みいただき有難うございます!!
軽くんの能力発覚!!ね?シンプルだったでしょ?
さて、残すエンドは後二つ……最大のフラグを回収するべく、物語は進んでいく……
今更ですが、キャラクター紹介とかしたほうがいいですかね?
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方、崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
妖夢ちゃん……君はそれで……
では、また次回~