あの日から俺の人生は狂ってしまった。 (完結) 作:ちゃるもん
いや~ほとんどの接点がないからキツイ!!
では、どうぞ!!
怪我は、途中からきた軍隊風の男性と左半身が無い男性が直ぐに治してくれた。
直してくれたの方が正しいか?
二人は壱さんに挨拶をして(じゃれあって?)その場から消えた。
その後、紅魔館に療養目的で数日泊まっていたのだが、十六夜咲夜には会う事はなかった。
そして、今は人里に来ている。
魔理沙の話が本当なら、今は安全なはず……なのだが、正直ここには二度と来たくはなかった……
目の前には、美しい白い髪と赤眼を持つ女性の姿。
その目には涙を溜め、口を手で覆っている。
「少し席を外そう」
壱さんは近くのお店へと入っていった。
・
人里から少し離れた川の畔に俺と、妹紅は腰を下ろしていた。
先に口を開いたのは妹紅だった。
「驚いたぞ。あんな所でオマエと会えるなんてな」
「まあ、いきなり居なくなった奴がひょっこり現れたわけだからな」
「あ、ああ」
歯切れの悪い妹紅の声。
「どうかしたのか?」
「い、いやなんでも……ない……」
どんどんその声は小さくなっていく。
そして、頭を抱え話始めた。
「あ、あのな?その」
妹紅は、頭を抱えたまま深く息を吐き、ガバッ と勢い良く顔を上げた。
「慧音のあれは私が酒を飲ませたからなんだ!!でも、まさか、あんな事になるとは思ってなくて……とにかく、その……すまなかった!!」
…………
「そう……だったのか……はは、やっぱり俺が冷静に行動してれば良かったんだな」
「……責めないのか?私はオマエを迫害したのと同じことをしたんだぞ?」
「責めても意味がないだろ?あでも、これだけは答えてもらうぞ?なんで上白沢さんにお酒を飲ませたんだ?」
「そ、それは……」
妹紅は、俯いてしまった。
「オマエは……私の種族を知ってるか?」
「種族?人間じゃないのか?」
「違うんだ……まあ、元々は私も人間だったんだけどな……」
だったら……一体……
その後も、何個か種族を答えたが全部違うようだ。
「まあ、分からないよな……私は蓬莱人。不老不死だよ」
「不老不死?」
「そう……例えどんな事、心臓が無くなっても、全身の血肉が無くなろうとも決して死ぬことがない。それが私だ」
「ふーん」
不老不死って存在したんだな……いや、吸血鬼やら鬼やらがいる時点でおかしいか。
「ふーんってオマエな……はあ……なんか馬鹿馬鹿しくなってきた」
「え?」
「もういいよ……で、慧音に酒を飲ませた理由だっけか。まあ、そのなんだ……ほろ酔い状態にして、慧音の本音を引き出そうとしたんだよ」
「本音?」
俺が妹紅の顔を覗き込むと、その顔は一瞬にして真っ赤になった。
「う、うるさい!どうせ今から慧音の所に行くんだろ!?送ってやるから!さっさと行くぞ!!」
「あ、おい引っ張るなよ!!」
―――『言えるわけないだろ』―――
―――好きだなんて―――
―――気付いているなんて―――
―――でも、今はこのままで―――
―――だから、今は彼女の好きなように―――
お読みいただき有難うございます!!
軽くんは鈍感じゃないです。
あんな環境にいたんですから……嫌でも鋭くなりますよ……慧音先生はーって本編でも言っていますしね……
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
これからも
『東方 崩廻録』 と 『あの日から俺の人生は狂ってしまった。』
を、よろしくお願いします。
オーバーロード面白い。
では、また次回~