死にたがりの果実   作:calamity

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第13話「オーバーロードとの戦い」

デュデュオンシュとクロノ、ユーノは向かい合っていた。デュデュオンシュは懐から片手剣『デェンゴシュイム』を取り出し、クロノとユーノに向かって行く。

 

「クロノ、僕が動きを止めるからその間に攻撃を」

「わかった」

 

ユーノはチェーンバインドでデュデュオンシュを捕らえようとするが機動性が高いのか動きが早く捕まえることができない。クロノは牽制でスティンガーレイを放つがデュデュオンシュはそれをかわす、クロノは追撃をしようと動こうとすると足がなぜか動かなくなっていた。足元が液体状になり動きが封じらられてしまう。

 

「クロノ!」

 

デュデュオンシュはクロノに突っ込んでいく、ユーノはクロノの前に立ちバリアを張る、デェンゴシュンムとバリアがぶつかり合う。ユーノは何とか耐えようとするがバリアにはどんどんヒビが入っていく、デェンゴシュンムがバリアを斬り裂きユーノを斬りつける。ユーノは斬りつけられ後ろに飛ばされてしまう。何とかバリアジャケットを着ていたので致命傷には至らなかったが斬り裂かれた場所からは血が流れていた。クロノは普通通りに

 

「ユーノ大丈夫か!」

「ああ、何とかねでもあの剣は厄介だねアレをどうにかしないと結構つらいよ」

「アイツの能力に動きが制限されるものがある、それも気を付けていけよ」

「了解」

 

ユーノとクロノは二方向に分かれてデュデュオンシュを挟んで攻撃を仕掛ける、デュデュオンシュは先ほど殺し損ねたユーノを狙う、それはユーノにもわかっておりユーノは捨て身の作戦に出る。ユーノにまっすぐに走ってくるデュデュオンシュ、ユーノは動きを止め防御の構えに入る。デュデュオンシュのデェンゴシュンムがユーノのバリアにぶつかる、ユーノは必死に耐える。

 

しかしまたしてもデュデュオンシュの破壊力のほうが上でバリアが砕かれる、そしてデェンゴシュンムの剣先はユーノに突き刺さる。それはユーノ腹部に突き刺さるがユーノはにやりと笑みを浮かべる。

 

「かかったな、クロノ今だ!」

 

するとユーノの周りから無数のチェーンが現れデュデュオンシュを拘束する、ユーノはデェンゴシュンムを引き抜き後ろに下がる。待機していたクロノがデュランダルを構え詠唱を唱え始める。

 

「悠久なる凍土 凍てつく棺のうちにて 永遠の眠りを与えよ 凍てつけ!、エターナルコフィン!」

 

デュデュオンシュを氷が覆い尽くす、床も壁も凍り付いてしまう。ユーノはその場に座り込み自らの腹部に回復魔法をかける。

 

「やったねクロノ」

「ああ、けどお前も無茶をする」

「これぐらいやらないと倒せなかったしね、ここで僕たちがあいつを倒さないと先に進んだみんなに迷惑がかかるから」

「そうだな、お前が回復したら皆を追っかけよう」

「そうだね」

 

ユーノとクロノはその場で一息をつく、クロノのは先に進んでいたの者たちの心配をする。この先にもこれほど強力な敵がいるなら誰かは死ぬ可能性、最悪の場合全滅もあり得るからである。

 

「皆無事でいてくれ」

 

 

 

 

 

 

先に進んだメンバーは新たな強敵に遭遇していた。

 

「デュデュオンシュを超えてきたか、ここではこのグリンシャが相手になろう」

「ここは我ら守護騎士にお任せください」

「みんな気をつけてな、絶対に無理しちゃあかんで」

「勿論です、リイン主のことを頼んだぞ」

「はいです」

 

紘汰達は先に進んでいく、シグナム達にはデバイスを構える。グリンシャも懐から野太刀『アアシュイム』を取り出す、先に動いたのはシグナムだった。レヴァンティンでグリンシャに斬りかかる、グリンシャはアアシュイムで

それを受け止める。

 

「くっ!重い」

 

剣と剣がぶつかり合っているその横からヴィータがグリンシャをアイゼンで叩き付けるがグリンシャはそれを剣を持っていない方の手でアイゼンをつかみ取りそのままヴィータを投げ飛ばす、それを人型となったザフィーラが受け止める。シグナムは一度下がり態勢を立て直す。

 

「大丈夫かヴィータ」

「ああ、てかなんて奴だシグナムと打ち合ってるのにも関わらずアタシをぶっ飛ばしやがった」

「あの力は規格外よ、一撃貰っただけで大ダメージよ」

「シャマルこちらで注意を惹くその間にアイツを拘束してくれ」

「わかったわ」

 

再度シグナムとヴィータが突っ込んでいく、シグナムとヴィータは交互に攻撃を仕掛けグリンシャに連撃を浴びせる。流石のグリンシャもスピード勝負には弱いらしく少しずつだがシグナムとヴィータの攻撃が当たっていく。攻撃があたり始め勝てるのではないかと言う慢心が生まれる。

 

しかし一時の油断が反撃の隙を与えてしまう、グリンシャは距離を取りシグナム、ヴィータに向かって突っ込んでいく。二人の前にザフィーラが出る、ザフィーラはバリアを張る。グリンシャはそれに突っ込んでいく、ザフィーラのバリアとグリンシャがぶつかり合う。グリンシャの角はどんどんザフィーラのバリアに食い込んでいく、そしてザフィーラのバリアは砕け三人とも一緒に飛ばされてしまう。一番先頭にいたザフィーラが一番のダメージを喰らう。

 

「ザフィーラ大丈夫!?」

「一応な、しかしあの攻撃は効いた」

「ああ、やはりこの階の守護を任されているだけはある」

「シャマル準備は出来たのか」

「ええ配置は完了したわ」

「それじゃあ行くぞ」

 

シグナムとヴィータが一斉に動きだす、グリンシャはどちらが先に来るのかを警戒しながら二人を見ていた。しかしグリンシャを攻撃したのはシャマルだった。クラールヴィントで風を起こし目くらます。グリンシャは一瞬目の前が見えなくなる、その間に二人の姿を見失ってしまう。辺りを見回し二人を捜す、しかし時すでに遅くシグナムがすでに背後に回っており、グリンシャを紫電一閃で斬り裂く、グリンシャの手からアアシュイムが離れる。

 

武器が離れたのを見計らいシャマルが仕込んでおいた設置型バインドでグリンシャを拘束する、ヴィータはカートリッジをロードし自身の使える最強の技を繰り出す。

 

「豪傑・爆砕 ギガントシュラーク!」

 

ヴィータの渾身の一撃が放たれる、グリンシャはそれを両手で受け止める、床に足が沈んでしまう。グリンシャは足を抜き取ろうとするが一向に抜けない。シグナムは追撃を仕掛ける。

 

「駆けろ!隼」

 

レヴァンティンは弓の状態になり、矢には炎がたぎる。シグナムはグリンシャめがけて撃ち放つ、グリンシャはよけることが出来ずに直撃してしまう。

 

「我がこのようなところで…ぐっは!」

 

グリンシャは床に倒れ爆散してしまう、シャマルは急いで3人の応急手当に取り掛かる。

 

「もうみんな無茶ばっかりするんだから」

「まあこうしてみな無事なんだ、いいじゃないか」

「そう言っていつも無理するんだから」

「それよりはやてたちは大丈夫かな」

 

ヴィータははやてとなのはの心配をする、一番無理をする二人だからである。ヴィータは願うどうかあの二人が無事であることを…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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