俺は鎧武へと変身をする。無双セイバーと橙大丸を構えコウモリインベスがどう出るかを待つ、コウモリインベスは後ろの二人を狙ってくる。それを俺は無双セイバーで斬りつける。
「二人には指一歩触れさせね!」
コウモリインベスは空を飛び、空中から襲ってくる。俺はコウモリんべスに捕まり、地上100メートル程度の位置から落とされる。その高さから落とされたら普通の人間は死んでいるが俺は鎧武になっているため無事だが、しかし死なないとはいっても痛みは尋常ではない。
「っぐ…」
「紘汰立って!」
「紘汰君!」
応援してくれる二人の声に後押しされ、俺は立ち上がる。コウモリインベスはまた空を飛ぶ、俺はそれを無双セイバーで撃ち落とす。コウモリインベスはそのまま地面に落ちる。俺は橙大丸と無双セイバーを合わせナギナタモードにする、そのまま一気に決める。
『イチ・ジュウ・ヒャク・セン・マン・オレンジチャージ!』
「とりゃあ!」
一回、二回と薙ぎ払いコウモリインベスにそれを喰らわせる。そのまま走り、コウモリインベスを切り裂く。コウモリインベスは破壊され、俺は変身を解く。
「これで一安心」
「紘汰あれは一体何なの!?」
「あれはインベスって言う化け物さ」
「インベス?、そんなのが居るなんて」
「まだ安心するな、他にもいるかもしれない」
おそらくなのは達が張ったであろう結界がまだ解けてはいなかった、俺は二人を結界の外へと運ぶ。二人を運ぶと俺はまた結界の中に入っていく。結界の中を走っていると、目の前にクラックが出現する。そこからはインベスが出てくることは無く、そのまま開いている状態だった。まるでここに入れと言っているかのうようだった。
「どうする、入ってみるか」
俺は決心しクラックの中に入っていく、俺はヘルヘイムの森に侵入する。俺は前日に戦国ドライバーにゲネシスコアをかませていた、俺が持っている中で一番強力なロックシードを持ってきていた。そうエナジーロックシードを持ってきていた。そのままクラックに突っ込んでいく。
一方その頃…
「これで何体目だよ!」
「これじゃあキリがないよ」
「なのは、はやて、瑠衣一回撤退しよう」
「そうやな、フェイトちゃんの言う通りや」
多数のインベスに囲まれていた、なのは達はインベスを倒していくが、しかし倒しても倒しても新たにクラックからインベスが現れて行く。4人とも応戦していくが数は一向に減る気配がない。
「とりあえず、道を切り開かないと」
「私が道を開く」
「じゃあ私たちで支えないと」
「そうやな、なのはちゃん頼むで」
なのはは魔力を溜め始めた、瑠衣とフェイト、はやてはなのはを守るように囲む。なのはの魔力が溜まりそれを放つ。
「スターライトブレイカー!」
なのはのスターライトブレイカーにより、インベスは一掃される。4人は撤退しようとするが突然出てきた一体のインベスにフェイトは足を掴まれてしまい、そのままクラックの中に引きずり込まれる。あまりの突然のことに他の3人は反応が遅れフェイトはヘルヘイムの森に連れ去られてしまう。
「フェイトちゃん!」
なのはは叫ぶがその声がフェイトに聞こえることはなかった。3人はアースラへと戻るが3人の顔は沈んでいた。一方の連れ去られたフェイトはと言うと自分を連れ去ったインベスを倒し、森の中を彷徨っていた。突然に捕まれた足を無理やりインベスから引き離したため、足に負傷してしまい動きが少し制限されてしまっていた。
フェイトside
「ここは一体どこなんだろう、見た感じ森の中見たいだけど」
私は辺り一帯を見渡すが、そこは一面木々が広がっている森の中だった。多数のインベスが生息しており、できるだけインベスに気づかれないように行動をする。森に生えている木には見たことのない実がなっていた。私は不思議に思い、それを掴みとってみる。その実を見ていると唐突にその実を食べようとしてしまう。口に運び、実をかじる直前に数体のインベスが現れ何とか正気に戻る。
「流石にこの数を一人で相手にするのは、でもやらなきゃ」
私は相棒のバルディッシュを構え臨戦態勢に入る、得意のブリッツアクションを生かし初級インベスを翻弄していく。
「フォトンランサー!」
初級インベスはフォトンランサーを受け破壊されていくが、残ったシカインベス、セイリュウインベスが私に反撃をしてくる。シカインベスの攻撃を何とか耐えるが横からきた、せいりゅうインベスの攻撃により吹き飛ばされてしまう。それでも諦めない絶対に!
「絶対に帰って見せる、なのは達の元に!。ハーケンセイバー!」
バルディッシュから放たれた光の斬撃をシカインベスとセイリュウインベスは必死に防ぐ、私はさらにを追い討ちをかける、そんな時私が気づかないところにもう一体インベスが隠れていた。そのインベスは最悪のタイミングで現れる。
「これで決める、雷光一閃プラズマ、きゃぁ!」
最後の大技で決めようとしたところに隠れていた、カミキリインベスが現れる。不意を突かれカミキリインベスの攻撃をもろに受けてしまう。それでもなお立ち上がろうとするがここにきて、先ほどインベスに掴まれた足が痛み立ち上がれない。目の前にシカインベスが迫り、目をつむり覚悟する。
「ごめん、なのは、皆……」
シカインベスが私を殺そうとした、その時…
「とりゃ!」
横から一人の少年がシカインベスにドロップキックを決め、シカインベスを吹き飛ばす。その少年はかつて私を裏切ったはずの少年だった。
紘汰side
なんだか森をさまよっていると、目の前に複数のインベスに囲まれたテスタロッサの姿があった。何あれ、なんでここに居るの!?しかも結構やばそうな状況だし。これは助けないと。そう思うと体は勝手に動いていた。
「おい、何でここに居る?」
「そっちこそ、何でここに!?」
「ちょっと、待ってそんなことは後回しだ。とりあえずこいつらを何とかする」
俺は戦極ドライバーを腰に巻き、オレンジロックシードを取り出す。
「変身!」
『オレンジ Lock on』
『ソイヤ! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!』
「ここからは俺のステージだ!」
俺は無双セイバーと大橙丸を持ち、インベスに突っ込んでいく、セイリュウインベスを無双セイバーで斬りつけ、そのまま後ろにいたカミキリインベスを大橙丸で流れるように斬りつける。
「早速ジンバの力を試さしてもらうぜ!」
俺はレモンエナジーロックシードを取り出す。
『レモンエナジー Lock on』
『ミックス! オレンジアームズ! 花道・オンステージ!ジンバーレモン!ハハーッ!』
俺は新たなフォームジンバ-アームズに変身する、俺はソニックアローを使いインベスたちに矢の嵐を浴びせる。インベスたちはそのまま吹き飛んでいく。まずはシカインベスに狙いを定める。レモンエナジーロックシードを取り外し、エナジードライブベイにはめ込む。
『オレンジスカッシュ!』
『レモンチャージ!』
ソニックアローにエネルギーが溜められ、俺はそれをそのままシカインベスに放つ。シカインベスはそれを真正面から受け爆散する。カミキリインベスもセイリュウインベスも同時に攻撃してくるがそれをソニックアローで防ぐ。俺はこれでもかと言わんばかりに追い討ちをかける。カッティングブレードを二回倒す。
『オレンジオーレ!ジンバーレモンオーレ!』
斬撃を放ちそれをカミキリインベス、セイリュウインベスに当てる。インベスは爆散し、とりあえずその場の安全を確保する。変身を解きフェイトに近づく。
「大丈夫か?」
「あ、う、うん」
「そんなに焦んなくても君をどうしようとも思ってない、ほら立ってここを抜けないとな」
「うん」
テスタロッサは思ったよりも素直に言う事を聞いてくれて、俺はちょっと疑問に思ったがこんな状況に置かれてしまったら流石に歴戦練磨の少女でも怖いものはある。それもそのはずだこの子だって俺と同じ12歳だ、そんな子が正気を保っている方が不思議である。
「結構歩くことになると思うから覚悟してね」
「うん、わかった」
テスタロッサは立ち上がるが、痛みに耐えるような顔をしておりしきりに右足を気にしていた。俺は何があったか察し、しゃがみこむ。
「ほら、足痛いんだろ、無理するな」
「ごめん、ありがとう」
本当に不思議なぐらい素直に言う事を聞いてくれた。俺はテスタロッサを背負いヘルヘイムの森を歩く。そこらじゅうにインベスがおり相手にしていはキリがないのでインベスに見つからないようにこっそりと進んでいく。
「助けてくれてありがとう」
「えっ!」
俺はテスタロッサに感謝され驚いてしまう。そんな言葉が出てくるとは思っていなかったから、突然の発言にビックリする。
「そんなに驚かなくてもいいのに…」
「いや、そこまで素直に感謝されると反応に困る」
「本当に危ない所を助けてもらったから、紘汰が助けに来なかったら私、死んじゃってたから」
「まあ、救える命が目の前にあるなら、俺はそれを迷わず救う。それが誰であろうとな、そう誓ったから」
「優しい所は変わらないね」「
「変わったか?、変わったんじゃなくてお互い成長したんだ」
「そうだね、あの事があってから紘汰は学校に来なくなちゃったから、会うことが無くなっていったもんね」
「そうだな、瑠衣には嵌められたよ、アイツはあれの布石の為だけに俺と仲が良いふりをしてたなんてな」
「瑠衣が!?…でも瑠衣がそんなことするはずがない!」
「そう、そこが瑠衣のうまい所さ、瑠衣がそんなことするはずがない。それは俺も思ってたさ、けど裏切られた」
「それは…」
「俺の言う事を信じるか信じないかはテスタロッサ次第だから」
「瑠衣のことも信じたいけど、やっぱり紘汰のことも信じたい」
「そっか、でも瑠衣には気を付けろとだけは言っておく」
「なんかこうやって話してると紘汰と初めて会った時のことを思い出すね、初めて会った時もこうして私をおんぶして運んでくれたんだよ」
「そんなことをしたっけな?」
俺は覚えてないと口では言っているが、本当は覚えている。フェイトと俺の初めて会ったあの日の出来事を…
次回は紘汰とフェイトの過去編になります。そして紘汰とフェイトはヘルヘイムの森から脱出することは出来るのか!