とある補給艦娘の物語   作:h.hokura

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本当に久々の更新ですね、申し訳ありません。
しかも短いし話もラブコメ調ですが。
それでも良ければどうぞ。




ましゅうと肉食系(?)な鹿島さん

その嵐は鎮守府に到着するなり私を直撃してきました。

「香取型練習巡洋艦二番艦、妹の鹿島です・・・仲良くしてくださいねましゅうさん。」

 

新しい艦娘さん、それも香取さんの妹さんが着任すると言う事で私は桟橋に来ていました。

まあ暇だったからと香取さんの妹さんがどんな艦娘さんなのか興味があったからです。

そこには迎えに来た香取さんと私、それに吹雪さんと大鯨さん、そして最近部隊支援艦隊に配属された響さんが居ました。

「香取さんの妹さんというのだから、凄く真面目な艦娘なのかな?」

響さんが私の隣に立って、というか密着しながら話し掛けてきます。

「香取さんは自分とは正反対のだと言ってましたけど・・・響さん何でそんなに密着するんですか?」

「いいじゃないか私達の仲なんだから、それとも駄目かい?」

涼しい顔をしながらそう言ってくる響さん、私達の仲って・・・

「何が私達の仲ですか、密着過ぎです響さん。」

反対側に立つ吹雪さんが機嫌悪そうな声で聞いて来ます・・・そういう吹雪さんもさっきから密着しているんですが。

「まったくです響さん、あと吹雪さんもですが。」

吹雪さんの隣に居る大鯨さんがこちらも機嫌悪そうな声を上げながら2人を睨む。

桟橋に着いた途端、響さんが私に密着して来て、後から来た吹雪さんが同じ様に密着し、2人に遅れて就いた大鯨さんがそれを見て機嫌を悪くするという状態に今私はなっていました。

「貴方達は何をやっているんですか?」

香取さんが呆れた様に私達を見て言います。

無理を言って付いて来た身としては非常に心苦しかったのですが、この3人何かとこう張り合うので私も困っているのだ。

「・・・原因はましゅうさん、貴女にあるんですよ。」

額に手を当てて香取さんは深い溜息を付きます。

ただそう言われても私はどうすればいいのでしょうか?

というか何故こうも3人は張り合っているのやら私にはよく分からないのですが。

そんな私を見て「駄目ねこの娘、今度教育してあげないと。」と香取さんが呟きます。

彼女が言うと何故か背筋が凍る思いがするのは気のせいでしょうか?

「まあ良いです・・・どうやら来た様ですね。」

香取さんはそう言って港の入り口を見ます、そこには一隻の艦、確かに艤装展開した香取さんとそっくりです。

既に妖精さん達が誘導を初めています、それに従って艦は私達の居る桟橋に近付いて来ます。

やがて停止すると眩しい光が艦を包み、それが消えると海面に立つ1人の艦娘。

あれが香取さんの妹さんですね、人懐っこい笑みを浮かべ私達を見ていますね。

「う・・・大きい(泣)。」

隣で吹雪さんが言ってますが、何の事でしょうか?

聞こうと思いましたが、表情があまりにも悲壮だったので止めておきました。

彼女はそうするうちに桟橋に上がって来ます。

「よく来たわね鹿島、歓迎するわ。」

香取さんがそう言って微笑みながら手を出す。

「ええありがとう香取姉、これからよろしくね。」

出された手を握りながら鹿島さんが答える。

「それじゃ鹿島、皆に自己紹介を。」

促されて鹿島さんが私達の前まで来て会釈する。

「香取型練習巡洋艦二番艦、妹の鹿島です・・・仲良くしてくださいねましゅうさん。」

「はいこちらこそ・・・えっと何故私の名を?」

名乗っていないのに名を言われ私は戸惑う。

「お話は伺っていますから。」

「はあ、そうですか。」

私としてはそう答えるしかない。

そんな私達を見て響さんの目が細められ、吹雪さんと大鯨さんの表情が怖くなっているのですが。

「・・・なるほど、鹿島さん私は暁型2番艦の響だよよろしく、あと譲る気は無いから。」

「あらあらこれは強敵ですね、もちろん私もですが、以後よろしくお願いしますね。」

表面上は穏やかな会話なのに何でこうも背筋が凍る感じがすのでしょうか?

「私は特型駆逐艦1番艦の吹雪ですよろしく・・・言っておきますが私がこの中では一番ましゅうさんと付き合いが長いので。」

「ふふふこちこそよろしくお願いします・・・愛情に付き合いの長さは関係ありませんよ吹雪さん。」

こちらも一見普通なのに何故か悪寒がして仕方がありません。

「潜水母艦の大鯨です、よろしくお願いします鹿島さん・・・確かに付き合いの長さは関係無いですね、でも会った瞬間にと言うのは軽くありませんか?」

「運命の出会いと言うのもあるんですよ大鯨さん。」

更に増す悪寒、あと大鯨さんが鹿島さんだけでなく吹雪さんも睨んでいるのは気のせいでしょうか?

今日はわりかし暖かな気候だった筈ですが、この場は真冬と間違えそうな寒さが・・・

「皆さんそれくらいにしておきなさい、鹿島後で話があります、良いですね?」

「はい香取姉。」

香取さんの言葉で何とか寒さはましになりましたが、依然険悪な雰囲気が消えません。

「ましゅうさん・・・そのうち貴女大変な事になりますよ、もっと自覚を持って下さい。」

そして香取さんの矛先は私に向けられ、怒られてしまいました。

「えっと気をつけます香取さん。」

私はそう言うしかありませんでした、だって香取さんの目が怖かったからです。

そして香取さんと鹿島さんは、提督への挨拶や赴任の手続きの為、執務室のある建物に向かいました。

一方残された私達ですが・・・

「香取さんの言う通りだね、ましゅうさん自覚した方が良いよ。」

「そうですね、ましゅうさんもっと周りの人の気持ち考えて下さい。」

「はいその通りですね、ましゅうさんは鈍すぎます。」

3人に攻められていました。

その後寝るまで、いえ寝る時もですが3人は私を放してはくれませんでした。

「ふふふ、それなら私もですね。」

それに何故か鹿島さんまで乱入して来て、5人揃って寝る羽目になったのでした。

 

翌日香取さんを始め部隊の皆さんにまたですか、と言う顔をされたのは言うまでもありません。




本当はシリアスな話でもと思ったんですが無理でした。
一応ラブコメなら続けれるかなと。

それでは。
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