ドラえもん 未来と過去の接触 作:青狸
B組は階段を上がってすぐのところにあった
出木杉と一緒にクラスのドアを開き中を除くと大勢の人が中にいる
入試会場で顔を合わせた程度の人達だ、無論話したりというようなことは無かったが。
「のび太さん、出木杉さん。おはよう!」
不意に後ろから声がする
この声はしずかちゃんだ。
出木杉よりも先に名前が読み上げられたことだけでも嬉しく思う
「お「おはよう、今日からよろしくね」
出木杉に先に言われてしまったが「おはよう」と挨拶をし軽い世間話を済ませ席につく
先生が入ってきた。びしっとしたスーツを着た先生、若さからして新任のようだ。
「先生の名前は山下 進だ。科学を担当する。好きなものは研究、最近はタイムマシンに興味があって研究中だ!嫌いなものは特にないかな!今年一年嫌なこともあるだろうが楽しいクラスにしような!」
今流の熱血タイプの先生だろうか?タイムマシンの下りには目が見開いてしまった。もし自分が未来から来たロボットと何年も住んでいて、白亜紀に行ったり未来に行ったりしたと知ったらどんな顔をするだろうか。
2時間目、3時間目は初日ということもあり学校案内と必要なものの購入に費やされた
4時間目は諸注意など学校についての説明
午前授業なのでこれで今日は終わりだ
「今日は荷物重いが気をつけて帰れよー」
チャイムが鳴ると周りの人間が身支度をする
のび太は身支度より先にしずかちゃんの方へ向かった
「し、しずかちゃん。よ、良かったら今日。い、いっ、一緒に帰らない?ほら、家近いし、荷物も思いでしょ?手伝うよ」
頭の中でさんざん言おうとしたセリフを言えたのは良かったが、噛み噛みだ。
しずかちゃんは笑っていいよと答えてくれたので良しとしよう
「あ、出木杉さんも一緒にどう?」
せっかくふたりで帰れると思ったのに〜…
出木杉を呼ぶなんて…なんて思っていたが、まさかの出木杉の返事はNO。先生にききたいことがあるらしい
空気を読んでくれたのかわからないがのび太は心でガッツポーズを決めながらしずかちゃんと下足室へ向かった。
「おーっす!のび太!遅かったなぁ!」
「一緒に帰ろうと思って待ってたんだよ!」
(なんでこんな時に限って…)
ジャイアンとスネ夫が正門で待っててくれていた
荷物運ぶのを手伝ってくれたりとありがたいんだが、悔しい気持ちは消えなかった。
ましてや、「明日からもみんなで帰らないか?」と言われてしまった。それはしずかちゃんと二人の時にに僕がいうセリフだったはずなのに…なんてのび太は思いながら頷いていた。
「のび太は朝起きるの苦手だしみんなで呼びに言ってやるよ」とスネ夫が言った。これもみんなで学校に行けるという嬉しさに駆られてOKしてしまった。
駅につき皆で商店街を歩く。「美味しそうなコロッケ売ってるぞ、食って帰らないか?」というジャイアンの誘いに承諾し皆で買い食いをする。中学の頃には皆で商店街に来ることさえも少なかったのでこれも初めての体験だ。
「ああ美味しい。こんな店知らなかったよ、そういえば最近この近くってよく新しい店出来てるよね。」
「そういえばそうね。街の活性化かしら?」
「うちの店に来る客も増えて万々歳だぜ。近くにコンビニも出来たし便利になってきたよな」
「でも急だよね〜。ドラえもんが帰る前はこんなに店なかったしね。今度遊びに来たら案内してあげないと」
「そうだね。いつでも来てって言ってあるからすぐ来てくれるよ。」
「そうか!楽しみだ!それまでにうちの店も改築しようかな。剛田スーパーなんてどうだろう」
「アハハ、いいね!流行ると思うよ!でも店内にジャイアンの歌を流すなんてことは考えてないよね?」
「なんでダメなんだ?」
「考えてたんだ…。えっと…ジャイアンの歌はもっと全国的に有名になるはずなんだから勿体ないじゃないか。ね?」
「そうよ。武さん頑張ってね」
「お、そうか!?じゃあ喉を鍛えるレッスンなんかしようかな。」
「みんないつもと変わらないなぁ…フフフ。」
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「うーん…やっぱりおかしい…」
「早すぎる…なんでだ?」
「何か新発見の物質でも…?」
「…レポートを明日までに書き上げないとな。」