今までの物も少しづつ直していきます。
というよりUAが10000越えていてビックリ!( д) ゚ ゚!
皆様ありがとうございます!!
「お願いですからいきなり攻撃でバーンなんてやめて下さいよ・・・。」
「不吉なこと言わないでよ!」
瑞鶴さんにビシッと言われたところで僕は木製のボート用桟橋に内火艇を接岸し、内火艇が流れない様に縄をかけた。
「さて、歓迎ムードではありませんね。」
「寧ろ静かすぎる位よ。」
桟橋を含め湾内には僕と瑞鶴さん以外は誰もいなかった。
「多分、様子を窺っているじゃないですか?まずは索敵がモノを言うと聞いたことがありますし。」
「そうかもね。」
いきなり攻撃されてもまずいので64式のセレクターを回して「レ」にしておく。
「さーて、どこから来ますか?」
僕が64式を構えて進み、その後ろから瑞鶴さんが歩いてくる。
「・・・・!」
何かが動いた影が見えた僕は64式をその方向に向ける。
「どうしたの?」
「何かがいました・・・ゾンビとかだったら泣きそう。」
ガチで止めて、幽霊ならまだしもゾンビはダメ。
WalkingDeadで泣きかけた。
「瑞鶴さんはここで待っていてください、確認してきます。」
「大丈夫なの?」
「・・・・・1割は。」
「残り9割は!?」
華麗なツッコミありがとうございます。
「とにかく見てくるだけだったら大丈夫ですよ。」
「どっからそんな自信沸いて来るの・・・後その顔はいらない。」
キリッと決めた顔がダメという事なので大人しく見てきます。
・・・・・?謎の影の姿は影も形も無かった。
居ないならいいけど・・・何だったんだろう。
コッ
とか考えなかったらよかったと今になって後悔しております。
何故って?今後頭部に鉄製っぽい筒を突きつけられております。
しかもしゃがんでいるのでサイズから考えて駆逐艦あたりです。
ここまでくればお察しの通り、艦娘に砲らしきものを突きつけられております。
さて、問題「僕はこの後どうなるでしょう?」
1、頭がパーン☆
2、牢屋にぶち込まれる
3、唯のドッキリでした
4、岩盤に叩きつけられる
正解は・・・。
「стой」
「はい。」
5の大人しく捕まるでした。
・・・・一人で何やってるんだろう。
「侵入者とは吃驚だね、しかも武装と来た。射殺も許可されるかもね。」
「やめて下さい死んでしまいます。」
わーお、この子すごい恐ろしい!
ゾンビより人の方が怖いって本当だったんだぁ!(涙目)
「この小銃は自衛用だから・・・攻撃してこなかったら使わないものだからセーフでしょう?」
「そんな言い訳が憲兵さんに伝わればいいね。」
「うわぁぁぁぁ!瑞鶴さん助けてぇ!!憲兵さんより比叡カレーの方がましです!!」
「?なんで比叡さんの料理のことを知っているか知らないけど来て貰うよ。」
「ウワーン!!」
そうして僕は引き摺られていく。
短い人生だった・・・。
「暁姉さん、掴まえてきたよ。」ポイッ
「痛い!もう少し優しくお願いします響さん。」
「響の名前を知ってるってことは軍関係者なんじゃ?」
「それは無いと思うよ、そもそもこんなTシャツと短パンに訳の分からない帽子をかぶっている武装した軍人はいないし・・・。」
「たしかに・・・居ないっぽい。」
はい、僕はいつの間にか艦娘に取り囲まれています。
艦娘は響、暁、睦月、夕立の四人。
遠征帰りかなんかでしょう、それより取り囲まないで、恐い。
「一応これでも軽巡洋艦の臨時艦長ですが・・・。」
「信じられないね、そんな証拠があるのかい?」コッ
「ず、瑞鶴さんが証明してくれます!だから連装砲を下ろしてぇ!!」
武器を突き付けられるのはガチで恐いです。
「ちょっと!あんた達何してんのよ!」
「ぽい!?」
やっと来てくれた瑞鶴さん・・・もう心臓が破裂しそう・・・。
「瑞鶴さん・・・。」
「いい年して何子供みたいに泣き叫んでいるのよ・・・。」
そんな風に頭押さえないで下さい、もう黒歴史なんです、心の傷が抉れます。
「瑞鶴さん、この侵入者は軽巡洋艦の艦長かな?」
「?こいつは重巡の艦長よ。「すみません「みらい」は全長は重巡ですが排水量では軽巡で現代では駆逐艦に分類されるんです。更に現代では、巡洋艦は、もう曖昧な存在なのです。」初めて聞いたわよ・・・。とにかくそいつは艦長で沈んだはずの神通さんの息子なの、それに神通さんは生きていて横須賀にいる。下手したら絞られるかもね。」
と、瑞鶴さんのその言葉を聞くが早いか全員が一列に並び。
「「「「失礼しました!」」」」
敬礼して謝罪の一言。
そして全員が滝のように冷汗を流している。
あぁ・・・母さんはスパルタ教官か何かだったんだな。
「どういう事なんだ?」
そして同時に現れたのは白い軍服を纏った軍人だった。
「えっと・・・気にしたら負けというやつです。ハハハハ・・・・。」
「そ、そうか・・・。」
「触らぬ仏にたたりなし」というやつです。
「とりあえず・・・自分は「みらい」臨時艦長、霧先友成です。」
「日本国海軍、横須賀鎮守府最高司令官、高屋浩二大将だ。」
自己紹介の後に敬礼を交わす。
「後ろの方々は?」
「第二艦隊と第三艦隊、第四艦隊の艦娘だ。」
高屋大将閣下の後ろには川内、神通、那珂、深雪、白雪、綾波、鈴谷、熊野、ビスマルク、扶桑、山城、榛名、霧島、古鷹、加古、潮、敷波、曙といった面々がそろっている。
・・・・ガチ勢じゃないですかヤダー。
下手したら消し炭・・・いや、塵さえ残らんぞ・・・。
「ちなみに、大鳳さんの所属は?」
「第二艦隊だ。」
そうだったのか・・・どうりで数人の艦娘が僕を睨んでいるわけだ。
「・・・・あんたは何なのよ。」
「曙、静かにしてろ。」
「うっさいわねクソ提督!こいつは大鳳さんを攻撃した奴なのよ!?」
「それは分かっている、だが彼らは対話を要求してきた、少なくとも今は敵意が無い。」
これは非常にまずい・・・。
原因が首を突っ込むが仕方あるまい。
「そんなに憎いのなら僕に砲撃しますか?」
「・・・・あんた何言ってんのよ。」
「先に行っておきますが先に先制攻撃を仕掛けたのは、そちらから仕掛けてきたから、僕達は、それに対する自衛権を行使したに過ぎないだけ言わば、やられてばかりじゃ精神的衛生上好ましくないから。そちらが臨検をするなら受けるつもりでした。ですが潜水艦や水上艦艇から魚雷を撃たれ、艦爆から爆撃を仕掛けられた以上、身を守るためには、自衛権を行使し攻撃したものを情けなど掛けずに七面鳥ごとく打ち落とし総乗組員256名の命を優先した。ただ事実は、それだけです。」
原因は作戦立案をした僕にある。
今回の被害も、戦闘のきっかけもだ。
「作戦立案をしたのは僕です、僕のことが憎い人はどうぞ、殴るなり撃つなり好きにすればいい。だけど、みらいや他の自衛官に手を出すのなら、攻撃の暗号を伝えて迎撃します。」
「たいそうな自信ね。」
「一応作戦立案も出来ない馬鹿高校生艦長でも、ある人の子供でしてね。」
「そう、とりあえずアンタは後で料理するけど武器は押収するわ。」
「どうぞ、ただし安全装置を・・・。」
「あんたに持たせてズドンなんて食らいたくないわ、響、鉄砲を渡して。」
「曙に持たせると危なっかしいから綾波に持たせるよ。」
「遠まわしに馬鹿にしてるでしょ!」
「馬鹿にはしていないよ。綾波、気を付けて持っておいて。」
「わ、分かりました。」
・・・・一気に曙が子供っぽくなっちゃったよ。
「あ、瑞鶴さん、これ。」
「?拳銃?」
「後で隠してたとかでハチの巣にされたくないんで。」
「なら出しておきなさいよ。」
「瑞鶴さんの方が信頼できる人ですから。」
「はいはいそうですか。」
冷たい。
「所で霧先艦長、交渉の為に貴艦隊の主要人物を呼んでもらってもいいか?」
「えっと・・・少しお時間を頂いても?」
「かまわないぞ。」
「では、失礼して・・・。」
僕は高屋大将閣下に許可をもらい無線機を使った。
みらい「艦橋」
『梅津艦長、聞こえますか?』
「こちら梅津、聞こえている。」
『作戦は順調に進んでいます、後は交渉を行うだけとなりました。ですが最高司令官が交渉の場に主要人物を呼んで欲しいと。』
「成程、人質という事か。」
『そうかは分かりませんが・・・。』
「分かった、丁度「みらい」の近くに停船した所だ。これから内火艇でそちらに向かおう。」
『了解。』
「さて、副長、航海長、共に来て貰っても構わんかね?」
「自分は大丈夫です。ですが・・・。」
「大丈夫だ副長、霧先艦長の言葉を信じてみよう。5分後に砲雷長と内火艇に集合せよ。」
「「了解しました。」」
35分後
「来ました!」
「結構かかるわね・・・。」
「時速13㎞の内火艇では仕方ありませんよ。」
瑞鶴さんと話した後、僕は少し離れた高屋大将閣下の所に向かった。
「内火艇が到着するまで後5分ほどかかります。」
「なかなか早いな。」
「では、接岸の準備をしますので。」
そう言って僕は瑞鶴さんのところに戻った。
「このまま何事も無いように・・・・。」
「そんな不吉なこと言わないでよ・・・。」
「僕の感ってよく当たるんですよね。所で・・・・。」
少し気になっていたけど・・・。
「ここで何しているんです?」
「別に良いだろー?」
「少し興味があるっぽい。」
「私は面白そうなので来ました。」
いつの間にか駆逐艦の深雪と漣と夕立がいました。
「あれ?君はさっきいなかったような・・・・?」
「だから面白そうなんで来ました。」
あぁ、そういうキャラだったね。
「でも普通は警戒位しない?」
「そんな悪そうな人に見えませんから。」
「そんなのでいいのか君は・・・。」
マイペースというか、なんというか・・・・。
「ほらほら、あんた達、作業の邪魔だから退いて。」
「え~いいじゃん。」
「ここで見ていたいっぽい。」
「そうですよ、ケチケチしているとせこい人になりますよ。」
そんな会話を見て聞いている僕は姉さんと妹の喜菜を思い出す。
二人も僕のいた世界に居たままだ・・・。
必ず帰らないとな・・・・。
「・・・・!・・・・成!」
?誰かの声がするな・・・。
「友成!提督!」
声の主は桟橋に向かって走って来ていた。
僕の目に入ったその人は服装は違うが顔は神通だった。
「まさか!」
ある考えにたどり着いた時、僕は見てしまった。
「(!?)」
声に気付いて振り返った綾波が持っていた64式の銃口が瑞鶴さんに向いていて引き金に指が掛かりっぱなしだった。
そしてセレクターが「レ」のままだったことを思い出した。
「瑞鶴さん!すみません!」
「え?なっ、キャアア!」
「「わわっ!!」」
「ぽいー!!」
僕はそう言った後瑞鶴さんにタックルをして深雪と漣と夕立ごと海に突き落とした。
そして・・・・
ダダダダァァァン
四発連射の銃声が聞こえた後に僕は吹き飛ばされるような形で桟橋から海に転落した。
海に転落する瞬間、時間が遅くなったように感じて身体にふと目をやると胸から血が噴水のように溢れていた。
このとき心臓を撃たれたと確信した。
そして海に落ちて身体が沈む感覚を感じながら遠くなる海面を見たのを最後に意識を手放した。
次回予告
瑞鶴「銃撃を受け意識不明の友成。
心臓を撃たれた彼はどうなるのか。
そして鎮守府に現れた女性は・・・・。
次回「第拾陸戦目「世界線を越えた繋がり」」
次回に向けて、撃ちぃ方ぁ始めぇ~!」