高校生艦長と自衛艦の航海日誌   作:みたらし饅頭

7 / 64
第肆戦目「我、戦闘海域に突入す!」

角松「21世紀初頭、海上自衛隊の最新鋭イージス艦「みらい」は横須賀基地から出航した。

だが、太平洋上にて、異常な暴風に巻き込まれたみらいは、1962年6月16日、ミッドウェー海域に出現した。」

友成「そして、2014年7月23日、艦これ、ジパングが存在する世界で、僕はじいちゃんと釣りを楽しんでいた。

そこに漂流してきた蒼龍さんを救助した僕たちは海上自衛隊の人に港に戻るよう言われる。

しかし突然の落雷に襲われ僕と蒼龍さんは1962年6月16日の艦隊コレクションの世界で漂流していたイージス艦のみらいさんの甲板に飛ばされる。

僕はみらいさんに艦長になって貰いたいという願いを受け入れ、船の上では一等海佐の階級をもつ自衛官となった。」

角松「人の形をしたもの同士の戦争のただなかに放り出された、我々241名の自衛官と。」

友成「一人の高校生と一人の艦娘は。」

角松「この時代、この世界で、何をすべきなのか、答えは未だ、見つからない。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

友成「戦闘海域に突入、蒼龍さんの仲間の方を救助したいと思います。」

 

 

ありゃ?不味いこといっちゃったかな?

 

 

梅津『しかし、相手は戦闘中だ、どうするんだ?』

友成「・・・・このみらいの全イージスシステムをもって、彼女たちを救出します。」

梅津『発砲か?しかしそちらの艦にも搭乗員がいるはずだ。』

友成「このみらいには僕を含め3人しか乗っていません。」

 

角松「3・・人?・・・。」

梅津「たった3人でみらいを・・・?」

小栗「たった3人でCICや艦橋はどうなっているんだ?」

 

友成「不味いこと言っちゃったみたい。」

みらい「艦長、梅津艦長に話をさせてください。」

友成「会話を許可する。」

 

梅津「(いったい・・・どういうことなんだ?それに、彼は自衛官ではないような・・・。)」

みらい『聞こえますか?』

 

みらいの声が艦橋に響き渡る。

 

角松「艦長、自分に話を。」

梅津「よかろう。」

角松「みらい副長、角松二佐だ。」

みらい『知っています。』

角松「知っているとはどういうことだ?」

 

角松はみらいの言葉に対し疑問を持ち聞いた。

 

みらい『角松二佐、貴方は何ですか?』

角松「は?」

 

角松は予想外のことを聞かれ間抜けな声を出す。

 

みらい『貴方は何ですか?』

角松「・・・・俺はイージス艦「みらい」の副長で一自衛官だ。」

みらい『それが聞けて良かったです、自衛官なら目の前の命を救うべきです。』

角松「確かにそうだ。」

みらい『詳しいことは彼女たちを救助してから貴艦に乗艦してお話します、よろしいですか、梅津艦長?』

梅津「よかろう、総員、これから我々は戦闘海域に突入する、対空、対戦、対水上警戒を厳にせよ!」

友成『梅津艦長、我が艦が彼女たちを救助し、貴艦が後方支援をしてください、そうすれば被害は最小限で済みます。』

梅津「よし、その作戦で行こう。」

梅津「副長、艦内マイクを。」

 

梅津『達する、艦長の梅津だ。』

梅津『我々は現在戦闘海域付近にいる、これから起こる事は訓練でなく本物の戦闘だということを分かっていてほしい。』

梅津『総員訓練時以上に気を引き締めてくれ、以上だ。』

 

艦内はざわめく

 

自衛官「本物の戦闘って、俺達どうなるんだ?」

 

一人の自衛官が恐ろしそうに言った

 

自衛官「分からないが、艦長のことだ、正しい判断をしているよ。」

 

もう一人の自衛官は艦長のことを信じてそう言う。

 

自衛官「そうだな。」

 

少し安心した彼は作業を続けた。

 

 

 

友成「みらいさん、あの人たちに電文を。」

みらい「了解。」

友成「文面は・・・・。」

 

こうして未来の艦は救助を行うため動き出した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

長門「くっ、なかなかだな。」

金剛「みなさん大丈夫デスカー?」

比叡「私と電ちゃんが小破、翔鶴さんは珍しく無傷です!」

翔鶴「珍しくって言わないで下さいよー。」

 

翔鶴は比叡の言ったことに対して言わないように求めた。

 

赤城「!みなさん、偵察機より入電!見たことない艦影の重巡洋艦クラスが此方に接近中!」

 

赤城に偵察機から入電があった。

 

長門「こんなときに・・・赤城!翔鶴!艦載機で対処してくれ!」

電「待ってください、その艦から電文です!」

金剛「なんて書いてマスカー?」

電「えっと、我が艦に攻撃の意思はない、これから貴殿らを救助する。宛、日本国海軍 駆逐艦 電、発、日本国海上自衛隊、「みらい」艦長 霧先友成一等海佐。」

長門「カイジョウジエイタイ?日本にそんな組織は無いぞ。」

金剛「!ヲ級が艦載機を発艦シマシタ!」

長門「何処に飛んでいる!?」

翔鶴「謎の重巡洋艦に向かっています!」

長門「いったいなにが・・・とにかく戦闘を続けるぞ!」

全員「了解(デース)(なのです)!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

みらい「本艦艦首、1500ヤード対空目標40発見!此方に接近してきます!」

友成「対空戦闘よーい!」

みらい「了解!対空戦闘よーい!」

蒼龍「な、何が始まるんです?」

友成「21世紀の戦闘です、気を付けてくださいね。」

蒼龍「う、うん。」

 

これから僕は戦闘をする、自衛官としての訓練も受けていないのに・・・・。

僕が間違えれば2隻合わせて搭乗員244名の命を危険にさらすことになる・・・。

・・・・みらいさんにとってはリベンジ戦だからかな?目がすごく真剣だ、僕も気を引き締めないと・・・。

 

友成「CIC指示の目標、撃ちぃー方始めぇ!」

みらい「トラックナンバー2628主砲、撃ちぃー方始めぇ!」

 

ドオォォン ドオォォン ドオォォン ドオォォン

 

OTOメララ127mm54口径単装砲から発射された砲弾はヲ級の放った艦載機を次々落としていく。

 

みらい「トラックナンバー2628から2630、撃墜!」

みらい「新たな目標、210度!」

 

ドオォォン ドオォォン ドオォォン ドオォォン

 

再びOTOメララ127mm54口径単装砲から発射された砲弾が敵機を落としていく。

 

ヲ級「コ、コレハ・・・。」

 

みらい「トラックナンバー2642、さらに接近!」

友成「シースパロー発射始め!サルボー!」

 

バシュュュウゥゥゥ バシュュュウゥゥゥ

 

VLSから発射されたシースパローは敵機に次々命中していく。

 

ヲ級「ソ、ソンナ・・・。」

 

3分後、ヲ級の放った艦載機40機は全て撃墜された。

 

友成「これより我が艦は深海棲艦艦隊と戦闘を開始する。」

みらい「了解。」

蒼龍「これが・・・21世紀の・・・戦闘・・・。」

 

蒼龍は21世紀の戦闘を狐につままれたような顔をして見ていた。




どうも、今回は敵艦載機と交戦、戦闘海域に突入しました。
因みに今回の戦闘はジパングの「1対40」を元にしています。(もう一回同じような感じになる予定ですが)
では、次回予告。

菊池「見る限りではアレは第二次大戦の装備だ、この艦は1940年代の米機動部隊とも互角に渡り合える・・・蝶々どころの話じゃない40年後の兵器だぞ。」
菊池「我々の行為一つで未来が大きく変わってしまう、違う世界だからといって歴史に関わってはいけない・・・我々は歴史にとって危険なんだ・・・。」
尾栗「じゃあ・・・俺達は何でここにいるんだ?」

友成「トマホーク・・・攻撃はじめ!」

友成「ここは、・・・間違いなく『艦隊これくしょん』の世界だ・・・ということは戦争の真っ只中と言う事か・・・。」

友成は生まれて初めて戦闘を指揮することとなる。

次回「第伍戦目「戦闘と救出」」
それでは次回に向けて、撃ちぃ方ぁ始めぇ~!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。