sideセシリア
「…と言うわけで、オルコットから代表候補生の座、及び専用機を剥奪する」
職員室で、私は織斑先生にそう告げられた。当然と言えば当然だ。
「わかりました。短い期間でしたが、お世話になりました」
私はそう告げて職員室を去ろうとしたその時だった。
「?…何か勘違いをしてないか、オルコット」
「…はい?」
勘違い?何の事でしょうか…。
「お前にはIS学園初の女性
「え!本当ですか!!」
「ああ。…ここだけの話なんだが、私は今のこの世の中を変えようとしている」
なんだかとっても大きな話が始まった。
「世の中を…ですか?」
「そうだ。この世の中はISの出現により女尊男卑の世界に変わってしまった。しかし、そんな世の中ではいずれ全てが壊れてしまう。私は何としてもそんな状況を作らないようにしてきた。今回の新ルールもそうだ。しかし、それをよく思わない奴等もいるのは確かだ。そこでオルコットに目をつけた」
私に目をつけた?一体どういう事なんでしょうか…。
「お前の教室でとった態度は許されない行為だ。本来だったら強制帰国ものだ」
「ッ!?それは…」
「しかしそれは私達が拒否した」
え?
「どういう事ですか?」
「言った筈だ。お前に目をつけたと…。オルコット、お前にはイギリス初のISバトル新ルール、【ISアクションデュエル】の
「わ、私が…ですか?」
「そうだ。これはこの世の中を変えるための大事な一歩なんだ」
そこまで言うと、織斑先生は頭を下げた。
「頼むオルコット。私達に協力してくれ」
「…頭を上げてください、織斑先生。私は自分のやってしまった事がどれだけの事か理解しています。ですから質問させてください。そんな私でいいんですか?」
そう質問すると、織斑先生は顔を上げる。そして大きく頷いた。
「ああ、榊と話をした今のお前にならませられる」
遊騎さんと話した後…。私は、あの人に教えてもらいました。前に進む強さを…、だから…!!
「織斑先生。こんな私ですが、協力させてください!」
新たな一歩を踏み出します。
「ありがとう、オルコット」
「いえ、それより一つ良いですか?」
「どうかしたか?」
「いえ、先程も言いましたが私の仕出かした事は許される物ではありません。一体どうやって国を納得させたんですか?」
代表候補生の座や専用機を剥奪すると言うことは、国には話をしたと言うことになります。それでも尚この場所にいること、そして今回の話が回ってくると言うことは、なにかしらの理由がある筈です。
「榊だ」
織斑先生は、只そう一言だけ言った。
「遊騎さん?」
「そうだ。アイツはお前を国に帰さないようイギリス政府に掛け合ったんだ。新たなルールを土産にな。そうしたらイギリス政府も納得した。但し、今年の夏に一回イギリスに行くことになったがな」
「遊騎さん…そこまでしてくださるなんて…」
涙が止まらなくなった。あんなに…あんなに優しい方を、私は…。
すると、突然織斑先生が私を抱き寄せた。
「あ、あの…織斑先生?」
「今は泣いておけ。私の胸を貸してやる」
「ッ!?ごめんなさい…ごめんなさい…遊騎さん…」
私は織斑先生の胸の中で、静かに泣いた。
セシリア・オルコット
世界初女性【ISアクションデュエル】
遊騎さん、私は…一歩を踏み出します。
はい!と言うことで二話連続投稿。スノウです。
遊騎「榊遊騎だ。…って今回は一回も俺出てないんだが…」
細かいことは気にしない!それより今回のゲストです!!
セシリア「またお邪魔します!セシリア・オルコットですわ!!」
遊騎「よろしく、セシリア」
はい!と言うことで、今回はセシリアさんがISと代表候補生の座を国に返却しました。
遊騎「どうしてそうしたんだ?」
はい、私は今で色んなssを読んできましたが、セシリアさんの言動は国としては絶対に許せないことの筈です。ですがそれらssでは、絶対にそうならないんです。
セシリア「確かに私は法で裁かれる程の事をしでかしました。今回学園に残れたのだって遊騎さんがいてくれたからですわ!」
遊騎「いや、そんな事ないんだが…。それよりスノウ。つまりお前は本来起こるはずのイベントを書いたってことか?」
はい!ですがセシリアさんに
遊騎「おい!もう少し言い方って物がッ!!」
セシリア「宜しいんですわ。スノウさんや織斑先生の言う通り、私は道を間違えました。しかし、そんな私に手を差し出して下さった二人の為にも、頑張りたいんです!!」
遊騎「セシリア…分かった」
はい!読者の皆さまには、今回のシナリオを受け入れられない方もいらっしゃると思います。ですので、受け入れられない方は、今までありがとうございました。これからも読んで下さる場合は、これからもよろしくお願いします。
それではそろそろ、
遊騎・セシリア「「お楽しみは、これからだ!!(ですわ!!)」」
次回もよろしくお願いします。