暗殺教室 暗殺中学生日記   作:オコーネル

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大変お待たせしました。

律ともう一人の転校生の回でございます。

時間掛けた割には駄文です。それではどうぞ。


第10話 転校生の時間

-side 龍聖-

 

 

「桃花、昨日のメール見た?」

 

「うん、転校生の件でしょ?」

 

修学旅行が終わって次の週、俺と桃花は登校しながら、昨日の一斉メールの話で盛り上がっていた。

 

「まさか、本気で転入してくるとはな……」

 

「同期の同い年の人だよね?」

 

「ああ、あと一人は俺もよく知らないけどな」

 

少し前方では岡島が例の転校生を待ち受けにしており、女子にドン引きされていた。

 

「アイツもバカだよなぁ……」

 

「カメラの腕は確かなのにね……」

 

すべてがエロに繋がってしまう残念なヤツになっている。

 

 

 

教室に入ると、原さんの後ろの席にやたらでかい液晶付きの黒い箱があった。

 

「なんだこれ?」

 

すると突然電源が入り、

 

「おはようございます、みなさん」

 

画面に岡島の携帯の待受になっていた少女が映った。

 

「そうきたか……」

 

「もう、何でもありだね……」

 

クラス全員が思ったに違いない。

 

 

 

-side 神崎-

 

 

「えー、ノルウェーから来た、自立思考固定砲台さんだ」

 

烏間先生がひきつった顔で紹介をしている。その横で殺せんせーがクスクス笑っていた。

 

「あと、もう1人紹介しよう。駿」

 

すると、殺せんせーの横からボンっと白煙が上がった。

 

「ニュヤッ!?何ですか急に!?」

 

「只今、参上……なんてね♪」

 

すると、白煙の中から人影が、えっ……?

 

「服部 駿です。よろしくお願いします」

 

そこには、修学旅行の時に私を助けてくれた人がいました。

 

「彼も龍聖と同じ防衛省に所属する諜報員であり、伊賀忍者の頭領・服部半蔵の末裔でもある」

 

「別名は第17代目・服部半蔵です」

 

どよめくクラス内。でも、私はそれよりも再び会えたことが嬉しかった。あの時は、大したお礼も言えずに彼は去ってしまったから……

 

服部君は菅谷くんの後ろに座った。次の休み時間にお話ししたいな……

 

だけど、その願いはもう一人の転校生によって叶わなかった。

 

授業中にもかかわらず、銃器を複数展開して授業を中断させてしまう。私たちはその片付けに追われる始末

。すると、掃除の最中に、

 

「何か、話があるみたいだね。放課後、一緒に帰ろうか?」

 

と、彼の方から話しに来てくれた。

 

 

 

放課後、掃除を終えて教室を出ると彼がそこで待ってくれていた。

 

「駅前でお茶でもする?」

 

「あ、はい。おまかせします」

 

私は彼の案内で駅前の喫茶店でお茶をしながら話をすることに決めた。

 

追跡者がいるとも知らずに……

 

 

-side 渚-

 

 

「で、何で僕たちこんなことしてんの?」

 

「服部のヤツ、神崎さんと……」

 

何故か僕と杉野、中村さんと不破さん、茅野にカルマ君、殺せんせーは神崎さんと転校生の後を尾行していた。

 

「ヌルフフフ、神崎さんにもついに春がやって来ましたね。これでいい恋愛小説が書けそうですよ」

 

 

殺せんせーの弱点⑩

 

下世話(げせわ)

 

 

 

「しっかし、神崎さんと彼、妙に絵になるな……」

 

そう、何でか分からないけど2人が並ぶとものすごい絵になっているのだ。文章ではとても言い表せないくらいに(文才がなくてすみません……)。

 

何か作者の心の声が聞こえたような……

 

「あれ、葵君と矢田さんだよ?」

 

すると、3ーEのおしどり夫婦になりつつある2人が服部君と神崎さんに近づき、そのまま合流してしまった。下手に近付けないので、とりあえずはそのまま動向を見守ることになった。

 

 

 

 

-side 龍聖-

 

 

放課後、桃花とお茶でもしようと思っていたら駿と神崎さんがお茶しているのを偶然見かけたのでお邪魔させてもらうことにした。

 

「それにしても、意外だな。神崎さんの方からこいつを誘うなんて」

 

「修学旅行の時のお礼も言えずに去ってしまいましたから、是非ともと思って」

 

「駿、お前も隅に置けないな」

 

「茶化すなよ。それに俺は真剣だ。神崎さん」

 

「は、はい。」

 

「もしよければ、俺とお付き合いしてほしい。もちろん、修学旅行のお礼とかそういうのは抜きで考えてくれ」

 

駿のヤツ、俺たちの前で告りやがった。大胆なことするな……

 

「はい、私なんかでよければお願いいたします♪」

 

「ありがとう、神崎さん!!」

 

あまりの嬉しさに駿が神崎さんを抱き締める。

 

「あ、あの、みんな見てますし……」

 

大人しい神崎さんが今にも消えそうな声で駿に言う。

 

「あ、ごめん。嬉しくてつい……」

 

こいつはホントに純粋だなぁ……あとは、

 

「駿、めでたいとこ悪いが煙玉あるか?」

 

「ん?あるにはあるが……」

 

俺は駿から煙玉をもらうと、植え込みの方に投げ込む。ドンっと爆発した後、植え込みの影から数人の人影が出てきた。

 

「お前ら、もうちょい気配隠すとか無いのかよ?」

 

「何でわかんのよ?」

 

「だから気配駄々漏れだって」

 

しばらくして、殺せんせーは用事があると言ってそのまま去っていった。

 

「ああ、あとカルマ」

 

俺は、もう1人の問題児に釘を差すことにした。

 

「ん、何?」

 

「俺たちにイタズラはもう効かないからな。抱き合ってるとことかキスとか見られても、恥ずかしいとか思わないし」

 

「え~、つまんないなぁ。まあ、しばらくはもう1組でからかうから」

 

悪魔の笑みを浮かべるカルマ。

 

「別れるようなことになるような真似は絶対するなよ」

 

「そこまではしないさ」

 

じゃあね~と言ってカルマも帰っていった。全く、とぼやきつつ俺たちも今日は解散した。

 

 

 

翌日、いつもの如く桃花と登校すると、みんなが自立思考固定砲台の周りに集まっていた。

 

「どうしたんだ?」

 

よく見ると、何か体積が増している。すると、電源が入り、

 

「みなさん、おはようございます♪」

 

「「「「ええ~!?」」」」

 

明らかに昨日の無表情とは違う別キャラがいた。

 

「折角の転校生です。みなさんと仲良くなってもらいたいので性能アップを施してみました。お陰で先生の財布の残高5円です!!」

 

すると、5円玉を掲げた殺せんせーがやって来た。

 

「いや、知らねえよ」

 

「というわけで龍聖君。しばらくご馳走してください」

 

「教師が生徒に飯をたかんなよ!?」

 

何はともあれ、この性能アップのお陰でクラスの人気者(?)になったのは言うまでもない。みんなに律という名前まで付けてもらったようだ。

 

「あとの心配は……開発者の方か」

 

「たしかあのマッド、大量破壊兵器の開発の疑惑あったよな?」

 

「今夜、張ってみるか」

 

俺と駿は今夜この教室に待ち伏せすることにした。

 

 

 

「なんだこれは!?」

 

開発者の白衣の男が殺せんせーに改造された律を見て憤怒の声をあげる。

 

「すぐにオーバーホールだ!!こいつのシステムはイージス艦のミサイルにも使われる予定だ。将来的には核ミサイルにも搭載して戦争に役立たせるためだ。100億などはした金にすぎん、その後の収益の方が大事だ」

 

「戦争や核ミサイル目的となりゃ、俺たちが黙っちゃいないぞ」

 

「だ、誰だ!?」

 

俺と駿は技術スタッフたちの前に姿を現す。

 

「俺たちの顔、見忘れたとは言わねえよな?」

 

「なっ!?貴様ら諜報部の!?」

 

「オーバーホールまでなら見過ごしてたが、その手に持ってる自爆装置のプログラムまでは見過ごすわけには行かねえな」

 

「生徒に危害を加えるような行為、おまけに大量破壊兵器の疑惑、きっちり吐いてもらおうか」

 

「くそっ!?この二人を始末しろ!?」

 

スタッフたちが拳銃を抜くが、俺が小太刀で拳銃を真っ二つに斬る。スタッフたちが驚いている隙に駿が峰打ちで気絶させていく。

 

「言い残すことはあるか?」

 

刀の切っ先を開発者に向ける。

 

「くそ、私の夢が……」

 

「戦争の先に未来なんかあるか。あるのは絶望だけだ」

 

その後、烏間さんな連絡を入れ、開発者とスタッフたちは拘束された。後に厳正な処罰を与えられるということだ。

 

「律、大丈夫か?」

 

「はい、お2人のお陰で助かりました」

 

「俺たちはクラスメイトであり、暗殺の仲間だ。困ったときは言ってくれよ?」

 

「はい♪」

 

こうして、新たな仲間が3ーEに加わった。

 

 

 




いかがでしたか?こんな展開ですみません。

次回はロヴロ先生の回です。久々に修行の方も書きたいと思います。

感想・評価あればよろしくお願いしますm(__)m


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