暗殺教室 暗殺中学生日記   作:オコーネル

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お待たせしました。今回は鍛練のみです。

ロヴロ先生の登場は次回に持ち越します。

それではどうぞ。




第11話 鍛練の時間

-side 龍聖-

 

今日は前にも言った、全員の鍛練の方法を考えるため、3ーE全員を家に呼んだ。

 

「まずは、今まで稽古をつけてきた4人に演舞をしてもらうから。演舞と言ってもかなり実践的なやつだけどね」

 

全員の前で、桃花と片岡・岡野・速水の4名の演舞が行われた。普通の演舞よりも激しい打ち合いにみんなは言葉を奪われていた。

 

「4人はこの2ヶ月で実戦に近い形で稽古をつけてきた。殺せんせーに言われた通り、第2の刃を身につけたと言ってもいいかな。だから俺からみんなに第2・第3の刃を提供したいと思ってる」

 

講師は俺と駿が務めることになった。

 

「まずは、みんな着替えてもう一度スタジオに集合してもらおうかな」

 

その間にスタジオを高温多湿の状態にしないとな。

 

 

 

-side 茅野-

 

 

演舞の後、更衣室で女子達が4人の周りに集まっていた。

 

「桃花ちゃんたち、すごいね!!」

 

「いつの間にあんな練習してたの?」

 

苦笑しながら対応する4人。すると、中村さんが……

 

「ていうかさ、4人とも胸大きくなってない?」

 

とても気になることを言っていた。

 

「えっと、実は……」

 

「龍聖君の稽古受けてから……」

 

「ブラのサイズが1つ上がった」

 

そして、衝撃の答えが帰ってきた。葵君の稽古を受けると胸が大きくなるの!?

 

「何か秘密でもあるのかな?」

 

「まさか、龍聖君に揉んでもらってるとか……」

 

「莉桜、何を変なこと言ってるのかな……?」

 

「ひっ!?」

 

中村さんの後ろには、何か闘気を纏った矢田さんが……

 

「龍聖がそんなことするわけないでしょ!!」

 

「ぱぼらっ!?」

 

矢田さんの体当たりと共に、中村さんが謎の断末魔を上げて吹っ飛ぶ。

 

「あ、この4人の中で桃花が1番強いから」

 

「すいませんでした!!」

 

ボロボロの中村さんが矢田さんに謝る。

 

「ほら、そろそろ準備も終わる頃だから早く着替えていこうよ」

 

私たちが着替えてスタジオに入ると、そこは灼熱の空間に変わっていた。

 

 

 

-side 龍聖-

 

 

みんなが着替えてスタジオに入ってきた。やはりこの空間の異常さに驚いているようだ。

 

「まずはみんなにも八極拳の型から入ってもらう。そこから、個々に合わせたスタイルを提案していくから」

 

初めの2時間は型の練習。

 

「ゆっくりの動きだから楽かと思って舐めてた……」

 

前原が汗だくになりながらも着実に型を習得していく。

 

「チッ、何で俺がこんなこと……」

 

寺坂も不満を言いながらも少しずつではあるが習得していく。

 

「女子たちのスポーツウェア、たまんねえな♪」

 

「岡島、お前はもうちょい集中しろ」

 

こいつだけ、別室にしようかな……

 

「一旦休憩にしようか。しっかりと水分を取ってまたここに集合で」

 

休憩後、それぞれのタイプに合うスタイルを提示していくことにした。

 

「まずは男子から。寺坂・吉田・村松、3人は空手をベースにする。磯貝・前原・木村・杉野・岡島はキックボクシング、カルマ・千葉・渚はムエタイ、菅谷・三村はテコンドー、竹林は合気道だ」

 

「続いて女子。原・片岡・茅野さんは空手。岡野・不破・速水さんはテコンドー。奥田・神崎・倉橋・狭間さんは合気道。中村さん、あと桃花はムエタイで。」

 

ようやく全員の振り分けが終わり、それぞれの個別稽古が始まった。まずは合気道班からだ。

 

「合気道は相手の動き、力、呼吸を合わせ、利用することで最大限の力を放つことができる。よく相手の動きを見極めること。観察眼の優れた君たちなら簡単さ」

 

次に空手班。

 

「空手は相手の急所に正確に攻撃を与える技量と一撃の力強さ。まずはそこから鍛えていこうか」

 

次にテコンドー班。

 

「テコンドーは知っての通り、足技が主体の格闘技だ。立ち技からの相手が予測できない多彩な蹴りで地に沈める。最初は体の柔軟性を高めることから始めよう」

 

最後にキックボクシング・ムエタイ班。

 

「この2つは一見似ているようで実は違う。キックボクシングは一撃も狙うが、長期戦にも多少は対応できる。ムエタイはあまり長期戦向きではない、常に一撃必殺を狙いにいくと思ってもらえるかな」

 

一通りレクチャーをしたところで、俺と駿の2人で1人1人全員の相手役を務めた。

 

2時間ほど組手やら型の練習をしてみんなは汗だくになっていた。

 

「これをあの4人は2ヶ月もやってたのか……」

 

「そりゃ痩せるし綺麗になるわね……」

 

みんなかなりへばっているが、

 

「今日は夜も遅いし、晩ご飯は食べていきなよ」

 

この一言でみんなが元気になった。こうなることを見込んであらかじめ3種類のカレーを用意していた。

 

「金沢カレー・シーフードカレー・札幌スープカレー。たくさん作ったからおかわりもしてね」

 

付け合わせのサラダと共に、カレーは綺麗に完食された。

 

「これから稽古は継続的にやっていく予定だからよろしく。予定があるときは早めに連絡してね」

 

みんなが解散したあと、俺と駿は稽古の内容を相談していた。

 

「そろそろハンデつけるのもキツくなってきたかな?」

 

「お前にそう言わせるE組のみんなはどんだけ才能秘めてんだよ……」

 

「特に渚は暗殺の才能がある。この前の集会の時に見せた殺気といい、自然すぎる体運び、組手をしている最中に感じた威圧感。本人は自覚してないがとんでもなく化けるぞ」

 

「化けるっつったらお前の彼女・桃花ちゃんも相当じゃん」

 

「ああ、本人は楽しくやってるみたいだがな。最近じゃこっちが合わせるだけで精一杯だ」

 

「全くだ」

 

他愛ない話をしながら、個別カリキュラムを作成し、駿は帰っていった。

 

「そういや、最近あんまり構ってやれてないな」

 

桃花との2人の時間が少ないな……

 

「今度2人で出掛けるかな」

 

俺はデートプランも考えながら明日の朝ご飯の仕込みをするのだった。

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

それにしても稽古受けたら胸が大きくなるって……

龍聖「俺はなにもしてないぞ?」

ですよね~。健康的な運動と食事がなせる技かもですね。

今回の格闘技の見解に関してですが、個人的な独断の見解ですので実際とは違うところがあると思います。予めご了承ください。

次回はロヴロ先生の回です(今度こそ)

感想・評価があればよろしくお願いしますm(__)m


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