暗殺教室 暗殺中学生日記   作:オコーネル

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お待たせしました。今回は前の話に出てきた食事会のお話です。それではどうぞ。




第4話 食事会の時間

-side 龍聖-

 

 

この前、弁当のおかずから食事会の約束をしたのを覚えてるだろうか?その事を烏間さんに話したら、

 

「わかった。その日は予定を入れて家を空けるようにしておこう」

 

と、変に気を使わせてしまった。今度のお弁当は少し豪勢にしよう。

 

そして、今回招待したのは、寺坂、吉田、村松、狭間以外の3-E全員だ。何か大事になってきたな……

 

 

 

 

当日、昼前から下準備をしようとしたら、俺の携帯が鳴った。着信の相手は……

 

「矢田さん?」

 

何故彼女から?という考えをとりあえずしまい、電話に出る。

 

「もしもし」

 

「あ、葵君、今暇かな?」

 

「ああ、これから食事会の食材の買い出しに行こうと思ってたところだよ」

 

「ちょうどよかった♪私とあと数人で手伝いに行ってもいいかな?人数が人数だし大変だと思うから」

 

「助かるよ。今から地図を送るからそこに来てもらってもいい?」

 

「わかったよ♪」

 

地図を送信してから5分後、家にやって来たのは矢田さんと倉橋さん、速水さんに原さんだ。

 

「いらっしゃい」

 

「へぇ~。烏間先生こんな綺麗な家に住んでるんだね」

 

「さすが防衛省の現役官僚」

 

「じゃあ、早速だけど買い出しにいこうか」

 

みんなで近くのスーパーに買い出しに行く。今日は中華のビュッフェ形式でいこうかと思っている。

 

「みんなは好き嫌いとかはある?」

 

「私は大丈夫だよ♪」

 

「私も~♪」

 

「特にない」

 

「私も大丈夫よ」

 

「男子はお肉一杯食べるんじゃないかな?」

 

「まあ、そうだろうね」

 

チャーシューは多めに作っておこう。

 

買い出しから帰り、一旦冷蔵庫に食材をしまってもらい、俺の料理の腕前を昼飯がてら確認してもらおう。

 

 

「取り敢えずお昼作るよ。簡単に丼ものでいいかな?」

 

「うん♪」

 

「大丈夫だよ♪」

 

「問題ない」

 

「大丈夫よ」

 

問題無さそうなので親子丼で行ってみるか。鶏肉は火を通しすぎると固くなってしまう。自家製つゆで玉ねぎと鶏肉を絶妙の火加減で煮込み、卵でとじる。もちろん、半熟で止めるのは言うまでもない。最後に、買い出し前に炊いておいた白ご飯に盛り付け、三つ葉を散らせば完成だ。

 

「お待たせ♪」

 

「うわぁ、美味しそう!!」

 

「見た目もすごいきれい~♪」

 

「……美味しそう」

 

「もう食べていいかな?」

 

「それじゃあ、食べようか」

 

「「「「「いただきます!!」」」」」

 

みんな幸せそうな顔で食べている。こういう嬉しいことがあるから料理は止められない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいしかった~♪」

 

「この腕なら、夜の食事会も楽しみだね♪」

 

「楽しみ……♪」

 

「是非とも弟子入りしたいわ」

 

そんな大袈裟な……この発言を機に、このメンバーの料理の弟子入りが決まった。後々女子全員が弟子入りすることになるとはまだ知らない……

 

 

 

食器を片付けたあと、俺たちは仕込みに入った。

 

俺→五目炒飯、八宝菜、海老チリ、青椒肉絲(チンジャオロースー)、麻婆豆腐、

 

倉橋→桃まん、小籠包、海老蒸し餃子、

 

速水→杏仁豆腐、マンゴープリン、棒々鶏(バンバンジー)

 

矢田→油淋鶏(ユーリンチー)、胡麻団子

 

原→直火焼チャーシュー、海鮮サラダ、

 

の担当になった。俺が渡したレシピを見ただけで作ってしまう辺り、女子はホントに手先が器用だなと改めて実感した。原さんがチャーシューを炙りながらよだれを垂らしていたのは見なかったことにしよう……

 

そして夕方になり、準備を終えてお茶をしていたら呼び鈴が鳴った。

 

「あ、みんな来たみたいだね」

 

玄関を開けると、今日来れなかった4人以外と、

 

「いや、何で居るんだよ殺せんせー」

 

「いやぁ、日本にいながらにして本格的な料理が食べれると聞きまして」

 

赤い中華服を身に纏った殺せんせーがいた。

 

「嘘つけよ、殺せんせー。給料日で金が無いってさっき言ってたじゃねえか」

 

「ニュヤッ!?前原君、それは言わない約束ですよ!?」

 

タダ飯たかりに来たわけか……

 

「まあ、殺せんせーも上がっていきなよ」

 

みんなをリビングに案内する。そこには、レストラン顔負けの中華バイキングスペースが広がっていた。

 

「これ、みんな葵が作ったのか!?」

 

「半分はね。さすがに量が量だから手伝ってもらったよ」

 

はーいと手を上げる手伝い組4人。

 

「昼間から女子4人と!?羨ましすぎるぞ、葵!?」

 

「いや、料理に関心を持てよ岡島」

 

よくわからん血の涙を流す岡島とそれに突っ込む三村。

 

「じゃあ、早速食べようか!!」

 

俺の言葉を皮切りに、みんなが一斉に食事に手をつける。

 

「うめぇ!?レストランにひけを取らないぞ!!」

 

「麻婆豆腐も辛いだけじゃなくて、旨味もすごいよ!!」

 

「チャーハンもスゲーパラパラ♪」

 

「熱い!?カルマ君、先生の口の中に蒸したての小籠包入れないでください!!」

 

 

殺せんせーの弱点⑤

 

猫舌

 

 

 

2時間後、あれだけの料理はほとんどみんなの胃袋の中に消えていった。残った料理はタッパで持ち帰り(8割磯貝)となった。今度、磯貝の家に飯を作りに行く約束をし、今日手伝ってくれた4人とお茶をすることになった。

 

 

-side 桃花-

 

今日料理を担当した私たちは、葵君を誘い、食後のお茶とデザートを堪能していた。

 

「みんな喜んでくれてよかったね♪」

 

「こんな本格的な形は初めてだったけどね~」

 

「疲れたけど、楽しかったわ」

 

「チャーシューお持ち帰り出来てよかったわ~」

 

原さん、調理段階で目の色変えてたもんね……

 

「いやー、このマンゴープリン美味しいな~♪」

 

葵君がゆるキャラみたいな垂れた状態でマンゴープリンを食べていた。

 

「なんか、普段とのギャップがすごいね」

 

「可愛い……」

 

「訓練の時とは大違いだね」

 

ちょっと触ってみたくなったので、ぬいぐるみみたいに抱き締めてみた。

 

「はう~、癒される~♪」

 

「桃花ちゃん、私も♪」

 

その後も、女子にとっかえひっかえ抱っこされる葵君。男子は嫉妬と羨望の眼差しを葵君に送っていた。カルマ君だけが悪どい笑みを浮かべながら写メを取りまくっていた。

 

こうして、第1回の食事会は幕を閉じたのだった。またやりたいなぁ~♪

 

 

 

 

 




龍聖の垂れた状態はGB(ゲットバッカーズ)の天野銀次のタレ銀次と同じものだと思ってください。

次回はビッチ先生の回の予定です。

感想・評価よろしくお願いいたしますm(__)m

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