竜宮小町の3人の覚悟を聞き、完全に自分への自信がなくなってしまった春香。
そんな春香を見て、プロデューサー、千早、美希は春香を追いかけるが…
P、千早、美希『春香!』
春香『え?』
『なんで、ここに?』
P『不安だったんでな、追いかけてきた』
春香『そんな前みたいなことには…』
千早『そう言われてもその顔をしてたら信じられないわ』
美希『また考え込んでたんでしょ?』
春香『そうだけど…』
P『皆の理由と覚悟を聞いて気後れした、ってとこか』
春香『…!』
P『でもな、春香』
『お前はこうして今も悩んでいるが。』
『俺は何となくだがわかるよ。最近のお前を見ているときっとこうだろう、ってな』
春香『…それって、なんですか?』
美希『…んー、まだわかってないの』
春香『美希もわかるの?』
美希『ミキもハニーと一緒でこうだろうな、くらいだよ』
千早『私も、よ。二人と一緒かわからないけどね』
春香『え、なんなの?私の理由って』
P『んー、そうだなぁ』
『自分の強さってなんだと思う?』
春香『え?えっとー、なんでしょう?』
P『まあ、だろうな』
春香『だって私の強さなんて…』
P『なぜそんなに卑屈になる?』
春香『だって!』
『私は千早ちゃんみたいに歌唱力はないし!』
『美希みたいにビジュアルのセンスもない!』
『響ちゃんや真みたいにダンスは上手じゃない!』
『貴音さんみたいにミステリアスさもないし!』
『あずささんみたいな包容力もない!』
『やよいみたいな元気さや、雪歩みたいな強さもないし!』
『伊織みたいなリーダーシップもないし、律子さんみたいにしっかりしてないし!』
『亜美みたいにムードメーカーになれないし!』
『真美のあんな気遣いも私にはできない!』
『こんな私に、強みなんてないですよ…』
千早『…ふふ』
春香『なんで、笑うの?』
美希『春香は本当に皆のことよく見てるなぁって』
春香『え?』
P『…お前はな、本当に皆のことをよく見てる』
『そんなお前だから皆の中心にいれる。』
『皆がお前についていく。』
『お前の力はこういうことだと思う。』
春香『そんなこと…』
P『いや、俺だけじゃなく皆そう思ってると思うよ』
『なあ?二人とも』
千早『はい、私も思ってますよ』
『春香は皆の中心でいれる人だって』
美希『春香ほど皆のことを好きな人っていないって思うな!』
春香『二人とも…!』
P『俺が思うお前がアイドルである理由ってのはそういう力だと思うんだ。』
『自分で考えた理由とかそんなのじゃなく、必然的に春香はアイドルで皆の中心で輝く、そんな存在だってな』
春香『そんな、私はそんなに凄くないです…』
P『いや、そんなことない。』
『お前は誰よりも強い光を持ってると思うんだ』
春香『光、ですか?』
P『でもお前の光は他を消したりしないんだ。』
『誰の側にいったって他の光を潰すんじゃなく、一緒に光るんだ。』
『そんな、凄いやつなんだよ』
春香『プロデューサーさん…』
P『だからお前に代わって言うよ』
『お前がアイドルである理由はな?』
『天海春香が誰よりもアイドルであるからアイドルなんだ』
美希『ミキも納得の理由なの!』
千早『本当にその通りだと思うわ』
春香『二人とも…ありがとう…』
『プロデューサーさん…』
P『どうした?』
春香『私、ここまで言われたのは初めてでした。』
『だからこそ私は…』
『私…絶対に…』
『絶対にトップアイドルになりますね!』
to be cotinued…
はい、第10話完結でーす!
P『アイドルである理由』の第一章完結、という感じですかねー
凄いこのままエンディング迎えたいんですけど、私自身まだまだ書きたいので、続けようと思います。
ただここであるひとつの区切りにするつもりなので、次の話からは展開を一新していこうかと思っています!
次回もまたみてください!
ありがとうございました!