P『アイドルである理由』   作:えっぐぶれいん

16 / 20
IUが開始し、予選が始まった。
グループAになった春香達はいきなり竜宮小町と対戦することになるが…





春香『私たちに足りないもの、最大の差』

エントリーNo.14!

ーープロ、ーー、来てください!

 

春香『うわぁー、緊張するね…』

 

美希『そう?むしろわくわくしてきたの!だから春香も楽しむの!』

 

千早『私もそう思うわ。春香、考えすぎても仕方ないわよ?』

 

春香『うん!ありがと!二人とも!』

 

 

とはいったものの、緊張するなぁ…

 

いきなり竜宮小町と戦うことになるなんて思わなかったし、私大丈夫かなぁ…

 

プロデューサーさんも大丈夫って言ってたけど

いざとなるとこうまで緊張するとはね…

 

 

エントリーNo.15!

765プロ、ハルモニアー、どうぞ!

 

春香『は、はい!』

 

考え込み過ぎても良くないよね!

さあ、いくか!

 

春香『いくよ!二人とも!』

 

千早『ええ!』

 

美希『なの!』

 

 

~~~~~~

 

 

審査員『765プロのハルモニアーさんだね?』

 

春香『はい!』

 

審査員2『あの竜宮小町と一緒の事務所か…』

 

審査員3『期待できるかもな?』

 

審査員『そうか、では期待してるね』

 

やっぱり竜宮小町のことが出てくるよね…

流石Aランクアイドルだよ

 

でも、まけない!

 

春香『はい!!』

 

美希『竜宮小町より目立って見せるの!』

 

千早『いきます…!』

 

 

~~~~~~

 

P『さて、春香達はどうなるかな…?』

 

律子『プロデューサー殿?』

 

P『り、律子!?なぜここに!?』

 

律子『そりゃあ、ライバルグループの分析ですよ』

 

P『ここは人いないしゆっくり見れると思ったんだがな…』

 

律子『残念でしたね♪』

 

P『はぁ、まあいい。見るぞ?』

 

律子『はい。』

 

 

 

春香『~♪』 千早『~♪』 美希『~♪』

 

 

 

P『今のところは問題ないな…』

 

律子『やっぱり個人個人の能力はかなり高いですね…』

 

『春香は昔苦手だったボーカルもかなり上手になってるし、ダンスのキレもこの中では一番かも知れませんね』

 

『千早のボーカルはさることながら、ダンス、アピールにおいてもかなりのものになってますね』

 

『美希のアピール力はダントツですね、それにダンスやボーカルもついていってる。』

 

P『まあな、でもここまで来たのはあいつらの努力のおかげだ。』

 

律子『あなたの力もあると思いますよ?』

 

P『そんなことないさ、あいつらのやる気がなければここまで来れてないさ。おっとそろそろサビだな…』

 

『正直このサビは一人一人のアピールポイントなんだが…』

 

律子『ではここにかかってる、ということですか?』

 

P『まぁな…』

 

 

春香『~、♪』 千早『♪~~♪』 美希『♪♪~♪』

 

春香『~♪』 千早『~~♪』 美希『♪~♪☆』

 

 

春香(次のサビが私たちのアピールポイントだから、ここでみせないと!)

 

美希(ここのサビは最大限アピールしなきゃ!)

 

千早(ここが勝負時!)

 

『♪~~』

 

『♪~♪~~♪~~~~♪』

 

 

P『ん…?』

 

律子『どうしたんですか?』

 

P『なにか違和感がある…』

 

律子『そうですか?別に音程のずれは…あ』

 

P『あいつら…まさか…』

 

『♪~~♪~♪』

 

春香(あれ?なんか音程は合ってるんだけど二人と歌が合わない…)

 

千早(おかしい…ズレはないのになにかしっくりこない)

 

美希(二人となにかミキの歌声違う気がする…なんで?)

 

 

P『皆、自分のアピールポイントに力を入れすぎて合わせることが出来なくなっちまってる…』

 

律子『なるほど…さっきの違和感はそれが…』

 

P『あぁ、皆の歌声が独走して協調しようとしてない』

 

『しかも本人達が気づけないレベルでだ。』

 

律子『これは失敗、ですかね…』

 

P『あぁ、この失敗は痛い…』

 

 

『♪~~♪~~♪!』

 

 

審査員『はい、ありがとうございました。』

 

『結果は後で報告するので待機していてください』

 

春香『は、はい』

 

春香(途中までは違和感なんてなかったのに、サビのときから出た違和感がずっと続いてた…)

 

千早(おかしい…歌いきれたことは歌いきれたけど、なにも達成感がない…)

 

美希(ミキ、ミスなんかしてないのになんかもやもやするの…)

 

 

伊織『おかえりなさい、見てたわよ。あなた達の歌』

 

春香『あ、伊織…』

 

『確かに凄かったわね、個人の能力でいえば私たちは負けてしまうかもしれないわ』

 

亜美『でもそれじゃあ亜美たちには勝てないよねー』

 

あずさ『ええ、むしろ今の歌じゃ765プロの誰にも勝てないわ』

 

千早『そこまで酷かったのですか…?私たちの歌は…?』

 

伊織『いえ、酷くはないわ。』

 

『ただそれは[あんた達]ではなく[個人]が歌ってる歌としては、だけど』

 

美希『え、なんで?ミキたち皆で歌ったよ?』

 

あずさ『美希ちゃん?あれは皆で歌ったのではないわ?』

 

『あれじゃ皆が歌ったに過ぎないわ』

 

春香『そんな…』

 

亜美『兄ちゃんも言ってたけどさー、ユニットを組めば1+1+1は3どころか5でも10にでもなるっていってたけど、今のはるるんたちじゃ3以上の歌はできないよ』

 

春香『そんなことない!練習やライブでは出来てたよ!』

 

伊織『ええ、それはわかってるわ。』

 

『それでもあんた達はこうやって失敗した。』

 

『その理由はね』

 

 

~~~~~~

 

 

P『春香たちはきっとこの大舞台、ましてや竜宮小町といきなり対戦という形になってしまったことに間違いなく動揺はあっただろう』

 

律子『それが今回の力みとして出てしまったと?』

 

P『ああ、緊張や気合いが悪い意味で回ってしまったんだろう』

 

『それでも今までの練習やライブでは成功していた。』

 

『だが失敗してしまうのはきっと、これだろう。』

 

律子『理由がわかるんですか?』

 

P『ああ。それは…』

 

 

 

 

P、伊織『ユニットとしての経験値だ(よ)』

 

 

 

 

 

 

to be cotinued…




はい、16話終了です!

ユニットとしての経験値は本当に大事だと思いますね。
一人と団体ではまったく違いますもんね…
私の経験談的にも一人のときより団体の方が緊張感が違いますねw

さて次回は竜宮小町編です!
今回もありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!
それではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。