ソードアート・オンライン《かさなる手、つながる想い》   作:ほしな まつり

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ご本家(原作)様の『ムーン・クレイドル』発売を祝しまして【いつもの二人】
シリーズをお届けします。
今回は和人と明日奈の息子、高校生の和真視点です。


【いつもの二人】禁句編

ガチャリ、と玄関の扉を開けるとすかさずオレの脇からするり、とオレより先に玄関に足を踏み入れたクラスメイトの柴杜小太郎(しばもり こたろう)がポイッ、ポイッ、と靴を脱ぎ捨てながら「明日奈さーん」と母の名を呼ぶ。

 

待て待て小太郎、ここはオレの家だし、それはオレの母親の名前だからっ

 

友人の家に遊びに来た、と言うにはあまりにも無遠慮に上がり込み、「明日奈さん、リビングかな?」と言って廊下を歩き始めようとしている友の自由奔放な行為に焦ったオレは、自身も乱暴に靴を脱ぎ、急いでヤツの腕を掴み引き寄せた。

 

「ほんっとに今日はマズイんだってば。頼むからこのままオレの部屋に行って大人しくしててくれよ」

「何言ってんだよ和真、友達の家にお邪魔したらまずはお家の人に挨拶しなきゃ、だろ」

 

んな事、絶対思ってないだろーっ、と眉毛を痙攣させながらオレは掴んでいる手に更に力をこめる。

ずずっ、と顔を寄せ半眼で睨み付けながら声のトーンを落として「小太郎」と友の名を口にした。

 

「オレは言ったよな。今日まで家には呼べないって。それを無理矢理付いてきたのはお前なんだから、勝手をして痛い目に遭っても知らないぞ」

「ほおおっ、イケメンは凄んでもイケメンだなっ」

 

斜め上の感想を漏らした友のあまりの緊迫感の無さにガクリ、と肩を落としたオレは鞭がダメならと飴を差し出してみる。

 

「お前が来てる事はちゃんと母さんに伝える。そしたらオレの部屋に茶菓子を持って来てくれるだろうから、それまで良い子で部屋で待ってような」

 

優しく笑顔で言ってやったのに小太郎は反対にジトリ、とオレを睨んできた。

 

「それまでなんて待てるかよ。オレはテスト期間という荒波を乗り切った心の疲れを今すぐ明日奈さんに癒やされたいんだ」

「……ガキじゃないんだから、我慢って言葉、知らないのか?……それに人の母親に癒やしを求めるのは現役男子高校生としてどうかと思うぞ」

「お前は生まれた時から常に明日奈さんの癒やしパワーを受けてるから感覚が麻痺してるんだ。羨ましいヤツめ」

「とーにーかーくっ、今日は本当にマズイんだ、ヤバイんだ、ヘタしたらお前、殺(や)られるって」

「なーに大げさでわけわかんない事言ってんだよ和真」

 

そう言うと小太郎はするり、とオレの腕を振りほどき一目散にリビングのドアへと駆け寄っていく。

ここまで廊下で騒いでいるのに母さんがやって来ないって事はほぼ間違いなく二人でくつろいでいるに違いないのに……オレは再度友を捕獲しようと目一杯腕を伸ばしスナップを効かせるが、空しくもその手は中を掻いた。

小太郎が勝手知ったる、でリビングのドアを開け母の名を「あっすなさーん」とお気楽に呼んだ時だ。予感的中の二人の話し声が耳に飛び込んでくる。

 

「ほらっ、和人くん、動かないでってば」

「あ……うん」

 

オレの目の前にはリビングの入り口で扉の取っ手に手をかけたまま微動だにしない柴杜小太郎。

ヤツが邪魔で中が確認できないが、多分オレの予想通り、ソファあたりで小太郎の突撃にも気づかない程仲睦まじくしている二人の姿を目に焼き付けてしまったのだろう、盲目的にという言葉が全く大げさではないほどオレの母を敬愛している友がゆっくとり音を立てずに振り向いた。

固まったままの顔の中、唯一口だけを動かして俺の耳元に寄せてくる。

 

「和真、お前ってにーちゃんいたっけ?」

 

唐突になんの話なのか?、オレんトコの家族構成は承知しているはずなのに、と思いつつその真剣な眼差しに茶化す気にもなれず正直に回答を口にした。

 

「知ってるだろ。俺は長男だし、男兄弟はいないって」

「だよな」

「うん」

「それに、あの、まさか《現実世界》で目にする事になるはずはないと信じていた、あの光景はなんなんだ?」

 

ひょいっ、と首をかしげ、小太郎の顔の横からリビングを覗き込む。

ソファには小太郎のお目当ての母が座っていた……そしてその膝の上にのっているのはタブレットを弄っているオレの父の頭……そう、俺の父は母の膝枕で耳掃除をしてもらいながらタブレットを操作しているのだ。

 

まあ……アレは……うちだと『あり』な光景なんだけどな……

 

そんなオレの心の声が届いたかのように小太郎かぷるぷると顔を左右に捻りながら小声で訴えてくる。

 

「ないないないないっ、アレはないだろーっ、誰なんだよっ、俺の明日奈さんの膝の上にどたま乗せてんのっ」

「いつからオレの母親がお前の物になったのさ。どっちかって言うと母さんの所有権の九十九%はアノ人だから。俺とユイ姉と芽衣が合わせてイチパーくらいだし」

 

そんな不毛な言い合いをしていると、再び二人の会話が聞こえてきた。

 

「また向こうの研究所の人と意見交換?」

「まあ、そんなとこかな」

「今度は気をつけてね。自分の研究内容漏らすなんて本当にいくつになってもうっかりさんなんだからっ」

「いや、この前はちょっと煮詰まってたしさ。休みの日に軽い雑談チャットのつもりが互いに近況報告をしているうちに今の仕事内容にまで話が発展しちゃって……でもお陰で新しい側面からのアプローチも見えたし……」

「それでもだよっ。国際裁判になってもおかしくなかったんだから」

「はいはい、それにしてもよくすぐに研究所のメインスポンサーのトップと連絡とれたよなぁ」

「相手の国がアメリカだったし現地時間もお昼前だったからね。正確にはあの企業の筆頭顧問弁護士の奥さんを知ってただけだけど……」

「でも、明日奈がすぐに動いてくれたから一部共同開発ってことで落ち着いて……うちの所長とあのメガネが揃ってうちまで頭下げに来たんだから、やっぱり明日奈のお陰だろ」

「そもそもの原因は和人くんなのに……私がいたたまれなかったよ」

 

クスクスと笑っている父に母は「ほら、だから動いちゃダメ」と顔をしかめながらも優しい声を落として父の耳にほっそりとした白い指を沿わせている。

両親のグローバルな会話を黙って聞いていた小太郎が「和真ぁ」と情けない声で俺を呼んだ。

 

「なに?」

「なんか、俺……明日奈さんの包容力のデカさと言うか深さ?……ハンパない器の大きさに目眩がしてきた」

「そうだろうね、うちの母さんのバックアップ機能って一般人には魔法レベルだから」

「それにしてもだっ、あの男、誰なんだよっ」

 

オレが真実を告げようとした時だ、ようやく扉の前の挙動不審な高校生二名に気づいたのか母が「あれっ?、和真くん?……もしかして小太郎くんも一緒?」と声をかけてきた。

観念して小太郎を自分の背後に回し、飛び出して来ないよう自らの身体でブロックしながらリビングに顔を覗かせる。

 

「うん、ただいま、母さん」

「おかえりなさい。小太郎くんもいらっしゃい」

 

オレの後ろに声をかけつつ立ち上がろうとしているのに、気づかないふりで全く膝の上から動こうとしない父に母が痺れを切らした。

 

「和人くん、ちょっといい?」

「……さっきから扉の前でゴソゴソと、目障りな奴らだな」

 

と言う事は父はしっかりオレ達に気づいていながら無視し続けていたというわけか。

父の物言いに母の声が険のあるものへと変化した。

 

「和人くん……」

 

上から見つめられているはしばみ色の圧に耐えかねたのか、父は気まずそうに視線を泳がせつつゆっくりと上半身を起こす。

 

「……おかえり、和真……」

「ただいま、父さん……」

「父さんっ!?」

 

突如、素っ頓狂な声がオレの背後からクラッカーのように飛び出した。

 

「父さんっ、和真の父さんってことは明日奈さんの旦那さん!?」

 

両足をふんばり、オレを乗り越えてリビングへ駆け込みそうな勢いの小太郎を両手を広げて阻止しつつ両親に精一杯の笑顔を向ける。

 

「邪魔してごめん、オレ達は部屋に行ってるから」

「何言ってんだよっ、和真っ。オレ、明日奈さんに挨拶してないだろー。オレは明日奈さんに癒やされに来たんだからっ。それに明日奈さんの……」

「小太郎、やめろ、口を閉じとけ。でないと……」

「和真」

 

後ろから顔の近くでキャンキャンと騒いでいる小太郎の声を押しのけて父の低い声がぞわり、と耳から侵入してくる。

 

オレまで巻き込むのは勘弁して欲しい……

 

オレの返事さえ待たずソファから立ち上がり片手にタブレットを掴んだままの父が目の前に立ちはだかった。

長めの真っ黒な前髪が顔を傾けた拍子にぱさり、と双眸を覆う。

有休期間はラフな格好で常に母が見える場所でのんびりしているか、母にくっついているかの父だから出で立ちに威圧感はないが、前髪の奥から注がれる眼力が……小太郎風に言えば……ハンパない……。

 

息子相手に凄まないでよ……オレだって邪魔したくて邪魔したわけじゃないんだから……

 

「和真、お前の友達は友人の父親の妻を名前で呼ぶ悪癖の持ち主なのか?」

「えーっと……」

 

何と答えたらいいものか、と逡巡している間にオレの肩に顎をのせた小太郎が見ずともわかるほどに興味津々の瞳で声を弾ませて父に話しかけた。

 

「和真のオヤジさん!……ってことは明日奈さんの旦那さんかぁ……ふぎゃもごっ」

 

オレの家を殺人現場にする気かっ

 

咄嗟に小太郎の口を塞ぎ、既に客観的に見て笑顔になっているのか引きつっているのかも自己判断できない状態で固まっている唇をなんとか動かす。

 

「ははっ……」

 

ダメだ……乾いた笑いしか……と言うか既に口から言葉が出てこない……

 

とにかくこれ以上小太郎に声を出させてはダメだ、何かが終わる、と本能が告げ、唇を動かす事は諦めて持てる力の全てを使って奴の口を押さえることに専念していると、全身の強ばりを瞬く間に溶かす声が父の後ろから柔らかく耳に忍び込んでくる。

 

「そんな所で何してるの?」

「あふにゃはんっ」

 

一瞬緩んだ父の殺気が再び蘇る。

しかしこの時を逃すものか、とオレは小太郎の口を更に圧迫しながら自由になった手足で奴を身体ごとじりじりと二階へ続く階段に押しやった。しかし父の横からひょこり、と斜めに顔を出した母は不思議そうな顔で爆弾を投下してくれる。

 

「今日は小太郎君ひとり?、珍しいね。いつも定期考査の最終日はみんなで集まるからシフォンケーキを焼いておいたのに」

 

母の言葉を聞いて父が小さく「いつも?……みんな?」と呟くのと同時にどす黒さが増幅したオーラがオレを襲った。

 

「ほらっ、父さんの有休、今日までだろ。あまりうるさくしたらいけないと思って……」

「そんなの気にしなくていいのに」

「せっかくの有休なんだしさ。ゆっくりしてもらいたかったんだ。なのに小太郎はいくらダメだって言っても付いてきちゃって……」

 

母との会話に集中していたせいか知らずに緩んでいたオレの手を小太郎が両手でグイッとはがし、すかさず文句を訴えてくる。

 

「和真っ、その言い方だとオレは道ばたの段ボールに入ってた捨て犬みたいじゃないかっ」

 

その言い方がツボったのか母がコロコロと声を上げて笑えば、その笑顔を見て父の表情があからさまに穏やかなものへと変化した。

すると小太郎が「ああ、和真の目の雰囲気はオヤジさん似なんだな」と笑って言うとすぐに母が「そうなのっ」と賛同して嬉しそうに食いついてくる。

何やらオレと父との共通項で盛り上がり始めている二人を複雑な思いで傍観していると、母と会話が出来ることで小躍りする勢いの小太郎が余計なことを喋り始めた。

 

「和真のイケメン要素は明日奈さんのお陰だけじゃなかったんですね。オレ、最初お二人を見た時、和真のにーちゃんかと思ったくらいで……」

「えっ?」

 

母の顔が微かに強張る。

 

「オヤジさんだなんて全っ然見えないですよー」

「……それって……」

 

母の表情の変化にも気づかず言葉を続ける小太郎を止めようとした時には手遅れだった。

 

「格好いいし、若々しいし、二十代だって言っても通用するくらい……」

「二十代で十六の息子がいてたまるか」

 

小太郎の暴走を遮ったのは父の呟きだった……が、既に母の眉は思いっきりハの字に曲がっている。

 

「それって……和人くんが私より若く見えるって……こと?」

「あ……」

「あ……」

 

オレと同時に父からも事の深刻さを悟った困惑の一言がこぼれ落ちた。

 

踏んだ……踏んだな、小太郎……たった今、お前は触れてはならないボタンを躊躇いもなくスキップで踏んだ……

 

「私……お茶の用意してくる……」

 

母は力なくそう言うなりくるり、と身体を反転させてリビングの奥のキッチンへと足早に逃げ込んでいく。

それを慌てて追いかける父は素早く振り返りオレ達二人を睨み付けた。

 

「しばらくここは立入禁止だ、それと和真、そいつ二、三発殴っとけ」

「りょーかい」

「明日奈っ、ちょっと待てって」

 

今度は素直に了承の意を示して母の後を追う父を見送る。

多分、今頃はあの柔らかそうな唇を噛みしめて、はしばみ色の瞳に大粒の涙を湛えているに違いない。

そうなってしまった母の対応は父にしか出来ないので、オレはオレの役割に徹することにする。

 

とりあえず、不用意に父の見た目を褒めたこの口に制裁を加えてやろうか……

 

母の変貌を唖然とした面持ちで見ていた小太郎と対面してその口から頬にかけてを思いっきりつねあげた。

 

「いっ、いひゃいっ、いひゃいっ」

「母さんのダメージと今までのオレの心労を考えたらこれでも足りないくらいだけど、本当に二、三発、殴ろうか?」

「かっ、かずゅま、ごみぇん、なんらかよくわかんらいけど、ごみぇんなひゃいっ」

 

ちょっとだけ気がすんで手を離すと、少し変形したままの口元を両手で押さえた小太郎が涙声で理由を聞いてくる。

 

「なにっ?、なんでっ?、オレ、なんかした?」

「あのね、うちでは父さんが若く見えるって禁句なの」

「どーしてっ!?、明日奈さんはもちろん、オヤジさんだって二十代でもいけるぞっ」

「二人共若く見えるのはいいんだよ」

「……どーゆー意味だ?」

「だから、父さんだけを言うと、母さんより若いって言われてるみたいに感じるらしいんだ」

「だ、誰が?」

「母さんが」

「はぁ?……だって、オヤジさんとは今日初めて会ったんだから、その外見の印象を言っただけで、明日奈さんが若く見えるのなんて今更だろ。うちの学校の連中、みんな知ってるぞ」

「それでもだよ……母さん気にするから……事実、年上だし」

「いくつ?」

「ひとつ」

 

その数字に小太郎は呆れたように口をパッカリ開けたまま時を止めた。

 

「…………え?、たったひとつ?……それを気にしてんの?」

「そう」

「明日奈さんって…………可愛いな」

「あ、それも禁句」

「なんでっ!?」

「自分の妻がヤローに可愛いって言われると父さんの機嫌が悪くなる」

 

我が家の夫婦情報に小太郎はげんなり、とした表情に転じるとポソリ、と落とした。

 

「何か色々と言いたい気がするけど、言ったら殴られそうだからやめとく」

「そうだな、それが正解だと思う。それより部屋に行こう。お茶とケーキはしばらくおあずけになるから我慢しろよ」

 

リビングのドアを閉めて先に階段へ足をかけるとすぐ後ろから小太郎が「ケーキがぁ……」と小さく呟いている。

いつも定期考査の打ち上げと称して我が家に集結するメンバーの為に母が自慢の腕をふるった手作りお菓子を用意してくれるのだが、今日に限っては父が有休で在宅中の為、なんとかメンバー達を誤魔化して帰宅したお陰で、小太郎のケーキの取り分はかなりの量になるだろう。

それを告げて小太郎を慰めつつ、出来るだけ早めに母さんを復活させて下さい、の願いを心の中で父に送ったのだった。

 

 

 

 

 

肩を落とした和真達が二階の自室へと向かっている頃、リビングの奥ではポットに茶葉を入れる為、缶を手にした明日奈の肩を和人の手が後ろから支えていた。

 

「ほら、明日奈、機嫌なおせって」

「別に、不機嫌じゃないよ」

 

和人の片手が肩から離れて、そっと明日奈の右手を包む。

 

「だったらなんで、手、震えてるんだ?」

 

缶から茶葉をすくうメジャースプーンが小刻みに揺れ、サラサラと葉が滑り落ちていく。

 

「うぅっ……とにかくお茶をいれるんだから向こうに行ってて」

「和真は甘党だから紅茶がしょっぱいと飲まないだろ」

 

明日奈が掴んでいたスプーンから指をはずさせ和人の手で缶の中に戻すと、そのまま缶を調理台に置いてすかさず両腕で閉じ込めた。

 

「明日奈、こっち向いて」

「やっ」

「拗ねてないで、涙がこぼれ落ちるぞ」

「す、拗ねてないものっ」

「ったく、歳の話になると相変わらずだな」

 

そう言えば高校の時も屋上で似たような展開になった事を思いだした和人は昔も今もこんな明日奈に対する態度が一つしか浮かばない自分に苦笑する。

 

「相変わらずなのはオレも一緒か……」

 

和真達が自室のドアを閉めた時、ちょうどキッチンではリップ音の雨が降り始めた。




お読みいただき、有り難うございました。
昨夏に投稿しました『ハハ・ハ、ツヨシ?』で和人が有休を取ったらずっと家に
いる(明日奈にひっついてる?)から和真が友達を呼べない云々、のくだりが
あったので、それを元に書いてみました。
和人達が高校生の時、明日奈が年上なのを気にしてるのは同じく【二人】シリーズの
『歳の差編』をご参照ください(CM?……苦笑)
柴杜小太郎くん……めっちゃイメージは子犬ですっ。
では、また五日後に『みっつめの天賜物』(後編)でお会いしましょう!

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