Infinite Stratos “NEXT” ー無限の進化のその先へー   作:人類種の天敵

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ど、どーも……お久しぶりです……天敵です……(^^;;
大幅に時間空けました……はい。え。とですね。今回遅れた理由は、怪我をして入院したとか、パスワード忘れて書けなかったとかじゃなくて、はい。モチベが上がらなかった………です、ねf^_^;)
いやでも最近ですよ!?いろんな小説読んでてモチベが上がってきましたから!はい!これからは……このモチベを保っていこうと思います…はい


赤いIS 赤いネクスト

「お兄さーん!!お昼ご飯再開しましょう!!」

 

「ん?もう話が終わったのか?」

 

「ええ、お昼ご飯を再開しましょう」

 

白と一緒にご飯を食べていると、エイたちが戻ってきた

 

「お兄さん♪あーんして下さい!あーん」

 

エイが隣に座って、目を閉じながら口を開けた。これじゃまるで親鳥に餌をねだる雛だな

 

「うーむ、少し甘やかしすぎたかもなぁ」

 

「?お兄さんっ早く早くっ」

 

はいはい、と言ってエイの口に唐揚げをあげる

 

「ん〜〜〜〜♪」

 

「これ美味いだろ?フィーナが作ってきてくれたんだぜ?」

 

「うぐぐ……た、確かに美味しいです……」

 

「お、エイが悔しがってる」

 

はは、と笑いながらフィーナと目を合わせる

 

「……それで、フィーナ。なんでこの学園に来たのか、理由を聞いていいか?」

 

「ええ、いいわよ。私がここに来たのはね、亡国機業、彼らが私の誘拐を企ててるって話を聞いたからなの」

 

ミシ、知らず知らずに箸に力が籠る

 

「また、あいつらか………」

 

「懲りないわね……」

 

「それと………例の機関も私を攫って、父さんに何かさせようとしてるって……」

 

「ちっ……リリウム。機関の今の動きは?」

 

「はい、機関は今。ホワイトアフリカに戦力を送ってるようです」

 

「ホワイトアフリカ?なぜ、砂漠に戦力を送るのです?」

 

ミドリが首を傾げる

 

「はは!分かりきったことじゃないか」

 

「?証は、分かってるの?」

 

箸で唐揚げを掴んでひょいっと口に入れる

 

「俺たち企業への、宣戦布告さ」

 

声を低くして呟く

まずは1つ。断頭台へようこそ、ウェンズデイ機関?

 

「それで、分かってる情報は?」

 

「はい、機関側の赤いISが一機、白いISが二機との事です。今はホワイトアフリカへ送った企業のノーマル部隊と、マグリブ解放戦線のノーマル部隊、ネクスト アシュートミアが戦火を交えているようです」

 

「バルバロイは?」

 

「今はまだ調整中です……。バルバロイ、ではなく、アマジーグ様の」

 

「分かった……それじゃあ、話な終わりだ。来たぞ」

 

そう呟いた時、ガチャッと屋上の扉が開く

 

「やっと来たか、一夏っ」

 

「おう!もう腹がペコペコだぜ!」

 

「ははっ、そう言えばお前、弁当持ってきてたっけ」

 

言うと、一夏がゴソゴソと服の中を弄った後、風呂敷に包まれた物を取り出した

 

「………俺はそれ、絶対食わないからな」

 

「え、なんでだよ」

 

「私も」

 

「私もです」

 

「リリウムも口にしたくありません」

 

「いっそ溶かすのです?」

 

俺の拒絶を皮切りに、エイたちがこぞって織斑の弁当から離れた

 

「う……い、いいさ。俺1人で食うから……べ、別に寂しくなんかないんだからね!」

 

「………きも」

 

自然と口が開いていた。多分今までで1番の反射速度だったと思う

 

「…………」

 

一夏の顔がもろに泣きそうだった。俺はリリウムに目で合図した

 

「篠ノ之様はお弁当を持ってきていないようですね、リリウムたちは無理でしたが、幼なじみの貴女ならば織斑様のお弁当を食べられるのではないでしょうか?」

 

「なに……?」

 

篠ノ之は怪訝な顔をしたが、直ぐにニンマリとした顔を隠しきれずに一夏の弁当に目を向けていた

 

「う、うう……箒ぃ……俺と一緒に食べてくれるのか……?」

 

涙を流しながら箸でおかずを突く一夏

 

「あ、ああ……まったく、仕方のないやつだな!」

 

という篠ノ之だが、実は満更でもないようだ

 

「しかし……赤いIS……か」

 

俺の呟きは、誰に聞こえるわけでもなく、風の中へ消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

『ぐぅ!!弾幕薄いぞ!!なにやってる!?』

 

『そんなこと言ったって!!あのIS速すぎる!!』

 

ドドドダォン!!!

 

『俺たちゃ企業連だろぉ!!??泣き言言うんじゃねぇ!!』

 

『くそ!機関の糞ったれどもが!!!ぎゃあ!!!!』

 

ドガァァァァン!!

 

『マイクゥゥゥ!!!畜生!マイクがやられた!!』

 

『くそ!!ネクストはまだなのか!?』

 

『バルバロイはまだ無理だ!!』

 

ドガァァァァン ドガァァァァン

 

『そんなこと言ってられる場合かよ!?』

 

『ススは!?ススは出せないのか!?』

 

『ススじゃあ相手が悪すぎる!!』

 

『相手はたった一機だ!!ノーマル乗りの意地を見せろ!!』

 

ドガァァァァン ドガァァァァン

 

『機関の人形がぁ!!!舐めるなぁ!!!』

 

ドドドドドドドッッッ!!!

 

シュドドドドドドドッッッ!!!

 

ズダダダダダダダダダダダダタッッッ

 

『当たったか!?』

 

『着弾確認!………っ!?無傷だ!!敵ISの損傷は見られず!!』

 

『ば、化け物が!!』

 

『本部から通信が来た!!……やった!バルバロイが出るぞ!』

 

『了解!!バルバロイ到着まで持ち堪えろ!!』

 

シュドドドドドドドッッッ

 

ズダダダダダダダダダダダダタッッッ

 

『おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』

 

 

 

 

「戦闘区域内に到着、バルバロイ出撃準備を」

 

「分かった、バルバロイ出るぞ」

 

「アマジーグ、無理はするなよ……俺が言えたことじゃないが」

 

アマジーグと呼ばれた男が後ろを向くと、アマジーグを超える大柄の男が冷や汗をかきながらそう言った

 

「分かってる。だが、今のネクスト戦力は私とお前だけだ、スス。出し惜しみしてる場合じゃない」

 

褐色の肌に短く刈りそろえた短髪の男は、羽織っていたジャンパーを脱ぎ捨て、移動の足として使っていたトラックから飛び出す

 

「機関の人形が………バルバロイ!リンク」

 

呟いた男の体を覆い尽くすように緑色の粒子が迸り、男は次の瞬間には赤い装甲を纏っていた

 

「敵情報更新……敵は一機か……」

 

キュゥゥ……フォォォォォォォォォォォォォォォンッッッ!!!

 

赤い機体、バルバロイの背中から緑色の粒子が凝縮され、バルバロイは弾き出すように前へと飛んでいった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フォォォォォォォォォォォォォォォンッッッ

 

「こちらバルバロイだ、聞こえるか」

 

『バルバロイ!?来てくれたか!!ぐぁ!!』

 

「ちぃ!!」

 

戦闘区域に突入したバルバロイは相手の目をくらませるために背中の散布ミサイルを射出する

 

ドガァァァァン!!!

 

それらは全て敵に直撃………せずに砂だらけの地面へ爆発する

 

「今だ!撤退しろ」

 

『ぐ、了解した……ノーマル部隊、撤退だ』

 

砂嵐と爆煙によって、元から視界の悪かった砂漠は、常人の目ではなにも見えない状態となった

 

(しかし、ノーマルにはコンピュータで、予測可能のCGグラフィックマップが付いている。彼らならそれを元に戦闘区域から退却することなら容易だろう……今はこいつだ……さて、何分持つか……)

 

バルバロイのモノアイが光る。敵のISは赤く、背中にはグレネードキャノンを背負ってるようだ。そして、1番の特徴として、⑨と描かれたエンブレムが見える

 

「まずは後ろを取るッ!」

 

ドヒャアッドヒャアッ!!

 

ISのハイパーセンサーを基盤に、それぞれの企業連の変態技術をつぎ込んだレーダーによって敵の大まかな位置は分かっている。ネクスト本来の性能を使えばこの砂嵐も、爆炎も透過して見えるのだが、今の自分にそれは厳しい……それに

 

(大まかな位置さえ分かれば何処にいるかは分かる)

 

ズダダダダダダダダダダダダタッッッ

 

ズガンッッッズガンッッッ

 

敵のいるであろう場所へ両手に持ったアサルトライフルとショットガンを放つ。天候の有無に対し、マップによって大まかな敵の位置を脳内補完によって割り出し、そこへ攻撃を加える。実践を生き抜いた歴戦の戦士でなければ到底無理な芸当。それをアマジーグが扱えるのは、一重に

 

(ネクスト……いい機体だ……負荷を除けばノーマルよりも、そしてISを遥かに凌ぐ性能だな)

 

アマジーグが元ノーマルAC乗りだったからである。そもそも最初からノーマルACなどをアマジーグ達が所属するホワイトアフリカ・マグリブ解放戦線に支援していたのは、企業連のGAやアルゼブラであった。支援といっても、元はGAとアルゼブラの単なる小競り合いだったが………ISの登場。台頭するIS企業。増長する女権団。etcの理由により企業連全てが団結。ホワイトアフリカへ勢力を拡大しようとする女権団や暗躍する機関に対抗すべく、最新鋭のネクスト二機を配備されたマグリブ解放戦線は、ノーマル乗りのパイロット中で、部隊No. 1の実力を持ち、AMS適正を持つ男。アマジーグをバルバロイのリンクスとした

 

シュパパパパパパパパッッッ

 

(パルスか……!)

 

バルバロイの射撃からこちらの位置を割り出した赤いISが、パルスライフルを速射する

 

「中々腕の立つ人形だ……だが!」

 

パルスをブーストで回避し、散布ミサイルを射出。散布ミサイルの下を潜る様に赤いISへ迫るバルバロイ

 

「初の実戦にしてはよく馴染む…」

 

自身の思考を少しのロスもなく瞬時にトレースするネクストの動きに、アマジーグは思わず笑みを零す

 

ドガァァァァン!!!

 

散布ミサイルの数発が爆発し、周りのミサイルも誘爆を起こす

 

「はぁぁぁぁ!!!」

 

ズダダダダダダダダダダダダタッッッ

 

ズガンッッッズガンッッッズガン!!!!

 

蹌踉めくISへ、アサルトライフルとショットガンを放つ。火力はあまり高いとは言えないが、アマジーグのAMS適正では、一撃で敵を粉砕する火力よりも、こちらのダメージをゼロに抑えるヒットアンドアウェイの機動力の方が大切なのだ

 

「……これでッ!!」

 

敵ISに肉薄し、火力を集中させようとした時

 

カァオッ!!!

 

「っ!!新手か!」

 

遠目で見てもわかる大出力のプラズマがバルバロイめがけて飛んできた

 

「ぐぅ!!」

 

ドヒャアッドヒャアッ

 

ISへの肉薄を諦め距離を取る。敵は

 

「白いIS……機関の人形か?」

 

ユニコーンのような一本角、盾、もしくはレーザーブレードのような腕部武器。もう片方はレーザーライフルだろう

 

『ーーー撤退するぞーーーおまーー話ー聞いーーないーーーーーーーー』

 

ノイズ混じりの声をスピーカーが発する

 

『ーーーーいいか?ーーー俺は面倒が嫌いなんだーー!!』

 

鬱陶しそうに吐き捨てた白いISと赤いISは、さっさと戦闘区域から撤退しようとする

 

「逃げ足の速い……」

 

カシャ……カシャ

 

追撃は難しいと感じたアマジーグは、冷静に赤いISと白いISの写真を撮る。武器や特徴を保存し、大まかな性能などを把握しておくのだ

 

「………IS……か」

 

ぽつりと呟く

 

「その力で、貴様は何を守る……?」

 

砂漠の向こうへ消えた赤と白へ、問いかけた声は、誰に聞こえるわけでもなく、砂嵐の中へ消えた

 




と、いうわけで⑨Vs砂漠の狼でした。いやー、⑨誰でしょうね?それと最後の面倒が嫌いな人……誰なんでしょ?いやー!分からん!!
今回の戦闘でアマジーグが壊れ精神じゃないのは、単にコジマ粒子をあまり使ってなかったからです。つまり本気じゃなry
粒子密度を高めていくたびに壊れます。最後は消えろ消えろ消えろですね
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